6人の女子の遭難記

会庫

桃夏。そして和田の??(脚本)

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〇海辺

〇小型船の上
桃夏「・・・」
茉莉花「おや桃夏くん」
茉莉花「泳ぎにゃ行かんのかい?」
桃夏「・・・ねーここ西日本側だよねぇ」

〇海
茉莉花「だろうね」
桃夏「熱海から伊豆諸島の島に行くはずが・・・」
桃夏「あのオーナーは何考えてんだろ・・・」

〇小型船の上
茉莉花「さてねぇ」
桃夏「あんたも掴めねーな・・・」

〇豪華なクルーザー
茉莉花「さてお嬢様、今のとこあんたも充分 怪しいけど」
茉莉花「君は何者かな?」

〇海

〇小型船の上
桃夏「記者だよ。 起業家の和田省吾のスキャンダルを 探しに来た」
桃夏「しっかし応募も免許証提示だけでガバガバ だとは思ったけど」
桃夏「こんなガチで妙なことに巻き込まれるとは」
茉莉花「はは・・・ お嬢様の演技は大変だったろう」
桃夏「もー二度と着物は着たく無い」

〇オフィスビル前の道

〇散らかった職員室
上司「起業家の和田省吾が船上パーティーねえ」
上司「一応張っときます? うまくすりゃ参加者で芸能人が釣れるかも」
「桃夏ー!お前たいしたこと出来ねーんだから」
「なんか成果上げてこいやー」
桃夏(政治の闇を暴きたくて入ったこの仕事・・・)
桃夏(与えられる仕事は 重箱の隅をつつくような真似ばかり・・・)
  パワハラと女性軽視が当たり前の毎日
上司「金持ちのパーティーに参加するだけの仕事 なんて羨ましい限りだよ」
上司「楽な仕事だよなぁ」
桃夏(てめーらが勝手に指名したんだろよ)
(この仕事終わったら・・・ 辞めよっかなぁ・・・)

〇小型船の上
エリカさん「あら、こんな所に」
エリカさん「お飲み物でもいかかですか?」
「・・・」

〇クルーザーのデッキ
咲花「可愛い!」
桃夏「・・・ ねーエリカさんは本当に何も知らないの?」

〇クルーザーのデッキ
エリカさん「申し訳ありません。私は・・・」
桃夏「いやごめん。責めてる訳じゃないんだけど」
エリカさん「・・・私は何も言えません。 ただ」
エリカさん「省吾様はクソ男なので結婚など 考えないほうが良いですよ」
「・・・」
「おうっ!????」
茉莉花「ずいぶん尖ったこと言いなさる」
エリカさん「・・・なんでしょう 皆様は話しやすくて、つい・・・」
桃夏「・・・はは めんどくせー職場なんだ」
桃夏「気持ちわかるわ!」
咲花「私も!」

〇アマゾン川のほとり
  ザザー・・・
起業家「海はいいねぇ」
??「わ〜!波気持ちいい〜!」
起業家「水着可愛いなあ〜・・・最高!」

次のエピソード:もう1人の乗船者

コメント

  • み、みことくん……!? ええと、年齢的にアレな感じで、『起業家の愛人』のときよりもかなり幼いし、あの、そのっ😱💦
    桃夏さんの正体、そして胸中の未消化な感情などの描写がリアリティあって感情移入してしまうなーと感じ入っていたところでしたが、全てすっ飛んでしまいました🤣
    そして、ブレないエリカさんが素敵です✨

  • 桃夏さんの正体と、エリカさんの「クソ男」発言、各キャラクターを少しずつ掘っていって物語がどんどんと色味を増す感じを楽しんでいたのですが……ラストで危険な匂いのするワンカットがww

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