異世界転生したが私は元AIでした。

アークゼロ

〜第二章〜第1話 〜初戦闘〜(脚本)

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〇西洋の街並み
  リンがこの世界に召喚されてから数日。
  ユーガから家をもらい人間にとしての生活に慣れてきたそんなある日
ユーガ「君は相変わらず完璧だね〜流石元AI!」
リン「いえそんなことはありません」
  ユーガは初めてメイドや執事などの使用人を付けようとしていたがリンは家事など一人で完璧にこなせていた。
ユーガ「謙遜する必要はないよ、それよりも今日は初モンスター討伐に行ってみるかい?」
リン「是非とも行かせてください」
ユーガ「じゃあ行こうか」
リン「はい」
  そして二人は森の中に入っていった。

〇森の中
リン「初戦闘はいいのですがユーガ様がこんなところまで来てよろしかったのでしょうか?」
ユーガ「うん大丈夫だよ!僕こう見えても結構強いんだぜ!それに僕は君を信頼しているからね」
リン「ありがとうございます、では早速探してみましょう」
  そしてしばらく森を歩くと、そこにはゴブリンがいた。
リン「あれがゴブリンでしょうか?」
ユーガ「そうだよ、では行っておいで勇者!」
  そしてリンはゴブリンに向かって走った。
リン「はっ!」
  ザシュッ!
  なんどリンは一撃で倒してしまった。
ユーガ「えええぇえぇぇぇぇ!一撃!?流石に完璧すぎでしょ〜」
リン「お褒めいただき光栄です、それとドロップアイテムを回収してきました」
  そう言ってリンが取り出してきたものは・・・・・・
  ・剣の欠片×3
ユーガ「おっ!これレア素材じゃないか!」
リン「そうなんですか?それは良かったです」
ユーガ「感情が無いから、なんか伝わって来ないね」
リン「やはり私は人間になっても不良品なのでしょうか・・・」
ユーガ「いやいや〜人間になったんだからいつか感情も芽生えるって!」
  ユーガは笑顔でサムズアップする。
リン「なるほど、参考になります」
  そしてその後もリンたちは魔物を倒し続けた。
  〜数時間後〜
  <ステータス>
  名前:リン
  種族:人間族
  職業:勇者
  レベル:20
  体力:200/200
  魔力:250/2500
  攻撃力:220
  防御力:210
  物理耐性力:210
  魔法耐性力:230
  素早さ:240
  運の良さ:110
  魅力 :17
  AP:10
  SP:5
  そしてその後、村に戻ると。

〇西洋の街並み
  そしてその後、村に戻ると。
村長「おおこれはこれはユーガ様、ようこそオクト村へ」
ユーガ「やぁ〜久しぶり!元気にしてた?」
村長「ええもちろん!」
村長「ところでそちらのお方は?」
ユーガ「ああ紹介しよう!彼女はこの世界に召喚された勇者のリンだ!」
リン「初めまして、リンと申します」
  すると村長は急に顔を真っ青にさせて、慌てて土下座した。
  すると村長は急に顔を真っ青にさせて、慌てて頭を下げた。
村長「ゆ・・・・・・勇者様だとは知らずに失礼しましたァ!!」
  ユーガは少し困惑しながら尋ねた。
ユーガ「ど・・・・・・どうしたんだい?急に頭を下げたりして」
リン「私の存在が気に食わないのでしょう、私は感情も無く不良品なのですから」
ユーガ「そんなことないよ〜君はとても優秀だし可愛いよ〜」
リン「フォローをありがとうございます、しかしそれは事実なので受け入れなければなりません」
ユーガ「まぁまぁ〜、村長、この子今は感情が無いけど、すごいいい子だかさ!ね!ここまでも森で僕を守りながら来たんだよ!」
村長「そうだったんですか、改めて失礼しました」

〇西洋風の部屋
  その後、ユーガのフォローもあり、リンはオクト村の人たちと打ち解けることができた。
  だがリンは気づいていた。
  自分が完璧すぎるが故に周りの人が傷つくことを。
  そしてリンは思った。
  感情が無いことがここまで恐れられるということが。

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