召しませ、転椀也町! 〜BearWolfのアズマ君、はじめてのおつかい〜

タピタ

父と母、秘密の作戦会議(脚本)

召しませ、転椀也町! 〜BearWolfのアズマ君、はじめてのおつかい〜

タピタ

今すぐ読む

召しませ、転椀也町! 〜BearWolfのアズマ君、はじめてのおつかい〜
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇明るいリビング
  ──バタン。
重蜜「ようやく寝たか」
アニタ「ええ、ぐっすりと眠っているわ」
アニタ「私と一緒じゃないと寝られないなんて、アズマはまだまだお子ちゃまね」
重蜜「少しお子さま過ぎると思うが・・・・・・」
重蜜「もう学校にも行っているんだ。そろそろ一人寝くらいできるようにしないとだろう」
アニタ「そうね・・・・・・ 少し寂しいけれど、それでお友達にからかわれたりしたら可哀想だものね」
重蜜「それに、2種類の獣の血が混ざっているせいか、年の割に力も強い」
重蜜「力のコントロールも教えないと、気軽に喧嘩もできなくなるな・・・・・・」
重蜜「・・・・・・」
重蜜「よし! 明日からアズマと山篭りでもするか!」
アニタ「えっ! ちょ、ちょっと待って!!」
アニタ「明日は、いくらなんでも急過ぎるんじゃないかしら・・・・・・!」
重蜜「そうだ、明日はまだ仕事の仕上げが残っているんだったな」
重蜜「なら明後日からにしよう!」
アニタ「そうじゃなくて・・・・・・!」
アニタ「(どうしましょう。山篭りは別に構わないけれど、今はタイミングが悪すぎる──!!)」
アニタ「ね、ねぇ、重蜜さん」
重蜜「なんだ?」
アニタ「確かに、アズマは色々なことを知っていかなければならないけど」
アニタ「心構えがあるのと無いのとでは、学ぶ姿勢にも差が出ると思うの」
アニタ「だから、まずは私に任せて貰えないかしら」
アニタ「近々、うってつけの機会もあるから!」
重蜜「ふむ・・・・・・」
重蜜「確かに、それもそうかもしれないな」
重蜜「それに、お前がそこまで言うのなら任せてみよう」
重蜜「ただ、子育ては夫婦でするものだ 困ったことがあれば、すぐに言うんだぞ」
重蜜「やんちゃなくせに甘ったれたところがあるからな、アズマは・・・・・・」
アニタ「あら、大丈夫よ」
アニタ「あの子なら、きっと重蜜さんみたいな優しくて格好良い、立派な男の子になるわ」
アニタ「だって、私と重蜜さんの子なんですもの」

次のエピソード:北森家のとある朝

コメント

  • 熊男と狼女のハーフでBear Wolfのアズマくん。今はまだお母さんに甘えてる男の子だけど、凄まじいポテンシャルを秘めていそうですね。初めてのおつかいがどんな珍道中になるのか今から楽しみです。

  • 自分も小さい時、お母さんと寝ると安心していたなあということを思い出して、ほっこりしちゃいました☺️
    このお父さんとお母さんは仲良し夫婦そうで、そこにもほっこりしました☺️

ページTOPへ