略奪トランス(脚本)
〇屋敷の大広間
アイリ サキ「集まってくれてありがと」
マリア・オーシャンハート 「今あたしが信用できるやつ以外連れてきてないっす」
リナ・ラミレス「私達はみんな助けられているからね。 最初から信用するに決まってるだろ?」
ステラ・アンダーソン「あぁ・・・私も 間一髪を助けられた。本当に感謝しかない。助力しよう」
マリア・オーシャンハート 「あたしもっすよ」
アイリ サキ「うん・・・話す前にっと」
マリア・オーシャンハート 「何をしたんすか?」
アイリ サキ「話を聞かれないように結界はっただけ」
アイリ サキ(勿論嘘だけど)
マリア・オーシャンハート 「なるほどっす!! 聞かれないようにするためっすね!!」
アイリ サキ「まぁそんなところね。 話したい内容だけど・・・ 私は女神に頼まれてこの世界にやってきたってこと」
アイリ サキ「そのほかに、元のナナ・フェアリーズを探す必要があるということと、あの中身は全く持って違う人物だということを理解してほしい」
「なんですって!?(まじっすか!?)」
リナ・ラミレス「中身が違うってどういうことよ!」
アイリ サキ「そのままの意味よ。 どうも女神がいうには、元は私みたいに少しだけ姿をいじった状態でこちらに送る予定だったみたいなの」
アイリ サキ「けれどもそこでバグが生じたのよ。 いつの間にかナナ・フェアリーズの中に入っており、今の状態になったらしいわ」
アイリ サキ「彼女の狙いは、まだはっきりとしていない。けれども自分のためだけの世界にしようとしているのは確かよ」
アイリ サキ(ただわからないのは、どうしてそんなに焦ってまで私たちを消そうとするのかだけれども)
マリア・オーシャンハート 「つまりっすよ? 自分の世界作る為だけに、あたしたちは邪魔ってことっすか?」
アイリ サキ「そうだとおもう。 でも本当の目的がまだわからない以上。簡単に断言はできないわ」
エクリプスウルフ「これはなんだ? あいつのにおいもするが・・・」
マリア・オーシャンハート 「あやつって誰っすか?」
エクリプスウルフ「お前たちでいうところの女神というやつだな」
マリア・オーシャンハート 「なるほどっす」
アイリ サキ「話をつづけるわね。 これは転送装置よ。 あの女と私が元の世界に戻れるようにするためだけにくれたのよ」
エクリプスウルフ「あやつめ・・・ そこまで気にしておったのか」
アイリ サキ「何ならここに呼びましょうか?」
マリア・オーシャンハート 「え・・いやそこまではしなくても・・・」
アイリ サキ「あらそう、ならいいわ。 ともかく私が持っている情報はこれぐらいね」
レオナルド・ストライダー「これから俺たちがしなくちゃいけないのは・・・」
アイリ サキ「まぁ、とりあえず、ある程度これからの話をするわね。 ・・・」
〇屋敷の大広間
???「・・・」
〇寂れた村
???「・・・」
???「それ・・・ 持ってどこに行くんだい? あぁ・・・昼間の話を聞いたから持っていくのか。あの女の所に」
???「!?」
アイリ サキ「なぁ・・・そうだろ? ルーカスさんよ」
ルーカス・アクアマリン「どうして僕だと?」
アイリ サキ「だってあんたしか聞いていないだろ?あの部屋でわざわざ天井から聞いてたぐらいだし」
ルーカス・アクアマリン「・・・そうか だが、これは渡すわけにはいかないのでな!!!」
「追えるのならば追ってくるがいい!!!」
レオナルド・ストライダー「今の音は何の音だ!!!」
マリア・オーシャンハート 「部屋に行ったら、転送装置がなくなってたっす!! それにルーカスもっす!!」
アイリ サキ「あぁ・・さっき逃げたからね」
レオナルド・ストライダー「何だって!? すぐに追わなくては!!」
マリア・オーシャンハート 「みんなをおこしてくるっす!!!」
アイリ サキ「その必要はないよ。 追う必要は」