接触ギルド!(脚本)
〇森の中
アイリ サキ「ここまでくれば平気ですね。 とりあえず治療したいんで、いったん下ろしますねー」
レオナルド・ストライダー「あ、あぁ・・・ 治療といってもどうやって行うんだ?」
アイリ サキ「魔法とかでやれるでしょ。 それぐらいも・・・あ、そっかこの世界は治療魔法はそこまで進んでいなかったか・・・まぁいいや」
アイリ サキ「これからやるのあんまり広めないでくださいよ~」
レオナルド・ストライダー「は、はぁ・・・」
アイリ サキ「『セラフィックヒーラー 』!」
アイリ サキ「こんなもんかな。内緒にしといて。 後急いで帰りなよ。 まってんだろ?仲間がさ」
レオナルド・ストライダー「君にも来てもらいたい。 恩を返させてほしい!!」
アイリ サキ「え・・・いや・・・うーん・・・」
アイリ サキ(急な話だな・・・宿もないからいった法がいいんだろうが・・・ いや行くしかないな。 確認したいこともあったし)
アイリ サキ「わかった。 いこう。あぁ、でも絶対にさっきのだけは言わないでくれよ。あんまり人に追われたくはないんだ」
レオナルド・ストライダー「命の恩人に対してそんなひどいことはしないよ。 さぁ、ギルドへ案内するよ」
〇洋館の玄関ホール
レオナルド・ストライダー「ここが私が所属している「雷星冒険ギルド」だ」
アイリ サキ(ここが・・・あの漫画に出てきた推しカプがいるギルド。 同じ空気吸えてるとか奇跡か!!!)
「レオナルドじゃねぇか!! 女連れてるとか珍しいな。 その嬢ちゃんとでもこれから一本やるのか?」
レオナルド・ストライダー「すまない・・・ 悪気があっていてるわけではないんだ・・・ きにしないでくれ」
アイリ サキ(・・・こういう扱いだったよな・・・ よく耐えてたよ。 レオナルド・・・)
アイリ サキ「馬鹿馬鹿しいしくだらないわね。 レオナルドあんた胸張っていいんだよ。 少なくともこんな奴らよりはあんたのほうがすごいから」
「なんだ嬢ちゃん。 俺たちとやろうってのか?」
アイリ サキ「『戦うならば殺し・殺される覚悟で全力で挑め。』だっけ? あんたらのマスターの信条の一つだったなじゃあ覚悟もできてるわけだ」
「やっちまえ。そんでこの女泣かせてやろうぜ!!!」
アイリ サキ「はぁ・・・ 『フロストバインド』」
「な、何だ急に机に触れたら・・・ 手が凍った・・・ いてぇ!!!」
アイリ サキ「よしこれでいいか。 レオナルド。 ここのマスターに合わせてほしい」
レオナルド・ストライダー「い、今の一瞬で、机を凍らせて彼らの動きを止めたのか?」
アイリ サキ「傷つけたらさすがに悪いと思ってね。 まぁ、ここのマスターにいくつか言いたいことはできたけど・・・」
レオナルド・ストライダー「あ、あぁ・・・その前に俺の仲間に合わないか?」
アイリ サキ「あ〜・・・・・・うん! 会う。会いたい」
レオナルド・ストライダー「よかった・・・ではいこう。 こっちにいるんだ」