本編『かみさまのいたずら』(脚本)
〇宇宙空間
夜空はるく「ここ・・・どこ・・・?」
「お!やっと目覚めたか!夜空はるく!」
夜空はるく「だれだ!」
かみさま「下界で言う・・・神かな!」
かみさま「まあ、お前さんを召喚したのには 訳があってだな・・・ 説明はめんどくさいから省くが!」
夜空はるく「いや省くなよ!」
かみさま「まあとりあえず、 異世界転生なるものをさせるから!」
夜空はるく(話が一向に追い付けん・・・)
かみさま「そうだ!忘れてた! お前さんが異世界転生したら 名前も『夜空はるく』じゃなくなるし 姿も変わるからびっくりしないでね♪」
夜空はるく(びっくりしないわけ無いだろ・・・)
かみさま「まぁまぁとりあえず! ここで待ってて!」
かみさま「ごにょごにょ・・・・・・・・・」
かみさま「よし!そんじゃ! 異世界ライフ楽しんでってね! いってらっしゃい♪」
夜空はるく「おい!ちょっと! こころのじゅんびが!」
かみさま「夜空はるく・・・ 私を楽しませてくれよ・・・! ふふふ・・・」
〇廃列車
夜鬼「んー・・・うーん?」
夜鬼「ここは・・・?」
夜鬼「そうか!転生したんだ!」
夜鬼「・・・たしかあの神様とか言うやつが 『見た目と名前が変わってる』 とか言ってたな・・・」
夜鬼「人が沢山いるところに行って 鏡を借りた方が・・・」
夜鬼「お!電車がある! これの窓をうまく反射させて・・・ 鏡の代わりに・・・」
夜鬼「うがー!!! 夜だからかうまく反射しなくて 髪の毛が黒と白ってことしかわかんない!!!」
夜鬼「まったくあの神とか言うやつめ・・・! 紛らわしいことしやがって・・・!」
夜鬼「とりあえず人が沢山いるところに行こう!」
〇けもの道
夜鬼「かなり歩いたな・・・ そろそろあってもいいのでは・・・?」
夜鬼「俺がさっき転生してきた場所には 明らかに電車があった! だから近くにあると思ったんだけど・・・」
夜鬼「あともうちょっとだけ頑張るか・・・」
〇山間の集落
夜鬼「ぜえ・・・ぜえ・・・疲れた・・・ ・・・ん?あれ?」
夜鬼「あれってもしかして・・・」
夜鬼「村だあああ!やったあああ!」
夜鬼「早速行こう!」
〇寂れた村
夜鬼「すっかり日が暮れちまったな・・・」
夜鬼「『道に迷ったので泊めてください』 って言えば泊めてくれるよね・・・? 迷ってはないけど!」
夜鬼「まあ・・・やってみなきゃわかんないか! あのお宅におじゃましよう!」
「すいませーん!! 道に迷ったので泊めてくださーい!!」
「・・・いいんですか!? ありがとうございます! では、おじゃましまーす!」
〇広い玄関(絵画無し)
夜鬼「ふぅー・・・ 改めて本当にありがとうございます! お姉さん!」
ヒスイ「いえいえ! 迷子になってしまって さぞかし大変だったでしょう?」
ヒスイ「それに、客をまかなうのは当たり前です☆」
夜鬼「ありがたいっす!」
クジラ「!? 姉ちゃん!( ´⊙ω⊙`) こいつ・・・だれ!(*`Д´*)」
ヒスイ「迷子になっちゃった人だよー 名前はしらないけど」
クジラ「お前・・・名前なに・・・(-ω- ?)」
夜鬼「実は・・・名前しらなくて・・・」
クジラ「んー・・・ರ_ರ じゃあねー・・・ರ_ರ」
クジラ「『夜鬼』とか!( ╹▽╹ )」
クジラ「どうかな・・・(-ω- ?)」
ヒスイ「いいね!それ!」
クジラ「でっしょー!( ◜‿◝ )」
夜鬼「とりあえず・・・ お手洗い借りてもいいですか・・・?」
ヒスイ「どうぞー!」
ヒスイ「僕たちもお茶の準備するか!」
クジラ「いえっさー!(。•̀ᴗ-)✧」
〇白いバスルーム
注意喚起くん「ここでちゅーいかんきですにゃー」
注意喚起くん「ここから先ヒスイが 夜鬼にタメ口になる所があったり 夜鬼がみんなにタメ口になるけど」
注意喚起くん「作者がめんどくさくにゃっただけだから 全然気にしにゃいで大丈夫だにゃー」
注意喚起くん「またにゃー/ᐠ。ꞈ。ᐟ\∩」
夜鬼「ふぅー・・・すっきりしたー!」
夜鬼(今黒くて小さい・・・ 猫みたいな影が見えたが・・・ 気のせいか?)
夜鬼「・・・まあいいか! っていうかここに鏡あんじゃん! これで俺の姿が見える!」
夜鬼「俺ってどんな姿なんだろうn・・・」
夜鬼「・・・か、かっこよすぎでしょ!?!?」
ヒスイ「どうかされましたか?」
夜鬼「い、いや、なんでもないっすよ! あ、ありがとうございます!」
ヒスイ「嘘、ついてますよね?」
夜鬼「そ、そんなわけないじゃないっすか―!」
ヒスイ「せめて僕には 正直に話してほしいです・・・」
夜鬼「・・・わかりました。 ここに来るまで全部話します・・・」
夜鬼は実は転生していた事、
そして転生してからの事を
ありのまま話した。
夜鬼「ってなかんじかなあ・・・」
ヒスイ「なかなか面白い話だった! ちなみにこの事は 他の人に話した方がいい感じ?」
夜鬼「話したかったら話しても構わないよ!」
ヒスイ「把握!」
「姉ちゃん!( ರ Д ರ ) まだか!( ರ╭╮ರ )」
ヒスイ「ごめん!もどる!じゃあまたあとで!」
夜鬼「ま、まって!」
〇古めかしい和室
クジラ「・・・まだかな(ರ_ರ)」
「ごめん!おまたせ!」
クジラ「姉ちゃん達おそーい!(´ . .̫ . `)」
ヒスイ「クジラが大好きな ホエールクッキーあげるから許して!」
クジラ「もちろんゆるすー!( 〃 ´ ω ` 〃)」
(た、たすかったー・・・)
クジラ「もうお茶冷めちゃったけど どうするー夜鬼ー(-ω- ?)」
夜鬼「とりあえず自己紹介だけして寝る?」
クジラ「そうしよー! o(`^´*)」
クジラ「最初は僕から( ╹▽╹ ) 僕は『クジラ』っていう! (꒪꒳꒪)ヨロシクー」
ヒスイ「次は僕かな! 好きな色は翡翠色!『ヒスイ』だよー! よろしくねー!」
クジラ「ってな感じで・・・ こんな2人だけど、改めてよろしくー!」
夜鬼「よろしくおねがいしまーす!」
ヒスイ「じゃあ僕部屋に連れていくから クジラはお片付けしといてねー!」
クジラ「らじゃー!」
ヒスイ「こっちだよ!ついてきて!」
クジラ(♪〜〜)
〇部屋のベッド
ヒスイ「ここが夜鬼の部屋(仮)だよー」
夜鬼「なかなかいい部屋だな!」
ヒスイ「えー?兄さんの部屋なのにー? ちなみに夜鬼にそっくりだったんだよ!」
夜鬼「? そ、そうなのか! まあありがたく使わせていただくよ!」
ヒスイ「じゃあ僕もそろそろ部屋にもどるね! おやすみなさい!」
ヒスイ「せめて夜鬼だけは 兄さんみたいにならないで・・・」
夜鬼「なにか言ってたような・・・ まあいっか!寝よ!」
夜鬼「( ˘ω˘)スヤァ」
〇部屋のベッド
翌日・・・
夜鬼「よくねたぜええええええええええ」
夜鬼「なっ!?──」
???「────よし!やっと憑依できた―! 体も・・・問題なく動くね!表情筋以外!」
???「・・・あ!これ視聴者に言っとくけど これ夜鬼に憑依したかみさまだからね!」
かみさま「あ!そうだ!いたずらしちゃお! ふっふっふー(^^)」
〇古めかしい和室
クジラ「モグモグ・・・うっまー!!!(^q^) やっぱりおやつは ホエールクッキーに限るね( ╹▽╹ )」
ヒスイ「ほんと好きねーホエールクッキー」
かみさま「おっ!2人共おはよう!」
クジラ「おーはよー!(。•̀ᴗ-)✧ あ!もうおやつの時間だからこんにちわか こんにちわー!(^^)」
(か、かわいい・・・!)
ヒスイ「・・・っていうか 夜鬼の顔全く動いてないけどどうしたの?」
かみさま「あ、ああ!表情筋が筋肉痛になっちゃって!!」
ヒスイ「そうなんだ・・・大丈夫?」
かみさま「大丈夫だよ!ありがとう!」
かみさま「ちょっと散歩してくるね!」
「いってらっしゃーい!\(・◡・)(・◡・)/」
〇山間の集落
かみさま「・・・」
かみさま「あっはっはっはっwwwww」
かみさま「あいつらwww 私の演技に引っかかってやんのwww」
かみさま「そしてこのまんま 夜鬼のしらない場所に行ったら・・・ ふふっ♪♪どうなっちゃうんだろうなあw」
〇けもの道
〇廃列車
かみさま「るんるんるーん♪ あとはこの洞窟のすっごい奥まで行けば─」
かみさま「うぐっ!や、やばい! 私の憑依が切れて──」
夜鬼「────うーん?」
夜鬼「・・・なんでここにいるんだ・・・?」
夜鬼「・・・・・・・・考え中・・・・・・・・」
夜鬼「・・・まあ少なくとも あの神とかいうやつのせいなんだろうな」
夜鬼「とりあえず村に帰るとしよう! あと走りたい気分だから走って帰ろー」
〇けもの道
夜鬼「うおおおおお!!! 猛ダッシュだあああああ!!!」
〇山間の集落
夜鬼「ぜえ・・・ぜえ・・・疲れた・・・ あともうちょっとだ・・・ ここからは歩いて行こ・・・」
〇寂れた村
夜鬼「でも何気に走るの楽しかったー! まさか俺がこんなに早く走れるとは 思わなかった―」
〇広い玄関(絵画無し)
夜鬼「ただいま―!」
ヒスイ「おかえりなさい!遅かったね― 『散歩してくる』って言ってから 3時間も経ってるよ!」
クジラ「あ!夜鬼だ!おかえり―!\(・◡・)/ って汗だくじゃん!どうしたの!? ´⊙ω⊙`」
夜鬼「ああこれはね~ 猛ダッシュで帰ってきたからだよ― っていうか散歩ってなに?」
ヒスイ「え?散歩は散歩だけど・・・?」
夜鬼「と、とりあえず今日の出来事話していくね ・朝起きた ・ベッドから降りた ・洞窟の近くにいた ・走って帰った ⬅今ここ」
「え?どゆこと?え?(? -ω-)(-ω- ?)」
夜鬼「まあまあ!2人は気にしないで! 俺部屋でゆっくりしてから行くから 2人は先にリビングいといて!」
「おっけー!(-ω・)(・ω-)」
かみさま「・・・つまんな・・・」
夜鬼「お、おい!」
夜鬼「・・・とりあえず部屋行こー」
〇部屋のベッド
夜鬼「あいつ・・・!」
夜鬼「やっとわかったぞ・・・! 俺を操ってたんだな・・・! 許せん・・・!」
夜鬼「絶対○してやる・・・!!!!!!!!!!」
かみさま「おいおい・・・ 『かみさま』である私に対して 何て事言うんだよ・・・」
かみさま「心がくっそいたいじゃんか・・・ こう見えて実は メンタルよわよわなんだよ・・・ っていうかなんで操ってたってわかんの?」
夜鬼「お前がやったことが悪いから 俺はあんな言葉を発したんだぞ!」
かみさま「・・・なんだよ! 正論言うんじゃねえよ! ぶちのめしてやる!」
夜鬼(理不尽!)
夜鬼「上等だ!」
〇宇宙空間
夜鬼「ここ・・・どこ・・・?」
かみさま「天界さ!」
かみさま「さあ!夜鬼!いや、夜空はるくよ! 私を倒してみろ!」
夜鬼「やってやんよ!」
かみさま「あ、でも夜鬼の見た目強そうだから 元の見た目に変えよ! ・・・ほいっと!」
夜空はるく「え?え?え?どうなってんの? なんで元に戻ったの?は?」
かみさま「そんなことはいいんだ!早く戦うぞ!」
夜空はるく「え、あ、や、やってやる!」
・エナジードリンク mp +50
・マジックサンダー mp -25
・七変化 mp ±0
夜空はるく「スキルでてきた! まずは無難に『マジックサンダー』 とかにしようかな!」
かみさま「──『ヒューマンクラッシュ』」
夜空はるく 人属性
hp 1/100 mp 100/100
アイテム『主人公のやる気』で
hpを 1 こらえた
夜空はるく「『マジックサンダー』!」
かみさま 神属性
hp 1000/1000 mp 950/1000
かみさまは回避した
夜空はるく(だめだ・・・負ける・・・ ん?『七変化』? まあ・・・気になるしやってみるか・・・)
夜空はるく「し、『七変化』!」
『夜空はるく』は『夜鬼』に変化した
ついでにhp,mpが回復した
かみさま「『ヒューマンクラッシュ』!」
夜鬼 鬼属性
hp 100/100 mp 100/100
夜鬼は鬼のため効果が無いようだ
夜鬼(ふ、ふう・・・ラッキー!)
・狼の牙 mp -15
・鋭い爪と角 mp -10
・七変化 mp ±0
夜鬼(『狼の牙』? とりあえずこれにしよう!)
夜鬼「・・・お、『狼の牙』!」
かみさま「か、かわいい♪」
かみさま「いたあい!」
かみさま 神属性
hp 975/1000 mp 900/1000
すごーい!かみさまのhpが減ったよ!
かみさま「『鬼殺』!」
夜鬼 鬼属性
hp 1/100 mp 95/100
アイテム『主人公のやる気』で
hpを 1 こらえた
夜鬼(はやく・・・! 『七変化』しなきゃ・・・!)
夜鬼「し、し、『七変化』!」
『夜鬼』は『ヒスイ』に変化した
ついでにhpとmpが回復した
かみさま「『ヒューマンクラッシュ』!」
ヒスイ 神属性
hp 250/250 mp 250/250
ヒスイは神のため効果が無いようだ
ヒスイ「え!?ヒスイ神様なの!?」
「まあ、神様ほどではないけど・・・」
ヒスイ「『天使』っていうポジションではあるね!」
ヒスイ「あ、これじゃ読者がどっちが夜鬼なのか 見分けつかないじゃん! じゃあこうしちゃえ!」
ヒスイ「これで読者にもわかりやすいね!」
かみさま「かなりメタいね・・・」
ヒスイ「とりあえず夜鬼の部屋来て!」
夜鬼「合点承知!」
かみさま「・・・これついてってもいいやつ?」
〇部屋のベッド
ヒスイ「夜鬼来れたー?来れたねー あ!かみさまは来なくてよかったのにー!」
かみさま「そんなの言われなきゃ分かんない・・・ どっかいけばいいでしょ?どっかいけば!」
ヒスイ「とりあえず大事な話するねー まず私が天使って事は承知だよねー・・・」
ヒスイ「実はクジラの前世は 鯨じゃないってこともいいしー うーん・・・・・・ クジラも兄さんも天使ってこと! しょうもなかった?」
夜鬼「しょうもなくなんかないさー! そうだ、気になってたんだけど、 『兄さん』ってどんな人?」
ヒスイ「・・・兄さんの見た目は夜鬼と全く一緒。 夜鬼は気さくで優しいけど、兄さんは むかついたら平気で〇すと思う。」
ヒスイ「それぐらい悪いやつってこと。 そしてすっごい偉い男の神様が 兄さんを人間界に追放した。まあ当然だね!」
ヒスイ「それから2、3年くらい経ったときに あのサイコパスな神様が現れた。 あいつと目があっただけで追放された。」
ヒスイ「クジラは目もあってないのに追放された。 まじで理不尽すぎるって思った! そのあと苔むしてるなにかに落ちた。」
ヒスイ「その苔むしたなにかの中に、 痩せ細くなっている兄さんがいた。 助けてと媚びられたから 仕方なく一緒に旅に出ることにした。」
ヒスイ「そして森を通って村に行った。 その村にあった空き家に住んでいいか 村長に聞いて許可をもらって ここで一緒に暮らし始めた。」
ヒスイ「ギスギスしながらも まったり過ごしてたある日、 急に兄さんが散歩したいからと家を出た。」
ヒスイ「兄さんが気になって尾行していたら、 あの苔むしたなにかのそばで寝始めた。 本当に散歩だったんだと思い家に帰った。」
ヒスイ「でも、クジラと夕御飯を食べるときも 寝る時間になっても帰ってこないから、 あの苔むしたなにかにクジラと行った。」
ヒスイ「兄さんを引きずってでも家に帰らせようと 腕を握ったらなぜか冷たくなっていた。 タヒんでると確信した私は兄さんを放置した。」
ヒスイ「1週間くらいして夜鬼が来たから吃驚した ちなみに夜鬼の名前の由来は 兄さんの名前が『ナイト』で 見た目が鬼だかららしい」
夜鬼「名前の由来かあ・・・ よく考えてたってことがわかって嬉しい! それはともかく・・・ ヒスイ達は災難だったんだな・・・」
ヒスイ「そうなの!」
ヒスイ「とりあえず大事な話は終わり! こっちきて!」
〇古めかしい和室
クジラ(どきどき・・・o(^o^)o)
ヒスイ「こっちこっち!」
「夜鬼ー!この家に来てくれてありがとー! \(・◡・)/\(・◡・)/」
夜鬼「こ"ち"ら"こ"そ" あ"え"て"よ"か"っ"た"あ"あ"あ"!!!!!!!!!!」
クジラ「いえいえー!(*>ω<*) ちなみに食べ物は、 和食ってやつで揃えてるよ!(`・∀・´)」
夜鬼「和食は大好物だよー!ありがとー!」
ヒスイ「突然だけど、自信作食べて!」
夜鬼「鍋だー!大好物なんだよなー!」
夜鬼「いただきまーす! モグモグモグ う、うますぎるだろおおおおお!!!!!!!!!!」
夜鬼「もっとたべていいのか?」
ヒスイ「全部食べちゃっても大丈夫だよ!」
クジラ「ぼ、僕の自信作も食べてよー!(´ . .̫ . `)」
FIN.