アラフォー転生者がありふれた職業テイマーで成り上がり、異世界ハーレムで世界最強。

裂魔 罪証路

エピソード1(脚本)

アラフォー転生者がありふれた職業テイマーで成り上がり、異世界ハーレムで世界最強。

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〇オフィスのフロア
  アラフォー転生者がありふれた職業テイマーで成り上がり、異世界ハーレムで世界最強。
  最近、最近、ある所に、残業してるアラフォーサラリーマンが居ました、深夜のデスマーチです。
金島 桃竜「すぴー・・・すぴー・・・」
  深夜までテキパキ働いてる
  金島 桃竜(かなしま モモタツ)
  
  疲労からその瞳を閉じていた。
会社の同僚「こら!起きろ! モモ!」
金島 桃竜「なんだよー あと30分〜」
会社の同僚「残業もしないで寝袋まで用意して何やってんだまったく・・・」
金島 桃竜「いちいちうるせぇな、とっとと帰れよ」
会社の同僚「仕事、片付けたぞ・・・後は・・・」
金島 桃竜「終電過ぎてるか、帰るか」
会社の同僚「オイ!まだ仕事・・・」
  仕事を終えたモモタツは疲れた身体を揺さぶり起こすように立ち上がり、会社から出る。
会社の同僚「はぁ・・・俺がやるか・・・」

〇池袋駅前
金島 桃竜「はぁ~ねみぃ〜 タクシーもねーのかよダリィ〜や」
  疲れからか目を閉じ、フラフラと身を踊り出し。
金島 桃竜「え?」
  トラックに跳ねられ、命を落とした。

〇幻想空間
金島 桃竜「うわ・・・死んじゃったよ」
女神「この度は本当に申し訳ありませんでした!」
  女神が現れて謝罪した。
女神「本来なら別の方が死ぬ予定の所、間違ってアナタが死んでしまいました!誠に申し訳ありません!!」
金島 桃竜「はぁ?ふざけんな!この人殺し! テメェのせいで死んじゃったじゃん! 俺が可哀想だろー」
金島 桃竜「所で、本来死ぬハズだった奴って?」
女神「はい、彼です」
会社の同僚「はっ!えっ!」
金島 桃竜「おま・・・お前も死んだの?」
女神「はい、トラックから降りて会社まで私が向かいました」
金島 桃竜「お前が運転してたんかい!」
女神「ちゃんと仕事をしないと怒られてしまいますので、なかなか会社から出てこないからコレで」
会社の同僚「後ろから・・・殴られた!?」
金島 桃竜「なんだよ、お前に巻き込まれて殺されたのかよ、最悪」
女神「とりあえず転生しますね、予定どおり選ばれし勇者として世界を救って貰います」
女神「モモタツさんには生き返って貰いますね 補填も付けさせて頂きます」
会社の同僚「は?転生?なに?」
金島 桃竜「あー、お前なろう小説とか読まないもんな コレから勇者になるんだよ良かったじゃん」
会社の同僚「勇者?」
金島 桃竜「そうそう、宝くじに当たったようなもんだ ラッキーだな」
会社の同僚「ふざけんな!妻は?息子は? コレから生まれてくる娘は? 俺が・・・俺は死ねない!帰らなきゃ・・・」
金島 桃竜「お前、腹ボテの奥さん居るのに残業してたの?人間のクズだな、父親失格だよ」
会社の同僚「おー!まー!えー!のー! せいだろうがぁ!!! 挙げ句に仕事を放ったらかして 寝るは帰るは!」
金島 桃竜「やれやれ、見苦しい言い訳を・・・」
金島 桃竜「そんな言い訳して・・・ 良い訳!?」
金島 桃竜「なんちゃって」
  そのダジャレは、会社の同僚を絶望させるには、十分すぎる威力だった。
女神「ま・・・まぁ面白い・・・ さ、早く転生を・・・」
会社の同僚「いや・・・嫌だ・・・俺は・・・」
金島 桃竜「そんなに嫌なら 俺が転生してやるよ」
女神「え!ええ!? そんな!!!」
金島 桃竜「会社つまんないし、チート能力でハーレム無双とかしてエッチし放題なんだろ?最高じゃん、俺にやらせろよ」
金島 桃竜「このヘタレは生き返らせてやってくれ 一生クソみたいな仕事してりゃーいいや」
会社の同僚「え?モモ?」
金島 桃竜「別に問題無いだろ? 俺はコイツより優秀で素晴らしい人間なんだ、選ばれし勇者に相応しいのは俺だな間違いない」
金島 桃竜(あーあ、新作のゲームが出来なくなるのがちょっと辛いけどよ、風俗通いしなくともヤれるなら異世界の方が良いや)
女神「こ・・・困ります・・・ 神に選ばれてるのは彼で・・・ アナタは・・・」
金島 桃竜「なんだよ、人殺しの駄目神が 俺の命令が聞けないって訳?」
金島 桃竜「ほら、さっさとしなさい」
会社の同僚「モモ・・・そんな・・・お前だって・・・」
金島 桃竜「別に良い、そう言ってる 親父もテロで死んだし、母親なんて顔も知らない、一族からは爪弾きで、ロクに勉強もせず大学に合格」
金島 桃竜「会社に入っても面白くないし、俺のサポートだって金島財閥からの指示だろ?」
会社の同僚(サポートと言うか、ほとんど仕事を丸投げだったけどなお前・・・)
金島 桃竜「この俺には相応しい ほらさっさと転生させろ」
女神(う〜ん・・・どうしよう・・・ 確かに人間なんて どいつもこいつも大差ないか?)
女神「分かりました! アナタを勇者にします! そして約束どおり、アナタの代わりに彼を生き返らせましょう」
金島 桃竜「ああ、そうしてくれ」
会社の同僚「もっ!モモ!!」
「生まれてくるお前の娘に・・・ 俺の名前を・・・つけてやってくれ・・・」
会社の同僚「ソレは!嫌だァ!!」
女神「でしょうね」
  こうして、地球からオサラバし
  モモタツは転生した。

次のエピソード:エピソード2

コメント

  • 主人公の金島桃竜という名前に驚きです。金太郎と浦島太郎と桃太郎が竜宮城に行ったような豪勢なネーミングですね。転生してからやりたい放題いろいろとやらかしてくれそうで期待してます!

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