〇繁華な通り
ケンジ「例の類人猿騒動でめちゃくちゃ怒られたなぁ・・・」
ケンジ「でもまぁ、過ぎた事をいつまでも引きずるのも良くないよな！」
ケンジ「よし！これからは心を入れ替えて世のため人のためになる事をするぞ！」
献血の人「お忙しいところすいません、献血にご協力いただけないでしょうか？」
ケンジ「はい！喜んで！」

〇空っぽの部屋
献血の人「さあ、このベッドに横になってください」
ケンジ「あのー・・・こういう献血する所って、なんかそういう機械とかあるんじゃないんですか？ 見たところ何にもないんですけど・・・」
献血の人「フフフ・・・」
ドラキュラ「我が名は吸血鬼ドラキュラ！ 貴様はこの私に血を吸われて吸血人間になる運命にあるのだ！」
ケンジ「うわぁぁぁ!!!! また妖怪だ!!!」
チュパカブラ「おっと！吸血妖怪はもう一人いるぜ！」
ケンジ「う、うわぁぁぁぁぁ!!!!」
ドラキュラ「フフフ・・・さあ大人しく我々に血を吸われて吸血人間となり、妖怪軍団の尖兵として働くのだ！」
ケンジ「誰がそんなもんになるか!! 俺は帰る!!!」
チュパカブラ「逃すか！ 秘技！チュパカブラキャッチャー!!!」
ケンジ「ぐうッ・・・！」
ドラキュラ「フフフ・・・さぁ大人しく・・・」
？？？「そうはさせない!!!!!」
イナバニー「献血マニア!!イナバニー見参!!!」
ケンジ「いっイナバニーさん!?」
ドラキュラ「おのれイナバニーめ・・・！ チュパカブラ！この男を別の場所に連れて行け!!」
チュパカブラ「ハハァーッ!!」
ケンジ「うわっ！ちょっ!!」
イナバニー「くっ・・・待て!!!」
ドラキュラ「おっと！貴様の相手はこの私だ!!」
ドラキュラ「ドラキュラ妖術、暗闇空間発生!!!!!」
イナバニー「何っ!?」

〇黒背景
イナバニー「くっ・・・ここは・・・？」
ドラキュラ「フフフ・・・ここは暗闇空間・・・ ここでは我々妖怪の力が３倍に強化される・・・」
ドラキュラ「では、こちらから行くぞ!!!」
イナバニー「うおっ!! あ、危ない・・・！」
ドラキュラ「喰らえ！ドラキュラパンチ！」
イナバニー「くぅッ・・・！ いっ痛ぁ・・・・・・！」
ドラキュラ「フフフ・・・ 我が暗闇空間の恐ろしさ、思い知ったか？」
イナバニー（この暗闇を晴らすためには、あの技を使うしかない・・・！ でも、そんな事をしたら・・・）
ドラキュラ「さぁ！トドメだ!! 死ねぇ!!イナバニー!!!!」
イナバニー「秘技!!イナバニーサンシャイン!!!!!」
ドラキュラ「な、何ぃ!?」

〇空っぽの部屋
ドラキュラ「くぅ・・・！ 現実世界に引き摺り出されてしまった・・・！」
イナバニー「よし！今だ！」
イナバニー「必殺！イナバニーメリケンクラッシュ!!!!!!!!」
ドラキュラ「ぐっ・・・ぐわぁ〜!!!」
イナバニー「これでドラキュラは倒せた・・・ あとはチャラ男をさらったチュパカブラを・・・」
　　暗闇空間を晴らすためにイナバニーサンシャインを使ったイナバニー
　　彼女の体力は、限界まで消耗し切っていた・・・
　　はたして、イナバニーの運命は!?
　　そして、連れ去られたケンジの行方は!?