『九つの鍵』設定集/『Exhausted Torment』

Watcher

重要な語録(脚本)

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〇地下に続く階段
  九つの鍵/裏側の設定集です。
  ネタバレを大量に含んでおりますが
  本編とV2は見ましたか?
  それでは、行きますよ?
  瘴透水
  読み:しょうとうすい
  
  一人の男しか作れない、特殊な液体の薬。
  持ち歩くことが出来るのも彼しかいない。
  何故なら繊細に扱う必要があり、環境の変化に非常に弱いからである。
  その効果は感情の起伏を抑え欲求を鎮める。
  しかし、肉体に多大な影響を与え、感覚の過敏や消化機能を弱らせることもあるため、調整はml単位で行う必要がある。
  空になった瓶は服用者の心の状態を映し、
  ブロットで汚染されていると黒色に変色したり悲しい時は青色に変色する性質がある。
  人間には絶対に開けられないように加工されており、パスワードロックやカードでの認証が必要である。
  作り方はあまり詳しくは判明していないが、ブロットの侵食を止めるために『血液』が必要であることは分かっている。
  研究所では別の瓶に入っており、厳重に保管されている。
  理性の鍵
  
  『九つの鍵』を集める時に絶対に必要な鍵。Freetwayが持ち歩いている。
  感情や欲求を常に抑えるものであり
  感覚が1つを除いて鈍くなる。
  過去を思い出させてくれる効果もあるが、
  良い過去も悪い過去も関係なく思い出させる。熟睡出来ず、変な夢や悪夢を見ることが多くなる。
  ブロット
  
  肉体・精神的な苦痛を味わうと心に溜まっていく黒色の『何か』。
  溜め込みすぎると異形の姿になってしまう。
  瘴透水を飲んで軽減されるがブロットが溜まり始めると『痛み』として出現する。
  ブロットからの『痛み』は鎮痛剤では効かない。
  よく食べ、よく眠ればブロットは無くなるが嫉妬や怒りからのブロットは元を解決するか排除しない限り消えない。
  ストレスからブロットが大量に出てくることがあり、急に暴走してしまうことがあるため、ブロット管理は欠かせない。
  ブロットには強い催眠作用があるため、ずっと眠っていると暴走したと疑われる。
  絶望、失望、虚無感を抱くと暴走しやすい。
  『九つの鍵』
  
  名前の通り九種類有り、様々な国や地域に転移されたもの。
  FreetwayとFurnaceが探している。
  パッと見ると普通の『鍵』だが、とある少女の記憶が分けられて入っている。
  九つ全て集めると願いが叶うと言われている。
  基本的に持っていても無害だが1つだけ封印されても良いぐらい危険なものがある。
  鍵の中にある記憶は本人以外は見れない。

〇地下に続く階段
  Faker
   Freetwayと一緒に行動している少女。
  568年間の睡眠の後に目を覚ますが記憶を全て失った。
  名前も何も思い出せないので『Faker』と名乗っている。
  記憶喪失になったからか人間味が全く無い。
  行動理念などは無く、気分のままに動く。
  何処かぼんやりしており、頭は空っぽ。
  複雑なことは何も考えられないようだ。
  瘴透水を飲んでおり手放せなくなった。炎にトラウマがあり火には近寄らない。
  また、環境変化に弱く、虚弱体質である。
  Freetwayには友好的に接するがそれ以外の存在には警戒心を露にする。
  時間をかなりかければ心を開いてくれる。
  一度寝たら(良くて)数日起きてこなくなるため、昼寝しないようにFreetwayが生活を管理している。
  Freetway Ney
  
  Fakerより120年前早く目覚めた少年。
  時間感覚が明らかにずれている。
  理性の鍵を持っておりそのせいかFakerよりしっかりしている。
  Fakerの世話は焼くが他人には少しだけ冷たい。
  『九つの鍵』を集めるためにFakerを連れて色々な場所に移動する。
  Furnaceが嫌い。
  元はかなりの高身長だったが、常に浮遊と飛行をする代償として低身長になった。
  疲労するとふわふわ落ちていく。
  ストレスやFurnaceに出会うとDark Freetwayに変身するがしばらく気性は荒くなる。
  人間にはわりと親切にはしてくれるがFakerの意識に引っ張られると性格が悪い方向に歪み出す。
  危機的状況でも楽しみ、追い詰められてもけろりとしているが、Furnaceが来た場合は例外。
  嫉妬心を持たないがFakerには執着する。
  Fakerに近寄られると攻撃するため注意。
  暴力はあまり使わない。
  理由はあまりよく分かっていないが、痛覚が鈍く、気づかないせいで怪我を放置したり病気を悪化させたりする。
  Furnace
  
  FakerとFreetwayを追いかけるロボット。
  背中にエンジンがあり空を飛ぶことが出来る。
  『九つの鍵』を狙っていると同時にFakerとFreetwayを『回収』しようとしている。
  二人に首輪を着けることに成功したことによって何処に二人がいるか分かるようになった。
  悪意は無いが善意も無い。
  Fakerと同じくらい気まぐれで頭は空っぽ。
  飽きっぽく、よく仕事をサボる。
  命令されると気力が失せるようで、人の話は聞かないことが多い。
  Freetwayとは仲が非常に悪い。
  Dark Freetway
  
  Freetwayが変身した姿。
  Furnaceに出くわすと大体この姿になる。
  戦闘に特化しており、敵意を強く持つ。
  『人間』の肉体をベースにしているので限界の概念はちゃんとある。
  気絶も普通にする。
  空腹にもなるし、ちゃんと『痛み』を感じる。感覚は全て人間のそれとほぼ一緒。
  この姿では感情のコントロールが難しくブロットも溜まりやすくなるため夜か敵対者が来なければこの姿になることは出来ない。
  性格面は対して変わらないがFakerに更に執着するようになっている。
  眩しい物を嫌い、朝焼けになると元の姿に戻る。
  Nefer
  
  読み:ネフェル
  首都、スカイフに住む人間の少女。
  ドーナツ店を営んでいる。
  『九つの鍵』の1つを所有しており、Freetwayに協力する。
  気さくで優しい性格をしておりいつも活発的。
  ドーナツ店を営んでいるが、本業は巫女。
  姉と共に持っている『九つの鍵』の1つを封印していた。
  Iris
  Neferの姉。普段は家ではなく神社にいる。
  封印されている『九つの鍵』を守るために神社から出られないようだ。
  今まで一度も神社の外から出たことは無く、外のことを知りたがっている。
  Neferの5歳年上で姉妹喧嘩はしない。
  わりと暢気だが外に出ると、情報量が多すぎて混乱してしまうらしい。
  人間だが、最近は封印が解除されかけているので
  食事をろくに摂らず少し衰弱している。
  『鍵』のこともあまりよく知らない。
  フェイカーからは『お姉ちゃん』と呼ばれている。
  Researcher Freetway
  
  V2で初登場。
  瘴透水の扱いに長けており、日々謎の研究をしている。
  実験台であるI.R.のことは愛着を持って接しており彼女に『アイ』と名付けた。
  研究者としては物凄い有名人。
  所長に好かれているが本人はスルーしている。
  子供の姿に『戻る』ことが出来るが多くは語らない。
  『Freetway』は名前ではなく一種の称号のようなもの。
  本名は別にあり、I.R.や所長も知らない。
  I.R.
  正式名称は『Insecure Ruin Version 2』
  Researcherから『アイ』と名付けられる。
  長い長い実験から生まれた存在であり、
  体はロボット。
  心を手に入れた後は人間について知りたがっている。
  何も知らないし教えられていないことには一切の興味を示さない。
  Researcherのことが大好き。
  Researcherがまだ居なかった頃は非常に気性が荒く、研究所を何度も壊していたらしいが今は落ち着いている。
  瘴透水を飲む生活を送り続けており、そろそろ外に出たいと思っている。
  機械より自然の方が(どちらかといえば)好き。

コメント

  • 登場人物の背景が詳細に説明されればされるほど掴みどころがない不思議な感じが増していく。少しずつ疑問が解けていく感じがしつつ、謎が深まる部分もあります。そうしたミステリアスな雰囲気がこの物語の魅力でもありますね。設定集を読んだ後で、また本編と裏側を読み直したくなりました。

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