えまお♪(脚本)
〇山道
足長「ま、とりあえずコンの神社でも 行ってみっか」
深月「あの・・・足長さん」
深月「殴ったりしてごめんなさい・・・」
足長「ひっひっ!いい子じゃねーのよ なあ終蔘!」
ニアヴ「コンちゃんの神社はもうすぐです!」
終蔘「あいつは人間が呼べば神社から うつし世に行ける」
ニアヴ「しかも、と〜〜っても可愛いのです♡」
終蔘「・・・とんだ女狐だがなぁ」
足長「へっへ!違いねぇ」
〇古びた神社
終蔘「・・・確かに留守だな」
ニアヴ「だ、だからそう言ったじゃないですか!」
ニアヴ「まままさか終蔘さま!この マイスイートハニーニアヴをお疑いで!?」
深月「・・・あっ」
深月「・・・コックリさん?」
終蔘「お盆にそんなもんやる悪趣味がいたのか」
足長「先祖呼ばんで悪霊呼んでどーすんだってな」
ニアヴ「テラキモス」
〇地下室
終蔘「・・・やっぱあいつじゃねーとわかんねーな」
深星「・・・深月は戻ったら何したい?」
深月「ラーメン食べたいなー!」
深星「学校帰りに2人でよく食べたよね!」
深月「うん!」
終蔘「おい双子、ここ居ても意味ねーわ 移動すっか」
深月「あ、はい」
深月「・・・」
深月(・・・ん? 小学生が帰りにラーメン屋なんて行くか?)
〇神社の本殿
チャカポコ チャカポコ・・・
〇原っぱ
夜祭りの灯りが見える・・・
深月「お祭りはいつまでやってるんですか?」
終蔘「4日間だ。 うつし世の盆の時期に開催される」
ニアヴ「えまお♪ えまお♪」
ニアヴ「むこりずきひを えまお〜♪」
深星「・・・ひきずりこむ・・・」
深月「・・・」
深月「あっ!!」
〇モヤモヤ
おまえを ひきずりこむ
〇原っぱ
深月(・・・ちょっと慣れてきたけど・・・)
深月(やっぱ気色悪い世界だなぁ・・・)
この魅力的なお話を一気読みしたい衝動と、一話ごとに存分に味わいたい感情が心の中でぶつかり合ってます😂 今のところ、一話ごとに堪能する感情が勝ってます🙌
ストーリーの中への”違和感”の差し込み方が絶妙ですね😂 興味がそそられっぱなしです✨