倉庫編パート5(脚本)
〇港の倉庫
モブ「う、ウソ・・・銃を弾いてる!?」
モブ「そんなっ・・・これがダメならどうすりゃいいんだ!?」
モブ「ひっ!!こっち来たぁ!!」
モブ「来るな・・・来るなぁ!!」
???「させないよッ!!!!」
柳生花凛「やっぱ通常の火炎放射は 効かないよねぇ・・・・・・」
柳生花凛「でもねェ・・・インフェルノをただの火炎放射器と思ってもらっちゃ困るわ!!」
柳生花凛「こうやって出力を”絞れ”ば・・・」
柳生花凛「・・・こーんな事も♪」
柳生花凛「ふふ・・・まさか火炎放射が効くとは思ってなかったんでしょ」
柳生花凛「たしかにあんた達の身体は防御力は高いけど、火炎放射も放射する炎を圧縮して細くすれば、貫く事ができるのよ」
柳生花凛「・・・出口が細いほど威力の上がる水鉄砲みたいにね!!」
柳生花凛「ちっ、外した・・・肩に掠っただけかッ!!」
柳生花凛(来る・・・・・・!!)
柳生花凛「レディさん!!」
ミス・レディ「おまかされっ!!」
柳生花凛「ふん、どーよ・・・!!」
モブ「ありがとう柳生さん達!!助かったよ!!」
モブ「あれっ?その人は・・・」
柳生花凛「え、えと・・・逃げ遅れてた作業員の人、だよね?」
ミス・レディ「・・・まあ、そんな所」
ミス・レディ「所で、あの黒い怪物はどこから?」
モブ「それが、あの倉庫の中から・・・」
ミス・レディ「・・・4番倉庫、たしか解体予定の古い倉庫ね」
モブ「まず、あの中に一人連れ込まれました・・・」
モブ「それを助け出そうとしたら、 こいつらが・・・」
ミス・レディ「・・・つまり、倉庫の中にもう一体いると」
モブ「いきなりの事だったのでよく見えませんでしたが、多分・・・」
柳生花凛「・・・・・・・・・」
柳生花凛「じゃあ・・・行こう」
柳生摩耶「えっ・・・」
ミス・レディ「・・・・・・話聞いてた?」
柳生花凛「聞いてたわ、でもあの中に人が捕まってるんでしょ?」
柳生花凛「どの道、あの黒いのをやっつけないとここの食料は手に入らないじゃない」
柳生花凛「・・・・・・それに」
〇水たまり
〇港の倉庫
柳生花凛「・・・オニーサンならきっとそうするし」
柳生摩耶「・・・・・・」
ミス・レディ「・・・・・・そう」
ミス・レディ「じゃあ、これをあげる」
柳生花凛「金属バット・・・」
ミス・レディ「逃げてる途中に拾ったの。ダガーナイフよりはリーチも破壊力も上よ、こっち使いさない」
ミス・レディ「あとママさんには・・・」
柳生摩耶「私にも?」
ミス・レディ「ファイヤーガール一人では行かせないんでしょ?なら・・・」
ミス・レディ「持ちにくいけど、破壊力のある銃が望ましいわ。まあ・・・」
ミス・レディ「・・・本来のあなたの戦闘スタイルとは違うんだけど」
柳生摩耶「・・・どこまで知ってるんですか」
ミス・レディ「言ったでしょ?アンナベルからは色々聞いてるって」
柳生花凛(・・・・・・やっぱり、 ママ達何か隠してない・・・?)
ミス・レディ「さ、人命救助に出発しましょうか!!」
柳生花凛「お、おー・・・・・・?」
柳生摩耶「・・・・・・」
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