クリエイター達

F君(Silver Capricorn)

エピソード1(脚本)

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〇豪華なリビングダイニング
PANさん「これから3人で動画撮るんだけど、その前に自己紹介をしちゃおうか...」
兄さん「はいはい。じゃあ俺が1番な! 料理動画を見ながらその動画を真似して作ってる料理兄さんです。よろしくな」
ゆるちゃん「次は私ね」
ゆるちゃん「ゆるふわなファッションや絵描きそして、環境問題に取り組んでる動画クリエイターのゆるちゃんです」
ゆるちゃん「宜しくね」
PANさん「では、最後に今回の司会を務める クリエイターのPANさんです」
PANさん「普段の動画では、顔出しをしてないから、2人からコラボの誘いが来た時は凄く嬉しかった」
ゆるちゃん「そっか、私と同じだね」
PANさん「そうなの。それとさっきから思ってたんだけど、兄さんって動画で見るよりもイケメンなんやな〜」
ゆるちゃん「なんでいきなり関西弁?」
兄さん「確か、5ヶ国語喋れるんよね?」
ゆるちゃん「えー、スゴーイ」
PANさん「学生の頃から引越しが多かったからね」
ゆるちゃん「だから、色んな方言とか出るんだ!」
PANさん「そうなんだよね」
兄さん「あ、そう言えば家から持ってきた物があるから出していい?」
PANさん「お、もしかして 兄さん特性の料理ですか?」
ゆるちゃん「凄く楽しみなのです」
兄さん「バレちゃったか・・・」
PANさん「これが伝説のオムライスか、、、」
ゆるちゃん「凄く綺麗なのです」
PANさん「ゆるちゃんって普段はこう言う風に喋るんだ〜」
ゆるちゃん「動画撮る時とか仕事もモードになっちゃって──」
PANさん「凄くいいよ」
ゆるちゃん「え、」
PANさん「あ!兄さんが泣かせた」
兄さん「え、俺?」
兄さん「状況から言ってPANさんですよね?」
ゆるちゃん「いえ、こんな私を受け入れてくれる人がいるなんて、夢にも思わなくて」
PANさん「そっか、」
PANさん「どんな辛い経験をしてきたのかは、知らないけど、私と兄さんは貴方の味方だから」
兄さん「うん、当たり前だ」
ゆるちゃん「2人ともありがとう」
兄さん「それより、俺のオムライスを食べて欲しいんだけど、」
PANさん「そうだったわね。じゃあ頂きます」
ゆるちゃん「頂くのです」
兄さん「うん、ゆっくり食べな」
ゆるちゃん「うん──」
ゆるちゃん「なんかパサパサしてふ・・・」
PANさん「美味しくなーい」
兄さん「料理が冷めちゃったからだろう?」
PANさん「これで、よく料理人を名乗れた物ね」
ゆるちゃん「名乗っちゃいけないレベルなのです」
兄さん「お前ら」
兄さん「それから俺は料理人を名乗ってないし」
「逃げろ〜」
「そうなのです」

〇豪華なリビングダイニング
兄さん「今日は何を作るでしょうか?」
蓮ちゃん「オムライス」
ニキ「オムライス」
兄さん「って事でやってみるにゃ──」
ニキ「変な顔やな」
兄さん「やかましいわ〜」
兄さん「まずは、玉ねぎをみじん切りにして炒めます」
蓮ちゃん「部屋に忘れ物しちゃった。取りに行ってくれへん?」
「OK」
ニキ「取りにいってる間にキャットフードを入れます」
蓮ちゃん「なら、私もドックフードを入れるのです」
兄さん「そう言えば、何を取りに行くんだっけ?」
蓮ちゃん「机の下にあったから気にせんでええよ」
兄さん「それより、このお米さぁ、なんか茶色くない?」
蓮ちゃん「ふふふ──」
ニキ「にゃーにゃー──」
兄さん「まぁ、いっか〜」
兄さん「このお皿に盛り付けたら完成」
蓮ちゃん「って事で頂きなのです」
ニキ「キャットオムライスとして店に売ってきまーす。──」
兄さん「待てやコラ〜」

次のエピソード:エピソード2

コメント

  • 初コメントです❣️
    登場人物のワンちゃん猫ちゃんが喋る度に
    セリフ(吹き出し)が場所はそのまま
    右→中央→左
    また右→中央→左に
    流れて行くのは中々カッコイイと思いました❣️
    学業これからも頑張って下さい🩷

  • ゆるゆるな独特の空気感がたまらなくいいですね。女性にも動物にも優しくて料理までしてくれる兄さん、最高じゃないですか。ちょっと抜けてるところもいい味出してます。オムライスの味もいい味出してる?のかな?

  • キャットオムライス! なんか猫たちの間で流行りそうなネーミングのご飯ですね。とくに兄さんのこの甘さと緩さが読んでいて心地よさを届けてくれました。

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