エピソード1(脚本)
〇女の子の一人部屋
「ほかの人と入れ替わりたいですか?」
こなみ「え?だれ?」
「入れ替わりたいですか?」
こなみ「そんなこと急に言われてもね、、、」
こなみは見えない相手に話しかけた。
「入れ替わりたいですか?」
ひたすら入れ替わりたいですかと、言う透明人間?
こなみ「う~~~~~~~~~~~~~~ん」
お母さん「こなみ朝から何話してるの?」
こなみ「え?あ、なんでもないなんでもない」
お母さん「2回も言わなくても、、、」
こなみ「まって今日って学校?」
お母さん「今日は土曜日よ。大丈夫?」
こなみ「う、うん」
「入れ替わりたいですか?」
こなみ「お母さん入れ替わりたいですか、って言ってる?」
お母さん「何言ってるのよ」
「10秒以内にこたえてください」
「9」
こなみ「ちょっと待ってよ」
「8」
「7」
「6」
こなみ「やばっ!えっとえーと」
「5」
「4」
「3」
「2」
こなみ「とにかく何でもいいや。入れ替わりたい!!」
「分かりました。ありがとうございます」
視界が急に真っ暗になった。
お母さん「こ、こなみ!」
お母さんがなんか言っていたけど、何も分からなかった。
〇電脳空間
こなみは目を覚ました。
こなみ「こ、ここはどこ?」
??「お前が誰かと入れ替わりたいといったんだよな」
こなみ「ふぁうdぁいこs?」
??「お前日本人か?」
こなみ「もう!失礼な人ね。あなた誰なのよ」
??「俺は、名前も言わないしここがどこかも言わない」
こなみ「、、、分かったわよ。あなた男なの?」
??「それもいわない」
こなみ「、、、」
??「誰と入れ替わりたいか?」
こなみ「そんなこと聞かれてもね」
??「まあいい。もうすぐ入れ替わりたい奴が来るはずだ」
たいが「っ!なんだよここ?」
??「お前が入れ替わりたい奴だな」
たいが「まあそうだけど」
??「よし。お前ら入れ替われ」
「どうやって?」
こなみ「私男の子と入れ替わるの?」
たいが「俺女と入れ替わんの?」
??「ああ」
たいが「お前名前は?」
こなみ「私こなみ」
たいが「ちなみに俺はたいが。知らんけどよろな」
こなみ「うん。よろしく」
??「これをつけろ」
こなみ「つけたわ」
たいが「同じく」
たいが「うわっ」
たいががいなくなった。
こなみ「きゃっ」
これからどうなる!?
常々心のどこかで違う自分になりたいと思っている人めがけて、こんな粋な計らいを仕掛けてくれたのでしょうか?
入れ替わりがその後の2人の生活に功を奏していくことを願います!
宇宙人の実験なのか異世界に引きずり込まれたのか、はたまた…。読者の想像力を刺激する展開ですね。面識のないこなみとたいがの関係性もこれからどうなっていくのか興味があります。