異能力獲得物語

RARUΩ

エピソード1(脚本)

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〇裁きの門
黒服「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
黒服「貴方は占いが好きですかな?」
黒服「常に運命は変わる・・・いかなる行動において、貴方はどうします?」

〇田舎駅のホーム
雪城孝治「ようこそ影濃へ、お前を預かることになってる。雪城だ。お前のお父さんの兄だよろしくな」
空堂翔「空堂翔です。すいません、こんな時間なのに迎えにきてもらって・・・」
雪城孝治「お前、お父さんはどうした?」
空堂翔「父はもう海外に出張に」
雪城孝治「全くこんな時とは言え息子ぐらいしっかり送れよ・・・翔すまねぇな」
空堂翔「こちらこそすいません」
雪城孝治「でお前一人で来たのかここまで?」
空堂翔「行き方は教えてもらっていたので何とか・・・」
雪城孝治「(おいこいつ本当に小学生4年生か?伸次どんな教育したんだよちゃんと親してないだろ)」
空堂伸次((出来るに決まってんだろアホ兄貴))
雪城孝治「(って言ってたがな・・・)」
雪城孝治「じゃあ案内するよついてこい」
空堂翔「わかりました」

〇土産物屋
お土産屋の店主「おや?お久しぶりです」
雪城孝治「久しぶりです」
お土産屋の店主「どこか行くのですか?」
雪城孝治「あ、いや、この坊主を迎えに来ただけだ都会から今日来てな」
お土産屋の店主「へぇ珍しいですね」
雪城孝治「確かにな、そうだついでにお菓子買わせてもらうわ」
お土産屋の店主「ええ、どうぞ」
お土産屋の店主「君小学生?」
空堂翔「はい・・・」
お土産屋の店主「そうかい都会に比べてここは何にもないでしょ?」
空堂翔「そうなんですか・・・」
お土産屋の店主「実際、退屈すると思うわよ~多分だけど同年代の子達と合わないと思うわ」
お土産屋の店主「あ!そうだ暇だったら内に来てもいいわよ」
  こうして頭を撫でられたのは始めてだ
雪城孝治「すまねぇ、これとこれください」
お土産屋の店主「ありがとうございました」
雪城孝治「じゃあ行くか」

〇土手
雪城孝治「もう少しでつくぞ」
雪城孝治「おい、大丈夫か?」
空堂翔「はい.すいません大丈夫です」
  長旅の疲れだろうか・・・一瞬意識が・・・それに軽い目眩を感じる。それに何か視界に・・・
雪城孝治「なら良いんだが」

〇大きな一軒家
  雪城家についた
  ここが一年か二年住む家だ。
雪城孝治「おーい、帰ったぞ」
雪城茜「ふーん」
雪城孝治「全く最近はわかんねぇな、反抗期か?」
雪城孝治「あいつは俺の妹の子供だお前の7つ上のお姉ちゃんだ」
雪城孝治「その妹が病気で入院しててあいつも内で預かっているんだ。仲良くするんだぞ」
空堂翔「はい」
  そして、自分が寝る場所を教えてもらい夜空を眺めていると
空堂翔「・・・・・・」
雪城茜「・・・・・・・・・」
  視線を感じて鏡に写る茜に気づくが・・・コミュ能力の低い翔は話しかけなかった

〇田舎の一人部屋
  夕食が終わり風呂に入り・・・後は寝るだけだ
空堂翔「・・・・・・・・・・・・・・・」
  父が母と離婚し、翔は嫌だったが父についていき、その父は・・・
  何か良い匂いがしてそちらを向くと
雪城茜「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
空堂翔「??」
  目の前に茜がいた。
空堂翔「・・・・・・」
雪城茜「ねぇ・・・何か喋りなさいよ」
空堂翔「・・・・・・・・・一体僕に何でしょうか?」
雪城茜「生意気な・・・糞がきね、あんたさっき私無視したでしょ?」
空堂翔「いえ・・・どのことかわからないです」
雪城茜「そう・・・私の部屋入ってきたら許さないから・・・」
雪城茜「それに私はあんたみたいな勝手に助けて勝手に消える奴と仲良くする気はないから」
  茜は翔を睨み付けながら出ていく
  意味がわからなかったが・・・翔は寝ることにした。

〇電脳空間
空堂翔「・・・?」
  目を開くと何かわからない空間が視界に広がっていた。ここは何処だそれに自分は寝ていた筈・・・
空堂翔「!?」
  鏡に映る姿に驚くこの姿は一体・・・自分は別の誰かになったのか・・・
…「違うな・・・その姿は7年後のお前だ」
  誰か話しかけてきて飛び退く
…「わっと、すまねぇ脅かせるつもりはなかった。俺は■■だ」
空堂翔「?」
  名前がノイズがかかったように聞こえなかった。
…「なるほどここまで・・・対策されているとはな・・・まぁいい、良いか時間がない簡潔に言う、ここは現世ではない」
…「現世における怒り悲しみに悪意が作りだした世界、お前は俺から能力を引き継ぎ・・・ここでモンスターや悪魔みたいな奴と」
…「戦うことになる。・・・すまねぇもう時間見たいだ・・・後は頼む」
  そう言って翔の前から、あの男は消えた。

〇田舎の一人部屋
空堂翔「・・・・・・」
  目覚めると朝だった。あれは一体何なのか翔は理解できず頭を悩ます。

〇和室
雪城孝治「おう、おはよう、寝られたか?」
空堂翔「はい、寝れたと思います」
雪城孝治「そうか顔や歯は磨いたか?」
空堂翔「はい」
雪城孝治「なら茜が来たら食うか」
空堂翔「はい」
  そして数十分後
雪城茜「・・・・・・」
雪城孝治「おはよう」
雪城茜「・・・・・・」
雪城孝治「・・・茜何か言ってくれよ、最近おかしいぞ」
雪城茜「大丈夫よ」
雪城茜「・・・・・・・・・こいつ寝てるわよ」
雪城孝治「おー?」
雪城孝治「はは、待たせすぎたな、さぁ、食べるか」

〇田舎の一人部屋
  朝食を食べ
雪城孝治「明日から学校だから、今日町を探索しても良いぞ、最初だからあまり遠くに行くなよ」
空堂翔「はい」

〇田舎の公園
  町へでた翔は近くの公園に
空堂翔「・・・・・・え!?」
謎のイケメン「うおおおおお!!俺という俺の美貌が!!!!!!」
謎のイケメン「イッツ・ア・マイ!ハート!」
  何だあれは!?と驚愕する朝っぱらからとは凄まじいと思い翔は思わず引いた。
謎のイケメン「鷲掴みされたぞ私の魂ッ!!!!!響け俺の美貌!」
空堂翔「・・・・・・何だあれ?」
  近寄らんとこと翔は足早に去る。

〇小さいコンビニ(軽トラあり)
  しばらく歩きコンビニまで来た・・・見た感じあんまりコンビニがないようでこのコンビニは覚えておこう
榊原 祐輔「はぁ~」
  一人の青年が空を見上げていた
空堂翔「どうかしましたか?」
榊原 祐輔「あん?コンビニの上に財布を乗り上げてしまってよ・・・」
空堂翔「これですか?」
榊原 祐輔「!?スゲー」
  翔が3m以上の跳躍をしたことに驚く青年
榊原 祐輔「さ、サンキュー、す、すごいジャンプだな」
空堂翔「都会ではこれぐらい出来ないとやっていけませんから・・・」
榊原 祐輔「都会やべ~てこっち住みじゃないのか?」
空堂翔「はい、昨日からこっちに引っ越してきました。空堂翔ですよろしくお願いします」
榊原 祐輔「お~よろしくな、俺は榊原祐輔だよろしくな翔。それにしても子供らしくねぇ子供だな」
空堂翔「榊原さんよろしくです。僕はまだ子供ですよ10年もすれば大人になりますが」
榊原 祐輔「変わった奴だな。じゃあ俺はやっと帰れるから財布ありがとうなこの恩は忘れねぇからよサンキュー!」

〇田んぼ

〇武術の訓練場

〇奇妙な屋台

〇桜並木

〇土手
  しばらく見回った翔は帰路に
空堂翔「・・・・・・」
  今日はこんなところだと、翔は雪城家に戻る。
空堂翔「明日から・・・学校か・・・」

コメント

  • もはやドッペルキス以外の物語なのが不思議に思えるほどですが、こちらの世界観もユニークですね。翔くんが何を考えているかよくわからない感じのミステリアスな少年で魅力的です。インサートされた7年後の世界も興味深い。

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