切れたインク

小鳥ユウ

エピソード2(脚本)

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〇黒背景
「ていう感じなんですけど......」

〇ファミリーレストランの店内
担当編集「...... やっぱおもしろいっすね 先生の作品」
248(ニシ・エイト)「ハハハ。 ありがとうございます。 これで短編行けそうです?」
担当編集「主人公の名前は変えるとして......。 あとはだいたい問題ないっすね。 大丈夫っす」
担当編集「......ちょっとつかぬことを聞くんすけど ニシ先生、僕に恨みとかないっすよね?」
248(ニシ・エイト)「そんな......。 鈴木さんには新人からお世話になりっぱなしなのでそんな恨みなんてないですよ」
担当編集「よかったぁ」
248(ニシ・エイト)(今のところは)
担当編集「あ、すんません。 一個、ここのところ インク途切れてるみたいっすけど?」
248(ニシ・エイト)「?? あ、ほんとだ。夢中になってて気づきませんでした」
担当編集「インク貸してくださいっていってもさすがに職場じゃないんで持ち合わせないっすよ?」
248(ニシ・エイト)「大丈夫ですよ」

〇白
  インクは必要ないですよ。
  今のところは......

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