推しのために世界を救います

聖獣レゾリューション(脚本)

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〇洞窟の深部
リナ・ラミレス「悲鳴はここからね・・・!! どこにいるの?! 今助けるから!!!」
ステラ・アンダーソン「リサか!!! 逃げろ!!! これは罠だ!!! 私のことはいいから早く逃げなさい!!」
リナ・ラミレス「マ、マスター・・・? で、でもそんなの・・・」
リナ・ラミレス「ひっ・・・ ど、どうして・・・ さっきまではちゃんと戦えて・・・」
ステラ・アンダーソン「リサ!!!逃げなさい!!!」
「プラズマバースト」
ステラ・アンダーソン「これは・・・一体・・・」
アイリ サキ「ったく・・・勝手に行くなっての!!!! だから罠にも簡単に嵌まるんだろうが!!!」
レオナルド・ストライダー「リサ、無事か・・・?! マ、マスター!! なぜあなた様がこちらに!?」
ステラ・アンダーソン「話はあとだ!!! 聖獣を捕獲しろ!! あれはもはや、魔獣だ!!」
アイリ サキ「はぁ???」
ステラ・アンダーソン「気づかれたか・・・ そこの人よ。 手を貸してくれ!!!」
アイリ サキ「ふーん・・・そういうことか」
アイリ サキ「ちょっと痛いだろうけど。 我慢してね!!!」
アイリ サキ「ハーモニー・ルミナーレ!!」

〇森の中
エクリプスウルフ「人間よ。 助かった。異世界人の邪気のせいで操られてあのようなことをしてしまった・・・すまなかった」
アイリ サキ「あー、別に平気だよ。 あんただって、抵抗しながらあそこに放り込まれたやつら何とかして逃がしてたんだろ?」
リナ・ラミレス「ど、どういうこと? あんたさっきまでは、苗床にされてるやつらがいるって・・・」
アイリ サキ「あぁ、いただろうね。 けど、こいつが助けてたんだよ。3日かかると思ってた討伐がまさか1日で片付くぐらいだ」
アイリ サキ「相当抵抗しながら、頑張っていたんだろうね。 狼ちゃん♪」
エクリプスウルフ「狼ちゃんというのはやめてくれ・・・ 一応聖獣なのだぞ・・・」
ステラ・アンダーソン「エクリプスウルフ様。 我らに力を貸していただけないか。 ナナ・フェアリーズはあまりにも強大な力を持っている」
ステラ・アンダーソン「私達だけでは、敵う相手ではないのだ。 街のために力をお借りできないだろうか」
エクリプスウルフ「雷星の所のやつか。 そうしたいのは山々だが、生憎わしもかなわぬ相手。 力を貸すことなどは。。」
アイリ サキ「毎日のブラッシングと長距離の運動にお遊び相手多数、今ならなんと撫でられ放題」
アイリ サキ「こんなチャンスめったにないのになぁ~ 逃しちゃうなんてもったいない。 ね?狼ちゃん」
エクリプスウルフ「お、お主何を・・・」
アイリ サキ「今ならなんと魔力持ちの冒険者の子たちに可愛がられ放題の上にすぐに力が元に戻るっていう条件も付いてくるのになぁ~」
(急に商売始めたよ・・・)
エクリプスウルフ「む、むぅ・・・そんな贅沢なことができると知っては・・・ だが、わしはここを守らねば・・・」
アイリ サキ「それは平気だと思うわ。 この辺り一帯に面倒だから、結界はって誰も入れないようにしたから」
エクリプスウルフ「・・・おぬし この世界の人間ではあるまいな。 あの女の手先か」
アイリ サキ「あ”ぁ? 何失礼なことぬかしてんだ?あの迷惑オタク自己中女と一緒にすんな」
アイリ サキ「その尻尾4つに裂いてやろうか」
エクリプスウルフ「では、どうやってきた」

〇森の中
ステラ・アンダーソン「ま、待ってくれ。 君は、ナナ・フェアリーズと同じように来た人間なのか?」
アイリ サキ「そうだけど何? あの女と一緒にすんならそのツインテール片結びにしてその辺につるすわよ!」
ステラ・アンダーソン「あ、いや、そういうわけではない・・・ 彼女の味方ではないんだな・・・?」
エクリプスウルフ「ふむ どうやら、セレスティアの加護を受けているな」
アイリ サキ「そんな奴知らないわよ。 女神とか言うやつにナナをどうにかしろって言われたから殴りに来たのよ」
エクリプスウルフ「あやつめ・・・ そう名乗ったのか・・・ まぁ良い。ならば力を貸してやろう」
アイリ サキ「そう来なくっちゃ。 よかったぁ~ だめなら首輪つけていかなきゃいけなかったから」
「は?」
アイリ サキ「え?だってほら・・・聖獣って動物と一緒でしょ? だから首輪と縄使って引っ張っていけばいけるかなって」
エクリプスウルフ(え、わしペットかなにかと勘違いされてる?????)
アイリ サキ「それと、あんたがマスター? 話したいこと山ほどあったんだけど・・・ どうする?私を信用するか否か」
ステラ・アンダーソン「助けてくれた命の恩人にそんなことはしない。 君も力を貸してくれるとうれしい。 皆の所へ案内しよう」

次のエピソード:VS能天気

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