スクール.オブ.サバイバル

ぶらっく

エピソード2(脚本)

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〇武器庫
雷斗「お待たせ」
藍「お帰りなさい。 どうだった?」
雷斗「ゾンビに銃が効いた。 銃も問題ナシ。 バッチリ使えるぜ」
ひばり「わぁ~!! 良かったですぅ~!!」
叶「・・・・・・・・・? どうかしたの、勇くん」
勇「ねぇ・・・・・・本当に、全てのゾンビを倒さないといけないのかな」
藍「? どういうこと?」
勇「例えば・・・・・・・・・家族、とか」
「・・・・・・・・・・・・!!!!」
「・・・・・・・・・・・・!!!!」
雪「確かに・・・・・・・・・あまりに唐突すぎて、忘れてたけど・・・・・・私の家族も、もう・・・・・・」
ひばり「そ、そんなぁ・・・・・・・・・!! うぅ、お父さん、お母さん・・・・・・!!」
藍「っ・・・・・・・・・・・でも、まだ、ゾンビを人に戻す方法があるかもしれない。 ・・・・大事な人は、倒さないでおきましょう」
雷斗「でも、本当にピンチの時は・・・・・・誰であろうと、倒せ。 そうでもしねぇと、生き残れねぇからな」
勇「うん・・・・・・・・・わかったよ」
勇「ん・・・・・・・・・?」

〇武器庫
勇「うわぁぁぁっ!!?? な、なんで急に明かりが!?」
雷斗「おいおい、誰か消したわけじゃねぇよな!?」
ひばり「ヒィィィィ!!!!!! 暗くて何も見えないですよぉ!!」
叶「た、確か、ここに電気のスイッチが・・・・・・!」
叶「あ、あれ?」
叶「だ、ダメだ・・・・・・。 どれだけやってもつかない・・・・・・・・・!」
藍「みんな!ここに、懐中電灯とランプが!」
勇「良かった・・・・・・」
雪「でも、なんで急に電気が・・・・・・?」
勇「分からない・・・・。 でも、とにかく、電気がつくまで、待つしかなさそうだ。下手に動いてゾンビにやられたら大変だし・・・」
雷斗「でもよぉ、これからどうする・・・?」
藍「手分けして行動しましょう」
藍「勇くんと雷斗くんとひばりちゃんで、入り口のバリケードを強化。簡単にゾンビが入れないようにしてちょうだい」
藍「そして、私と雪ちゃんと叶ちゃんで、天井に明かりを付ける。まぁ、明かりといっても、ランプ程度なんだけどね」
藍「そのついでに、私達は他になにか手掛かりがないか探す。そっちのグループも、なにか見つけたら、教えてちょうだい」
「了解!」
藍「では各自、活動開始よ!」

〇謎の部屋の扉
勇「よし、とりあえず、鉄パイプや机、イスとか、できる限りのモノは使おう」
雷斗「よし、だいたいこんなもんでいいだろ」
ひばり「ひぎゃぁぁぁああぁぁぁ!! ゾ、ゾゾゾゾゾゾンビの声がぁぁ!!」
雷斗「うるせぇな!! たった今バリケード強化したし大丈夫だろ!!!」
勇「と、とりあえず、みんなのところに戻ろうか」

〇武器庫
勇「こっち終わったよ」
雪「おかえりー!! ねぇ、見てよコレ!! 地下に続く階段があったの!」
叶「地下に、食料も水もたくさんあって、3年くらい持つんじゃないかしら」
雷斗「3年も!! コレでなんとか生きてけるな」
藍「えぇ。 それに、寝袋や毛布もあったから、寒さにも困らないわ」
雪「ねぇねぇ! 早くごはん食べようよ! もうお腹ペコペコだよ~!」
ひばり「そうですねぇ! 早くごはん作っちゃいましょう!!」
叶「確か、向こうにコンロとか皿とかがあったはずよ。 女子で料理を作るから、男子は寝袋などを用意しておいてちょうだい」
「わかった!」

〇地下倉庫
雷斗「よいしょっ、と」
雷斗「よし、これで全部だな」
勇「ねぇ・・・・・・雷斗くん」
雷斗「ん?どした?」
勇「雷斗くんは・・・・・・その、怖く・・・・・・ないの?」
雷斗「う~ん、怖くねぇわけじゃねぇんだけど・・・・・・。 家族だって、心配だし・・・・・・」
雷斗「でも、なんというか・・・・・・お前らといると、なんかいろいろ出来る気がすんだよ」
雷斗「それと、こう言っちゃなんだけど、なんか、ゲームみたいで面白そうなんだよな」
勇「ははっ。何それw」
勇「・・・・・・戻ろうか」
雷斗「・・・・・・そうだな」

〇武器庫
勇「お待たせ」
ひばり「あっ! お帰りなさーい!」
藍「ちょうどできたところよ」
雷斗「おぉ~!! すげぇ!! めっちゃうまそうじゃん!!」
勇「あれ?でも、こんなに食べて、大丈夫?」
雪「だいじょうぶだいじょうぶ! まだまだたくさんあるし、今日は初日だからちょっと贅沢しとかないとね!」
叶「よし、それじゃあ、」
「いただきまーす!!」
雷斗「あ~うめぇ!! 疲れた体に染み渡る!!」
ひばり「レトルトだとは思えないくらいおいしいですぅ~!! やっぱ、頑張ったかいありますねぇ~!!」
勇「みんな・・・本当に、お疲れ様!」

〇地下倉庫
  就寝時間
勇(う~ん・・・・・・なかなか、寝付けないなぁ・・・・・・)
「スースー・・・」
「スピー・・・・・・スー・・・スー」
勇(みんな、ぐっすり寝てるなぁ・・・・・・)
勇「外の空気でも、吸ってこようかなぁ・・・」

〇屋上の倉庫
勇「よい、しょ・・・・・・」
勇「あれ?」
勇(あれは・・・・・・・・・)
勇「藍さん?」
藍「んなっ・・・な、なんで、アナタがここに・・・・・・!」

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