推しのために世界を救います

種明かしアンレスト(脚本)

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〇寂れた村
アイリ サキ「ほんとうにあんたたちって騒がしいわね・・・」
マリア・オーシャンハート 「当たり前っす!!!! 何で黙っていたんすか!!!!」
ステラ・アンダーソン「しかも私たちに黙ってまでいたとはな・・・!!!」
アイリ サキ「はぁ・・・・」
アイリ サキ(信用するわけないじゃない・・・ 信用したらいけないんだから・・・)
マリア・オーシャンハート 「ちゃんと説明するっす!!! 出ないと首ちょんぱしてやるっすからね!」
アイリ サキ「説明するからそう怒らないの。 しわ増えるわよ~」

〇屋敷の大広間
アイリ サキ「だから、偽物用意してわざともっていかせるようなことをしたのよ」
エクリプスウルフ「どうしてそれを盗むということを知っていたんだ?」
ミラ・ラミレス「たしかに・・・あの時聞かれないように結界はったのよね?」
アイリ サキ「だって、あれ聞かれないための結界じゃないもの。 どこで聞いているかの探っただけよ」
エクリプスウルフ「お主・・・」
アイリ サキ「敵を欺くには味方から。 虎穴に入らずんば虎子を得ず。 っていうでしょ?? それと同じよ。あいつらが来た目的もわかったしね」
リナ・ラミレス「目的・・・? どういうこと?」
アイリ サキ「簡単よ。女神が用意した転送装置を奪ってあの女に渡すことってこと。 あの女、おそらく魔王とでも手を組んでるんじゃない?」
「!?」
「!?」
アイリ サキ「いや・・・驚くこともないでしょう。 ここまでの行動とか起こったこと考えてみたらわかるでしょ・・・」
ステラ・アンダーソン「だとしてもだ!!! どうして魔王などと手を組んで・・・!!」
マリア・オーシャンハート 「そ・・・そうっすよ!!! その前に魔王は滅んでるはずっす!!」
アイリ サキ「あんたたちが倒した魔王の息子・・・ あれは生きてるでしょ?」
「あ・・・」
アイリ サキ「それが復讐のために奔走してる中、同じようにこの世界を手に入れたいあの女が近づいたら?」
アイリ サキ「それこそ手を組むでしょうね。 女神を殺すために・・・唯一魔王ではなく、一人の男としてみてるナナのためにするでしょうね」
マリア・オーシャンハート 「で、でも団長・・・いやあの屑はそんなことする人じゃなかったはずっすよ!! むしろ魔王のことなんて・・・」
アイリ サキ「それこそわかるでしょ? 女一人のために男共は手を組むことだってできるってことよ。 だから、こういうことしてるじゃない」
エクリプスウルフ「そうか!! だからわれらを封印か討伐をしようとしたのだな!!!」
マリア・オーシャンハート 「どいうことっすか? わんちゃんさん」
エクリプスウルフ「わんちゃんではない!!!! 我らは互いの住処を守るのもあるが、魔王の封印の力の源でもある。現魔王は、全力ではない」
エクリプスウルフ「恐らく我の力で封印していた能力は解かれているだろう。 女神の方も解かれているのだろう。だから奴は復活している」
エクリプスウルフ「他のやつらに関してはわからなぬが、これから行けばまだ間に合う可能性もある」
アイリ サキ「でしょうね。 じゃあいきますか。 ここにいたらなにもできないし」
アイリ サキ「あんたたちはここにいなさいよ。 力つけてもらいたいから」
マリア・オーシャンハート 「わかったっす!!! 私がビシバシ鍛えるっすよ!!!」
エクリプスウルフ「我もここに残ろう・・」
アイリ サキ「わんちゃぁ~ん? 君は私と一緒にいくんだよぉ~???」
エクリプスウルフ「くぅ~ん・・・・」

〇闇の要塞
ルーカス・アクアマリン「っ・・・やっと・・・ついた・・・」

〇魔王城の部屋
アザゼル・ブラックハート 「ナナ・・・どうした?」
ナナ・フェアリーズ「あ・・・ううん・・・ なんでもないわ・・・」
アザゼル・ブラックハート 「安心しろ。 君の考えなら全部うまくいく」
ルーカス・アクアマリン「ナナ。今帰った。 君が言っていた通りだった。 あの女が女神からもらったといっていたものを持ってきた」
ナナ・フェアリーズ「ありが・・・ ねぇ・・・ちゃんと確認したの?」
ルーカス・アクアマリン「あぁ! しっかりと確認した!」
ナナ・フェアリーズ「はぁ・・・」
ルーカス・アクアマリン「な・・・ ナナ?」
ナナ・フェアリーズ「これは真っ赤な偽物よ!!! 確認なんてしてないじゃない!!! だから騙されてるんでしょ!!!」
ナナ・フェアリーズ「あぁ・・・魔王様私の仲間の不手際をお許しください。 わたしがしっかりといわなかったのが悪いわ・・・」
ルーカス・アクアマリン「なっ!!! ナナが言ったじゃないか!!偽物は作れないから持っているものを盗んでくればいいって!!」
アザゼル・ブラックハート 「黙れ人間!! ナナ・・・今からすることを許せ。 この男は生かしておくわけにはいかん」
ナナ・フェアリーズ「そう・・・ですか。 わかりました」
ルーカス・アクアマリン「なっ!! 貴様!!!」
ナナ・フェアリーズ「私のせいでこんな・・・あぁ・・・ かわいそうな人」
アザゼル・ブラックハート 「気にをするな。 お前が悪いわけではないからな・・・ ナナ・・・」
ナナ・フェアリーズ「まぁ・・・!! ありがとうございます!!」
アザゼル・ブラックハート 「また敬語を使いおって・・・ 敬語を使うなといったであろう・・・」
ナナ・フェアリーズ「そうね・・ ありがとう」
ナナ・フェアリーズ(あの女・・・侮れないわね。 他のやつらも使ってなんとかしないと・・・ 邪魔させるものですか・・・)

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