悠華(脚本)
〇島
〇島
萌歌「見て〜!果物ある!」
美々華「食べれるかなぁ」
悠華「野生の植物は口に入れたら危ないよ〜」
萌歌「あっ」
美々華「そうだよね!ごめん〜!」
悠華「・・・」
悠華(余計なこと言ったかな・・・ でも・・・)
悠華「・・・」
〇高層ビル群
社長「お前が我が社を継いでいく未来もある」
社長「上に立ち導ける人間になりなさい」
そう教育されてきたのに・・・
〇大学病院
歳の離れた弟が生まれた
〇華やかな寮
悠華「あのさ、人の悪口とかやめたほうがいいよ」
悠華「あと美穂、佐々木さんに変に厳しいよね〜。 もう少し柔らかく接したら?」
同級生「・・・」
同級生「・・・」
悠華「・・・」
陰口を言いたいだけ・・・
軽い意地悪をしたいだけ・・・
悠華(わかってるけど・・・)
悠華(聞いてるのがしんどい・・・ つい口を出しちゃう・・・)
〇高層ビル群
パパの知人も可愛がってくれていたのに
〇華やかな寮
弟が生まれてからの私は
ただの、「生意気な社長令嬢」に
成り下がった
〇島
悠華「・・・」
「・・・あの」
悠華「・・・盛り下がること言ってごめん・・・」
〇島
美々華「・・・あっ!」
美々華「もしかしてさっきの果物の?」
美々華「気にすること無い・・・ってか」
美々華「うちらそういうのわかんないし ありがたいよねー!」
萌歌「うん!」
悠華「・・・」
悠華「良かった・・・」
〇海辺
美々華「わわっ!なんか変な魚いる!」
〇海辺
萌歌「・・・あのね、 昨日萌歌のこと素直で可愛いって 言ってくれたでしょ」
萌歌「高校の時・・・いや今でもか 周りの人が萌歌のこと そう言ってくれてたけど」
萌歌「萌歌馬鹿だからさ、 あ、これは嫌味言われてるんだって 最近気づいた・・・」
悠華「あ、あの違っ・・・!!」
萌歌「・・・へへっ でも悠華ちゃん思ったこと口にでちゃう人 なんだなーって感じてきて」
萌歌「えへへ・・・ 普通に嬉しい・・・」
萌歌「あの時変な反応してごめんね!」
悠華「ううん・・・」
悠華「萌歌ちゃん・・・ ほんとに素直で可愛いよ・・・」
うわー、ステキな回ですね🥰 トラブルや障害とまではいえない些細なズレや軋轢、それを真剣に思い悩んでいる悠華さんの人柄が肌感覚で伝わってきます✨ 何気ない一言で思い悩む人もいれば、何気ない一言で救われる人もいる😇 今回もまた会庫さんの鋭敏な感性が見て取れますね😊
うわー、すごいステキな回!
このコンパクトなエピソードで、悠華さんの人柄や悩みなどが一気に伝わってきました。そしてこのラスト、可愛くてニヤニヤしてしまいました!