なんでもないヒ

紅茶はアールグレイ

続(脚本)

なんでもないヒ

紅茶はアールグレイ

今すぐ読む

なんでもないヒ
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇教室
  ──なんでもないヒ①
  
  人知れず──  
  みんなの平和のため──
アカイ「レッドで──す」
アオイ「ブルーです」
モモイ「ピンク・・・ですわ」
  どうも──
  みんなの♪ 
  学園戦隊ガクエンダ─5で──す
  イエイ!!(決めポーズ☆)
通りすがりの男子「え────────────── (学園戦隊で芸人でアイドル風?)」
通りすがりの男子「つ────────────────── (ガクエンジャー5の5って要らなくないか?!人数足りてないしな)」
通りすがりの男子「と────────────── (ツッコミどころあるけど・・)」
通りすがりの男子「・・・・・・・・・・・・ (ただの通りすがりの男子だしな これは見なかった事に それに)」
通りすがりの男子「☆楽しそうだし 今日も平和だわ」
  続

〇高い屋上
  なんでもないヒ②
   ──ガクエンジャー5のヒミツって?
ジャージの子「なあなあ 学園戦隊ガクエンジャー5知ってるか?」
友人A「ああアレだろ?学園の七不思議のひとつ 人知れず学園の平和を守る選ばれた5人組ってやつ!」
ジャージの子「何それ!カッコイイ── 選ばれた5人って誰か知ってる? つうか 誰が選ぶんだ?」
友人A「人知れずなんだから── 分かる訳無いじゃん──! 七不思議だから 存在自体怪しいけどな」
ジャージの子「へ──でもガクエンジャー5って 意外に知られているみたいだよ オレは知らなかったけどさ 他の子達が騒いでた──」
友人A「やっぱレッドだな リ─ダ─だし1番偉いんだぜ」
ジャージの子「いきなり団子かよ! キミはどっちかって言うとイエロ─だな オレンジでもいいかもな!? カレー好きだし」
友人A「そりゃカレー好きだけどよ!?  なんでカレー?」
ジャージの子「オレはブラックがいいなあ 冷静で影のある男」
友人A「いやいや ブルーかグリーンとかだろう? ・・・ピンクもいいな」
ジャージの子「えっ──グリーンっていたっけ? まあ・・・ブルーは良いとして ピンクは可愛すぎたろ」
友人A「冗談だって── オレがレッドで お前はブラックな! 選ばれなくても 自力でメンバーなって しまおう」
ジャージの子「いいねぇ── 新しい戦隊作ちゃう?」
友人A「それ面白いな── あいつら 誘ってみるか」
  キンコ──ン カンコ──ン♫
ジャージの子「チャイムだ── やばっ 移動教室じゃん」
友人A「急げ── 夕日に向かって走れ──」
ジャージの子「まだ昼間だから! でも・・・なんかいいな!ソレ かっこいい ──置いていくなって!!!!!! レッド─── !」
  続

〇学校の廊下
  なんでもないヒ④
  ──見えない敵とは
「ヒ─ロ─って何と戦ってるんだろ?」
「何の話?マンガとかの話?」
「七不思議の学園戦隊」
  あ──それな────
「まあ── 悪の秘密結社・・・ 謎の宇宙人   謎の異星人とか──?」
「すでに・・・ 宇宙人 異星人いうだけで  謎の存在だな」
「過去とか未来からの侵略者 謎の地底人 謎の異世界人」
「悪の秘密結社か! カッコイイなあ──!」

〇屋上の入口
  なんでもないヒ③
  ──ある意味・・重労働よね
「あのさ アイドルって─ 割の合わない仕事だと思うの──」
「どうした?いきなり── 確かに アイドルは大変な仕事だね?  外キラキラ内ドロドロ」
「そうそう仕事内容が色々ハ─ドのわりに実り少ないし 賞味期限あるから・長くはやれないだろうし プライベートほぼないし」
「あと・・歌とかダンスは多少ヘタぴ─でもなんとかなるけど かわいい子か美人さんじゃないとアイドルは厳しい!!」
  激しく同意──!!
「まあ・・・仕事だと考えない方がいいかもね  ──その前にアイドルとしてデビューして 売れないとね」
「ハハッ 確かに──」
「その点 男性アイドルはまだいいよ (特に女性ファン) 長く推してくれるんだもん 長い人は長いよぉ (個人的意見)」
「わかるわ ソレ!  女性アイドルの一部男性ファンの回転率 ヤバイよ!?(回転寿司くらい?個人的意見)」
「そうなの!!飽きるの早いのね・・・ キャピキャピぴちぴちして新鮮の方が 美味しいのはわかるけどさ──」
「市場の魚かよ!美味いかもだけど」

このエピソードを読むには
会員登録/ログインが必要です!
会員登録する(無料)

すでに登録済みの方はログイン

成分キーワード

ページTOPへ