ハロー・ジョニー

栗入夢創蛇(くりぃむそぅだ)

エピソード4 未曾有の身体能力 (AUTO推奨)(脚本)

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〇黒背景
  注意 !!
  
  突然、音が出ます

〇オフィスのフロア
ナヴィ「アキヤ!」
ナヴィ「警備員がやってきたわ!!」
ナヴィ「はやく逃げなさい!!」

〇オフィスのフロア
警備員「誰だチミは──!! ここで 何をしているっ──!!!!」
アキヤ「ごめんなさ────い!!」
警備員「コラァ! 逃げるな!!」

〇廊下のT字路
アキヤ(エレベーターじゃ・・・)
アキヤ(待ってられない 階段は・・・)
アキヤ「あっちか!」

〇階段の踊り場
アキヤ(ダメだ! このままじゃ!! 捕まる・・・)

〇オフィスビル前の道
アキヤ(くそ! 警察まで来やがった!!)
警官A「待てぇーい! 止まれ────!!」

〇SHIBUYA109
「アキヤさん! アキヤさん!!」
「脚力ブーストアップ機能をつかえば 走るスピードを上げて」
「逃げ切ることが できるかもしれませんよ!!」
アキヤ「そーだな!!」
アキヤ「てッ──? オマエ・・・ 誰?」
ジョニー「ワタシですよ」
ジョニー「あなたのスマホの 音声アシスタント機能の・・・ ジョニーですよ」
アキヤ「おーーー! ジョニーかぁ!」
アキヤ「無事だったかぁー!」
アキヤ「で! ブーストアップなんたらって ────なんだ?」
ジョニー「爆発的にミトコンドリアを増産して 糖の消費を一気に上げることによって」
ジョニー「通常の2倍のスピードで走れる 機能です」
アキヤ「よし! わかった! それを使うにはどうすればいいんだ?」
ジョニー「ハロージョニーと言った後に ワタシが「はい」と答えますから」
ジョニー「脚力ブーストアッ──プ!! って 叫んでください!!!」
アキヤ「・・・・・・」
アキヤ「それ 言わなきゃ ダメなやつ?」
ジョニー「そうマニュアルに書いてあります・・・ 言うしか・・・ ありませんね──」
アキヤ「・・・・・・」
アキヤ「わかった──」
アキヤ(脚力ブーストアッ──プ!!)
ジョニー「聞き取れませんでした」
アキヤ「脚力ブーストアッ──プ!!」

〇白

〇住宅街の公園
「はぁ はぁ はぁ」
アキヤ「もう 走れない・・・」
ジョニー「乳酸が大量に放出されています あのベンチで少し休みましょう」
アキヤ「そうするよ・・・ ここまで来れば 大丈夫だろ」
ナヴィ「アキヤ・・・ 全力疾走して 疲れてしまったのね」
ナヴィ「ベンチでうなだれてしまったわ」
アキヤ「くッ! ・・・・・・」
アキヤ「くくッ・・・」
ジョニー「アキヤさん 泣いてるんですか? ・・・」
アキヤ「俺の体は・・・ 腕ばかりじゃなく」
アキヤ「脚まで改造されてしまったのか? ・・・」
ジョニー「そんなことないですよ 脚は生身だから 心配ないです」
アキヤ「そうか ・・・ それを聞いて少し安心したよ」
アキヤ「ここ数日・・・」
アキヤ「改造されたり・・・ 追いかけられたり・・・」
アキヤ「いろいろあって・・・」
ジョニー「アキヤさん・・・ 悲しんでる暇は無いですよ」
ジョニー「初恋のひと・・・ 救うんでしょ!」
アキヤ「そうだった!」
アキヤ「上根さんの家・・・ たぶんこの辺なんだけど── 一緒に探してくれるか?」
ジョニー「上根さんちなら そこを曲がって 3軒目です・・・」
アキヤ「もう見つけたのか?」
アキヤ「仕事早いなぁ!」
ジョニー「はい! アップデートしたんで・・・」
アキヤ「そうかぁ! ハハハッ ソリャいいやー」
ジョニー「ハハハハハハッ!」

〇一軒家
「きゃー!」
アキヤ「悲鳴だ!」
アキヤ「いま! 助けるからな!!」

〇黒背景
  to be continued

〇黒背景

次のエピソード:エピソード5 初恋のひと(AUTOモード推奨)

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