エフェリクト

ミレティー

エピソード8 エフェリクトB95(脚本)

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〇怪しい研究所

〇施設の廊下
「奴はどうだ?」
「何も話しません」
「拷問を続けろ」
「はいっ!」

〇実験ルーム
「どうだ?」
「使えそうです」
「早急に、データ削除。 あと、新規登録の作業に入れ」
「了解」
ビン「・・・・・・・・・」

〇諜報機関
「博士、報告書です」
フィン「ありがとう」
フィン「・・・・・・・・・・・・」
フィン「こっ、これは・・・・・・」
フィン「まさかっ!」

〇訓練場

〇訓練場内
ミレティ「はっ!」
ララ「やっ!」
ミレティ「くっ!」
ララ「もらった!」
ララ「えっ!」
ミレティ「やっ!」
ララ「はっ!」
ララ「うぅっ・・・・・」
カイト「そこまで!」
ララ「また負けた〜」
ミレティ「これで50勝14敗です!」
ララ「なんでよ〜」
カイト「二人共、良かったよ」
カイト「ミレティ、少し動き変わった?」
ミレティ「やられたフリをして、隙をうかがってみたんです」
ララ「ひっ・・卑怯よ!」
ミレティ「負け犬の遠吠えなんか聞こえませ〜ん」
ララ「こんの〜」
ララ「もう一回やるわよっ!」
ミレティ「何度やっても同じです」
カイト「二人共、今日はもう終わりだよ」
カイト「訓練データも取れた事だし」
ララ「黙ってて!」
ミレティ「おりゃ〜」
ララ「こんの〜」
カイト「やれやれ・・・・・」
「フィン博士からの呼び出しです」
「ミレティ隊員、カイト研究員、ララ研究員。 両三名は至急、会議室へ集合してください」
カイト「呼び出しだ!」
カイト「行こうっ!二人共」
カイト「いつまでやってるの〜」

〇近未来の廊下
ミレティ「ララのせいで遅れちゃうじゃないですか〜」
ララ「アンタが喧嘩売ってくるからでしょ?」
ミレティ「挑発に乗る奴が悪いんです〜」
ララ「ムッキー!!️」
カイト「早く行こうよ〜」

〇組織の本部
ビン「こちら、ビン」
ビン「目標地点に到着」
ビン「これより、行動を開始する」
  了解。

〇近未来の会議室
カイト「すみません、遅くなりました」
フィン「来たね」
アミ「おはようございます」
カイト「博士、その子は?」
フィン「あぁ」
フィン「彼女は『エフェリクトNo.13』、 アミだ」
フィン「私の助手だよ」
ミレティ「『No.13』!?」
フィン「彼女はデータ分析担当で開発されたんだ」
フィン「見た目こそ子供だけどね」
アミ「子供じゃありません」
フィン「アァァァ!」
カイト「はっ博士!?」
ララ「死んだか」
ミレティ「今までありがとうございました😊」
カイト「縁起でもないこと言わないで!」
アミ「心配ありません。擦り傷です」
ミレティ「アナタ、気に入りました!」
アミ「ありがとうございます」
アミ「改めて、アミです」
アミ「よろしくお願いします」
ミレティ「私、ミレティ。よろしくお願いします」
カイト「カイトだ よろしく」
ララ「ララよ  よろしくね!」
ミレティ「あだ名は『ララゴリラ』です」
アミ「よろしくお願いします」
アミ「ミレティ」
アミ「カイト」
アミ「『ララゴリラ』さん」
ララ「ちょっと!」
ミレティ「お見事!」
ララ「『お見事』じゃないわ!」
フィン「あの・・・・・」
フィン「僕の事、忘れてない?」

〇大企業のエントランス

〇近未来の会議室
フィン「警報?」
カイト「何が起きたんだ?」
「博士、緊急事態です」
「研究所に何者が侵入しました!」
フィン「何!?️」

〇崩壊した訓練場内

〇近未来の会議室
ララ「なんなのよ、コイツ!」
ミレティ「あれは・・・・・・」
ミレティ「『エフェリクトNo.50』!」
カイト「『エフェリクトNo.40』?」
フィン「『エフェリクトNo.40』は、2番目に作られた強化人造人間」
フィン「宇宙征服組織『End』が人類滅亡を狙い、 生み出された強化人造人間」
フィン「そのため、彼は僕ら人間を邪魔な存在と認識し排除する目的で動いている」

〇近未来施設の廊下
ミレティ「待って!」
カイト「ミク!」
ララ「一人じゃ危険よ!」

〇地下の避難所
ビン「くそ!」
ビン「行き止まりか・・・・・・」
「そこまでです!」
ビン「貴様!」
ミレティ「観念しなさいっ!」
ビン「・・・・・・・・・」
ビン「お前は悲しいやつだ」
ビン「人間に道具として使われているのに」
ビン「忘れて無いはずだ」
ビン「我々は人間に作られた戦闘人造人間。 本来、戦うだけの人形だ・・・・・・・・」
ビン「いつの間にか、人間の思い通りに操られる なんて」
ミレティ「わっ私は・・・・・・・・・」
ミレティ「うっ!」
ビン「なら、仕方ない」
ビン「ここで殺すっ!」
ミレティ「くっ・・・・・・・・・」
「ミレティー!!」
カイト「大丈夫?」
ララ「よくもやってくれたわねっ!」
ミレティ「かっ、カイト。ララ・・・・・・」
ビン「・・・・・・・・・」
ビン「どいつもコイツも・・・・・・・・・」
ビン「なら!」
カイト「えっ!?」
ララ「冗談でしょ!?」
ビン「人間は・・・・・・・・・」
ビン「消えろー!!️」
カイト「──!!️」
ララ「──!!️」
ビン「・・・・・・・・・・・・」
ビン「なっ!」
「くっ・・・・・・」
ミレティ「うっ!」
カイト「ミレティ!?」
ララ「アンタっ!?」
ビン「なぜ、そんな奴らを庇う?」
ミレティ「私はどうなってもいい・・・・・・・・・」
ミレティ「でも・・・・・・、」
ミレティ「二人を傷つけたら・・・・・・」
ミレティ「絶対に許さないっ!」
カイト「ミレティ・・・・・・・・・」
ララ「ミレティ・・・・・・・・・」
ビン「愚かな・・・・・・」
ビン「喰らえ!」
ミレティ「そんなノロマな弾」
ミレティ「当たりませんよっ!」
ビン「くそ・・・・・・」
ビン「なっ・・・・・・」
ビン「くっそ・・・・・・・・・」

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