鬼が来たりて~魔を祓う!魔物ハンター嵐子

クェス

猫娘登場にゃん🐱(脚本)

鬼が来たりて~魔を祓う!魔物ハンター嵐子

クェス

今すぐ読む

鬼が来たりて~魔を祓う!魔物ハンター嵐子
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇女の子の部屋
美千留「起きなさい~ラン」
八神嵐子「おはよ~ママ なに こんな・・・朝 早くに」
美千留「テストとかあってるわよね 全然~見せてないし 学年の順位とかは~ 何番とか~今すぐ 教えなさい!!」
八神嵐子「は~い えっと~100位/255位です」
美千留「あら~まあまあかな~ もっと~実は悪いと思ってたの~ 疑って・・・ごめんね 二年生もこれ以上に 頑張ってね」
八神嵐子「はい~ママ (数学と英語は赤点とか・・・) (絶対にバレてたは・・・いけない) 頑張って~勉強します」
美千留「七菜子ちゃんに 今度~お礼をわ言っておかないと」
八神嵐子「いいよ~ママ 恥ずかしい」
美千留「ユキナちゃんと さとみちゃんも 起こして来てね 朝ごはん出来てるから」
八神嵐子「はーい」
美千留「ママは ご近所の料理教室に 行かないと~」
八神嵐子「ママもたまの休みくらい パパみたいに ゴロゴロしてたら いいのに~」
美千留「ゴロゴロとか言わないの~ それにママは お料理教室の先生してるの 知ってるでしょう 待ってるママさんたちに 教えないと~」
八神嵐子「朝ごはん 今日はなに?」
美千留「肉じゃがコロッケと ポテトサラダ スクランブルエッグと お味噌汁と 昨日の余りの唐揚げ」
八神嵐子「4人分?」
美千留「もう~二人は出掛けたわよ 朝ごはん食べてね 二人で映画を見に行ったわよ 暁月の豚だったかな・・・」
八神嵐子「(この間・・・全然見れなかったやつ) そうなんだ パパ・・・近頃 私を誘ってくれないし せこい~せこい」
美千留「ママのお料理教室に来る?」
八神嵐子「いやだ 食べる専門なので 丁重にお断りします」
美千留「ラン 彼氏のひとりも居ないの? 手料理作ってあげれるのに~ ママから教われば」
八神嵐子「大丈夫 一流シェフと 結婚するんで~」
美千留「行ってくるわね 残さず~三人で 全部~食べて 片付けておいてね」
八神嵐子「(ママのせいで・・・ちょい太ってるのに) 行ってらっしゃい~ママ」

〇ファンシーな部屋
八神嵐子「ユキナ~起きな~」
ユキナ「おはようなのじゃ」
八神嵐子「おはよ~ 朝ごはんできてるよ」
ユキナ「そちのママうえの料理は 本当に毎日~ご馳走じゃの~」
八神嵐子「ユキナ~そういえば パパとママの前では おばさん言葉は使わないわね」
ユキナ「おぬしだけじゃ この年齢で パパうえ ママうえの前で あの言葉を使ってたら さすがに怪しまれるわい」
八神嵐子「今日も朝ごはんから ハードメニューです 残さず食べましょう」
ユキナ「全然食べれるわい 妖怪は太らないからの~」
八神嵐子「せこい セコすぎる・・・」
ユキナ「昨日な 部屋にこんなものが 置いてあったぞ」
八神嵐子「スマホじゃん パパがユキナに買ってくれたんだね」
ユキナ「わしは つねにお主のそばに 居るのにな~ 機械は苦手じゃ~」
八神嵐子「まあ~登録しとくかな~ 貸してみて」
ユキナ「わしはさとみを起こしてくる」
嵐童「ファ\(・o・)₩よく寝たわい」
八神嵐子「あんた 寝すぎよ 埠頭でアドバイスした以来 まともに助言もしないし たまには役に立ちなさいよ」
嵐童「たわけ~ 妖怪と戦えるのは わしのおかげだぞ わしが力を貸さなければ お前など一分で死んでるわ」
八神嵐子「あんた~ケンカ売ってるわけ あんたなんて この刀で斬ってあげるわよ」
嵐童「わかったわかった 最近だが~ わりと近い工場跡地に 一匹妖怪が居るぞ」
八神嵐子「なんで そんな大事なこと 教えないのよ」
嵐童「妖怪みたいな 妖気が少ししか 感じられないから 教えなくてもいいかと 思ったんだよ」
八神嵐子「着替えて 行かないと~」
嵐童「寝てるばかりと言うが~ お前の身体を動かすには 妖気が足りないから もっと倒し続けろ じゃあ~寝る」
さとみ「おはよー ご飯~行くわよ」
八神嵐子「おはよー ピクシー 今回は工場見学するわよ」
さとみ「私~パス」
八神嵐子「さとみ居ないと 回復役が居ないじゃないのよ」
さとみ「私も連戦で疲れてるのよ なんで~今日はお休みさせて もらいます」
八神嵐子「いいわ さとみを呼ぶ時のアイテムないの?」
さとみ「はい これ~あげるわ これは嵐子の生命力が わかる指輪なんで ピンチになったら その指輪をかざしなさい 召喚されるから~」
八神嵐子「あら~便利ね ありがとう ピクシー」
  三人は
  朝ごはんを食べ終わり
  工場跡地に向かった

〇基地の倉庫
八神嵐子「ここしか 工場はないから ここに妖怪がいるのかな・・・」
ユキナ「鬼の情報か?」
八神嵐子「そそそそ 行きましょう」

〇古い倉庫の中
八神嵐子「どう? なんか~感じる?」
雪女「かすかに・・・妖気はあるのじゃ」
ドクター今市「きさまたち ここに何しに来たんだ・・・」
八神嵐子「おじさん・・・顔色が悪いわね まさか・・・ゾンビとかじゃないわよね?」
ドクター今市「ここで研究しているんだ 邪魔をしないでくれるかな?」
八神嵐子「研究って・・・あんた どうせ~人を殺す兵器とか 作ってるんでしょ?」
ドクター今市「ははは テレビやマンガの見すぎだよ お嬢さん~はやく・・・ここから 去った方が身の為だと思うがね」
雪女「隠しても無駄じゃ 妖気がさっきより 強く反応している さっさっと~出し惜しみせず 出したら~どうじゃ」
ドクター今市「仕方ないな・・・ 私のモルモットになって もらうかな~いでよ サーティワン」
八神嵐子「お決まりパターンね」
雪女「すぐにスクラップにしてやるわ」
サーティワン「オマエタチ テキ ニンシキシタ ハイジョスル」
八神嵐子「刀で斬れないよね」
雪女「こいつの中に 妖怪が閉じ込められてるわ」
八神嵐子「てことは・・・ 雷とか・・・使えないじゃん」
雪女「来るぞ」
サーティワン「追尾ミサイル 発射・・・目標を駆逐する」
雪女「氷結の守護壁!!」
八神嵐子「ユキナ すごい!すごい!」
雪女「当たり前じゃ」
八神嵐子「ちょっと 控えめなら 雷ゴロゴロしてやるんだから」
サーティワン「ダメージ微弱 問題ない 100%のHP 95%に・・・反撃を開始する」
雪女「嵐子 ちょっと早いが~ カッパを呼ぶのじゃ~」
八神嵐子「なんで~なんで」
雪女「あやつは 機械じゃ 機械は水に弱いのが 相場じゃ~」
八神嵐子「なるほど ビー玉~どこにいった ビー玉~ビー玉 あった カッパさん 来て~召喚~なんちゃって」
カッパ「嬢ちゃん ご無沙汰ズラ 呼ばれて~推参ズラ!!」
八神嵐子「カッパさん元気してた いきなりで~悪いんだけど~ あいつにおもいっきり 水を噴射してくれるかな~」
カッパ「任せるズラ カッパ パッパッ カッパ秘奥義 水竜竜巻~」
サーティワン「ウゴゴゴゴゴゴ」
カッパ「動きが遅くなったズラ 今がチャンスズラよ」
八神嵐子「おりゃあぁあぁ~」
  渾身の力を使い
  胸をこじ開けた
  そこには・・・小さな妖怪がいた
カッパ「ありゃ 貧乏神ズラ」
八神嵐子「貧乏神ちゃん はやく~ ここから 逃げて~」
貧乏神「人間さん ありがと~びん」
カッパ「姉さん まだ あいつ 動くかもズラ」
八神嵐子「心の会話 (嵐童~金棒とかないの?) (ないな・・・) (地獄の業火って最上級の炎を) (食らわしてやれ~)」
八神嵐子「よっしゃ 業火バージョン火炎玉~」
八神嵐子「破壊っ どんなもんだ~」
ドクター今市「私の作品をよくも 壊してくれたな~」
雪女「あんたも終わりよ」
  ユキナは凍てつく吹雪で
   凍らせた
八神嵐子「こいつって 妖怪じゃないのよね」
雪女「あそこのコンテナに 入れておけば~よい あの氷は永久に溶けないから もう~悪さはできんじゃろ」
八神嵐子「貧乏神さーん 出てきていいよ」
貧乏神「人間 ありがと あいつにさらわれて あの中にぶちこまれたボン 妖気がどんどん吸われて 死ぬとこだったボン」
雪女「嵐子・・・貧乏神はな あんまり近づくと 貧乏になるぞ 服とかボロボロにされるぞ」
八神嵐子「貧乏神ちゃんは そんな凄い能力を持ってるのね でも~差別はだめよ 妖怪はいい 奴がたくさんいるって 思いたいから」
貧乏神「おらの友達の 福の神様を 救ってくれないボン」
八神嵐子「福の神~~ テンション上がるし」
貧乏神「ここから南に行くと 神社があるボン そこに囚われているボン 多分だけど~ 他に沢山の妖怪が囚われているボン」
雪女「ピクシー呼んだ方がいいわね なんか~イヤな予感がするのじゃ」
貧乏神「福の神様を頼むボン そいじゃ 人間さん ありがとう さよならボン」
八神嵐子「指輪~指輪っと ピクシー降臨せよ~ なんちゃって・・・」
さとみ「今日・・・オフなのに~ 早くも呼び出しって・・・最悪」
八神嵐子「そんじゃ~お寺にレッツゴー」
さとみ「高いわよ 今日のお給料は~」
八神嵐子「お給料せいなのね あんたと私の関係って・・・」
さとみ「何事もお金は大事なのよ」

〇神社の本殿
八神嵐子「ここしか お寺はないはず しかし~派手なお寺ね お金持ちな~匂いがプンプンするわね 誰か~居ませんか~」
さとみ「いきなり~叫んじゃダメよ 私の推測だけど お寺の和尚さんが 妖怪と私は思ってるから 敵を呼んでるような~もんよ」
雪女「嵐子よ~その通りじゃ ここの家主か~わからんが~ どす黒い妖気・・・魔力が 漂っているのじゃ 和尚で当たりじゃな~きっと」
八神嵐子「和尚さんのみな選択パターン お掃除戦隊ダスキンオウであったし おばさんが黒幕ならウケるけど・・・」
さとみ「ちょっと 私は裏の方を見てくるわ 隠し階段とかないか~探してくる なかったら~すぐに戻ってくるわ」
雪女「来るぞ・・・ 人間に化けてる可能性はあるから 気をつけるのじゃ~」
矢神「こんにちわ お悩み相談 結婚相談ですかな? お困り事ならなんでも お答えしますよ テストでいい点数を取りたいとかかな?」
八神嵐子「相談あります~ 数学と英語のテストが どうしたら~点数上がりますか? あと彼氏の作り方も教えてください」
矢神「それは・・・無理な相談ですな~ 頭も顔も悪そうですし 手遅れですな~ヒヒヒヒヒ 改造して差し上げますけど~ 良かったら」
矢神「フフフ 早いお越しで あやつ・・・しくじったな 飛んで火に入る夏の虫 春でしたな・・・失礼しました 地獄を見せてあげましょう」
死神デス「キサマたちの魂を狩り 悪魔の祭壇に捧げて 復活させねば~ならぬ 死ぬがよい 魂をもらい受けるわ~」
雪女「死神だな~ こやつには 炎や氷や雷はこやつには 無意味じゃぞ!!」
八神嵐子「和尚さんに化けるとは 王道でありがたいわね これで~犬と仕掛けてくるなら ウケるんだけど・・・」
死神デス「正解ですね~感がいいことで ハチにも 戦ってもらいましょうかね」
八神嵐子「言うって 出るやつ お決まりパターン突入」
八神嵐子「あららら~ ハチね~可愛くもない 元どおりにはならないだろうから 成仏してよね~ハチ」
死神デス「ハチ 噛み殺して いいぞ やれ~」
八神嵐子「悪いけど~あんたは矛盾してるわ 噛み殺したら~魂なんて~取れないわよ 雑魚はお呼びでないのよね ボスが控えてるからね」
死神デス「そんな・・・バカな あっさりとやられるとは 化け物か~キサマは・・・」
八神嵐子「余裕なのよ~バーカ~ 犬の次は何を出すのかな? 死神さん♥️ ネコかにゃ~? (猫娘とか出さないでよ~)」
死神デス「タマ いでよ そいつらを引き裂いてやれ!!」
ランラン「まさか・・・私まで 狩り出されるなんて 短い命だったにゃ~」
八神嵐子「ははっ 本当に猫娘が出てきたし この子は流石に・・・斬れないわ 可愛いし~無理」
ランラン「あれあれ 身体が勝手にゃあ~ん」
八神嵐子「かすった~ いたっい」
ランラン「あわわあわわ 人間さん ごめんにゃさいなのにゃ~」
死神デス「フフフフフ 爪には 毒を塗らせました あと・・・五分の命ですよ」
ランラン「なんてことを~ 私のせいで 人間さんが死んでしまうにゃ~」
八神嵐子「毒とかせこい真似を ちよっと 気絶してなさい 子猫ちゃん~竜巻キュンキュン」
ランラン「はにゃ? あれ~サヨウナラ~」
死神デス「まあ~どのみち お前は死ぬんだ 毒で死んだあとに 魂をいただく」
カッパ「オラが居るズラ 死なせるわけないズラ カッパ秘薬 塗りクスリの出番ズラ」
八神嵐子「うわぉっ 効いてきた ありがとう❤️カッパさん 大好き」
カッパ「テレるズラ」
死神デス「お前ら 多すぎだろ・・・仲間 卑怯だぞ~人間」
八神嵐子「仲間は大事なのよ 死神さん カッパさんは下がってて あとは 私が奴を片付けるから」
死神デス「ここは一時 撤退して体勢を立て直す サラバじゃ~人間」
雪女「逃がさんわい 氷の結界じゃ ワシをころさん限りは 結界から出れぬぞ~死神」
ピクシー「コラコラ 出番なくなるところよん 二人とも あと~カッパ出番が多すぎ 私より目立って~」
雪女「待て待て お主の術類いでは あやつにダメージを 与えることはできん」
ピクシー「フフ 雪女・・・甘いわね 一撃であんな奴は 倒せるのよね」
ピクシー「光のルナよ 邪悪なる悪霊を 浄化し消し去れ~~ ホーリーレイ」
死神デス「か・・ら・・だが崩れて・・・ うぎゃあゃぎゃぎゃあっ~ 何にも攻撃すら・・・してない」
八神嵐子「また・・・出番・・・取られた 主役を差し置いて・・・ これは 私の戦いを描くドラマなのに・・・」
ピクシー「早い者勝ち~♪ 主役は可愛い私がふさわしいと思うのよね」
雪女「ワシのお陰じゃ あやつを 逃げれんようにしたんじゃ」
ピクシー「まさかと思うが 同居人が増えるんじゃ~ない 私のところにこの子 ぶっ飛んできたんだけど・・・」
雪女「わしは お寺の中を見てくるわい お宝でもないか~」
ピクシー「いってら~ そこのネコ 挨拶しなさいな~」
ランラン「あ~あ・・・の・・・ですにゃ 先程は・・・ごめんなさい 身体が勝手に動いて あなた様に怪我を~ ごめんなさいにゃ~」
ピクシー「これのせいよ これを付けられてたから あいつの操り人形になって 襲いかかったわけ~」
八神嵐子「名前とかあるの? ネコ娘ちゃんは?」
ランラン「えっと~タマと呼ばれてましたが・・・ 特に名前はありませんにゃ」
八神嵐子「タマは~変えます そして~私が飼うわ!猫娘ちゃんを なんで~名前は私が つけるわね どんな名前にするかな?」
八神嵐子「コジコジか マナマナとか~ フミフミとか~ どうかしら?」
ピクシー「センスなさすぎ・・・ 可愛い名前にする気がゼロすぎる」
ランラン「他にありますかにゃ・・・ご主人様」
八神嵐子「うーんっとね ロッキーとか ランボーはどうかしら? スタローンとか~いいと 思うんだけど・・・」
ピクシー「時間かかりそうなので~ 適当にその辺をブラブラしてくるよ」
ランラン「あの~それは 男のネコなら・・ 喜ぶと思うんですにゃ 女の子なので~ もう少し~ご主人様 頑張って考えてくださいにゃん」
カッパ「そろそろ~帰るズラ 家族が心配してるズラから」
八神嵐子「今回は大活躍~ 助かったわ ありがとうね キスしてあげたいけど 奥さん居るもんね」
カッパ「その子 名前 わしが考えてあげようか? そうだなズラね ランチとか ランランとか~いいと思うズラ」
ランラン「ランランがいいのですにゃ」
八神嵐子「ハハッ 嵐子に 嵐童が居て・・・ ランランか~ まあ~いいんじゃない よろしくね~ランラン」
カッパ「良かったな~ ネコ娘さん いや~ランランちゃん そじゃ 帰るズラ また~呼んでくれズラな~さいなら」
八神嵐子「またね👋😃✨ また~絶対に 呼ぶから~そんときは よろしくね カッパさん じゃね~またね♥️」
ランラン「カッパさん お元気で~にゃ 名前 ありがとうにゃ~ バイバイにゃん」
八神嵐子「ちよっと お寺から 出るわよ ランランは ネコになれる?」
ランラン「なれますますにゃ~ ちよっと・・・お待ちを」
八神嵐子「福の神様とか~ ここに囚われたりしてないのかな? 2人の朗報をコンビニで待ってるかな~」
ランラン「はにゃ?」

〇コンビニ
八神嵐子「これで~白猫と黒猫が 揃ってしまった ママに叱られるな~いい先手思いついた セーラー仮面娘が 二匹飼ってたな~そういえば」
ランラン「なんですにゃ それは・・・」
八神嵐子「あ~人気漫画よ って 喋れるんだ そのネコの姿でも~」
ランラン「はいにゃ 喋れますにゃ おかしいですか?」
八神嵐子「うちには パパとママと妹居るから その三人にバレないようにね」
八神嵐子「さてと~ 七菜子に電話して つじつまあわせをしないと~」
  ラン
  どうしたの?
八神嵐子「あのね 七菜子から ネコをもらったって ことにしてくれないかな~って」
  ネコちゃん拾ったの?
  別にいいけど~
  私があげたって
  ことにしとけば~いいんだね
八神嵐子「助かる さすが~マブダチ 話が早くて 助かるわ」
  うちのママにも
  言っておくよ
  ランのママから電話
  かかってきたら
  まずいもんね
  任せて🎵
八神嵐子「七菜子 ありがと~大好き 今度~パフェ奢るわ」
  大好きって
  誰にでも言ってない?
  パフェは太るから
  この前~半分見れなかった
  暁月の豚でいいわよ
八神嵐子「うっ・・・何気に高い 映画おごりって・・・ 仕方がない それでいいですよん また~電話するね じゃね~七菜子」
  楽しみにしてるわ
  じゃね
  勉強ちゃんと
  しないと~
  卒業できないからね
  バイバイ~またね
八神嵐子「ママ以上に世話焼きな親友」
ユキナ「いたいた 置いて帰るなじゃ~まったく」
ユキナ「いっぱい~あったから ちょうだいしてきた」
八神嵐子「ネコババって~してきて あんたもすみにおけない悪党ね 数えなくても~100万あるわね 正義味方が・欲に負ける時が来たのね」
ランラン「溜め込んでましたにゃ お金を 何に使うのか わからなかったですにゃが~」
ユキナ「あと~これもちょうだいしてきた」
八神嵐子「なに ここの周辺の地図だよね 印がついてる所が 妖怪の住みかとか~ お宝の印かな?」
ユキナ「明日にも 何ヵ所か~ そこに何があるか 調査すれば~よいのじゃ」
ランラン「私も同行しますにゃ」
八神嵐子「ランランの得意技とか 一応~聞いておこうかな~」
ランラン「逃げ足です あと~遠くの音など 聞こえる耳ですにゃ あとは~爪ですかね 毒は妖精さんから 浄化してもらいましたにゃん」
ユキナ「ネコ娘は 格闘もできるからな~」
八神嵐子「お~頼もしい」
ランラン「すいませんにゃ 格闘は 苦手なのですにゃ~ 足の速さとジャンプ力 あとは奪ったり・・・ですかね」
ユキナ「まあ~足が早いのは 武器じゃ 相手を撹乱できるしな~」
八神嵐子「ランラン 背中に痛くないくらいで しがみついてて 家までおんぶしてあげるわ」
ランラン「助かりますにゃ でわ 背中にしがみつきますにゃ」
八神嵐子「春休みもまだまだ~序盤なのに ハードすぎるかも~ 妖怪たちと波乱万丈な生活って 退屈な毎日よりは全然いいけど~」
さとみ「こら~ ブラブラしてたら ここに居たし~ 置いてきぼりにするな~」
ユキナ「ブラブラって わしと同じで 何かを探してたんじやろ?」
さとみ「人をこそ泥みたいに言わないで 欲しいわね~雪女」
八神嵐子「遅かったじゃない? ユキナの言ったみたいに 何かを探してたんじゃないの?」
さとみ「これがお寺の中にあったわ」
八神嵐子「カギね お寺の中には 福の神さま 居なかったんだよね 私は完全に2人に任せて しまってたけど~」
さとみ「妖怪は ネコ娘一匹だったかな~ 隠し階段とかなかったし 怪しい所はなかったと思うわよ」
ユキナ「地図には囚われてる妖怪の場所かも それか アジトかもしれぬな~ ここからは かなりの強敵が居るかもしれんのじゃ」
八神嵐子「地図にカギね 完璧じゃないの~ お手柄よ~2人とも 強敵となると~ 力強い仲間が必要よね」
さとみ「福の神様を探すのは~私たちに任せて とっとと帰ってるしね 嵐子はぬけてるから~ カギと地図なかったら 闇雲に探してる所よ」
八神嵐子「お見通しなのね 主人公って そういうお茶目なとこ 大事じゃない?」
ユキナ「わしらが居るから 楽勝に戦えているんじゃぞ」
八神嵐子「頼りにしておりますとも」
さとみ「とりあえず~家に戻るわよ」

〇女の子の部屋
八神嵐子「これ~使って どこでも行けないの? テーマパークとか~ 動物園とかさ~」
さとみ「私が行ってたら 行けるわよ でも~人間が 居るそばに出る可能性が あるから~人混みが多い場所には 向かないのよ~この魔法」
八神嵐子「あ~ニュースになるわ そして~ピクシーは 人気者になり 商売できるわよ 移動屋さんとして~ うそよ~冗談冗談」
ランラン「ご主人様はお気楽極楽なのにゃ 私は白猫さんに挨拶してきますにゃ」
八神嵐子「仲良くするのよ って・・・うちのネコ オスネコだけど・・・大丈夫かな?」
華織「お姉ちゃん 黒猫が迷い込んで来たけど~ どうしたの?」
八神嵐子「この子 ランラン言うの~ 七菜子ちゃんの家の猫よ よろしくね~華織」
ユキナ「これから先もどんどん 居候たちが押し寄せて 増えて行くのではないか?」
八神嵐子「もう~お部屋ないのよね そうなったら 二人は相部屋決定ね」
さとみ「雪女と寝るのは 無理ね~凍え死にするわ 嵐子は知らないのよ 雪女の部屋の温度は氷点下 マイナスの南極くらいなのよ」
ユキナ「なのじゃ」
八神嵐子「夏でもちよっと・・・無理かも」
八神嵐子「遠いけど 嵐山のお寺に住まわせるわよん」
ユキナ「父上はそこで修行したのだな~」
さとみ「嵐山って~京都よね そこ~連れて行ってくれないかな どのみち~増えるとしても 隠れアジトみたいな~拠点は 必要不可欠よ」
八神嵐子「パパに聞いて 行っていいか~ 聞いておくわね 何日か・・・前に嵐山に 行って~遭難したんで パパに連れて行ってもらうわ」
さとみ「明日~早速にも出発しましょう」
八神嵐子「パパに聞いてくるわ ランランに服を切られたんだった 服がどんどんパァになるんじゃ あっユキナのお金があったんだ 助かるわ」
八神嵐子「行ってくるわね」
ユキナ「ワシは疲れたから 先に寝るのじゃ~」
さとみ「雪女 ご飯はどうするのよ」
ユキナ「一時間くらい まだ~余裕あるじゃろ 仮眠じゃ仮眠」
さとみ「私も魔力の回復でもするかな~」
八神嵐子「お待たせ~ 明日~連れて行ってくれるってさ」
さとみ「明日は 嵐山に拠点のラーニングね」
八神嵐子「これで嵐山にいつでも行けるわね」
さとみ「移動魔法はかなりの魔力を 消費するんだから~ 1日二回が限度だから~ね」
八神嵐子「ハ~イ(-o-)/」
さとみ「今のバイト代金 五万円だからね」
八神嵐子「ピクシーそこは~オマケして 二万円にしてよ」
さとみ「雪女から大金もらっておいて シブるとか・・・まけてって なかなか~やるわね いいわよ~二万円で」
八神嵐子「はい バイト代です お疲れ様でした」
さとみ「ありがと 1日のバイト代金は 特別に一万円にしておくわね」
八神嵐子「はははっ ちゃっかりしてる妖精ね ユキナを見習いなさい」
さとみ「退治されるって びびって~素直に従ってるだけなの」
八神嵐子「私って・・・そんなに 怖い存在なのかな?」
さとみ「鬼まで宿して 妖刀まで持ってたら 鬼に金棒って~ ことわざあるじやない あんた~無双怪力女の子なのよ」
八神嵐子「嵐童 出て来て~」
嵐童「何事じゃ いちいち~呼ぶな たわけ者」
八神嵐子「私さ だいぶさ 倒したと思うんだけど あんたに変化とかないの?」
嵐童「全然ないな~ 前よりは馴染む感じだ 数分なら お前の身体を乗っ取れるかもな~」
八神嵐子「バカものめ 私がそう簡単に 身体を奪われると 思っているの~甘いわね」
嵐童「お前に バカ扱いされるのは 頭にくる いつか~必ず お前の身体を奪ってやるからな」
さとみ「あんたら やっぱり~仲悪い関係なのね」
八神嵐子「私の身体を乗っ取った瞬間 あんたは氷漬けよーんだ」
嵐童「フッ そんな~氷くらいで 我を封印できるものか~ 地獄の炎で溶かしてやるわ」
八神嵐子「私の元気なうちは 絶対にあんたの好きにはさせない あんたは私の仲間なのよ だから~簡単に殺すとか 言わないでくれるかしら」
嵐童「仲間って 俺はお前を利用しているにすぎん 殺されない助力はしてやるが 力が戻った暁には他の身体に 憑依して~お前を殺す」
さとみ「鬼 言っておくが~ その頃には嵐子には 味方が沢山いると思う なんで~そんな野心を抱いても やられるだけだぞ」
嵐童「フッ必ず・・・おれば復活する どんなことをしても・・・復活して 自由に気ままに人間を殺してやる」
八神嵐子「あんたは そんなこと~しないわ あんた~人間に負けたから 悔しくて~そんなことを 言ってるだけよ 私は桃太郎じゃないから」
八神嵐子「あんたを退治しない」
さとみ「そんなことを易々と言って 変わった人間だね~あんたは」
嵐童「そうだな~同感だ 俺は鬼なんだよ 人間なんぞ 殺してやりたいくらい 憎いんだよ 喋り疲れた~寝るぞ」
さとみ「あいつが 人間を殺すと言ってる以上~ 嵐子はあいつと戦う使命があるわよ 鬼と仲良くなるとか~ないから そこは忘れないで」
ユキナ「そろそろ~ご飯の時間じゃないか?」
八神嵐子「そうね お腹ペコペコだよ ご飯~食べに行こう」
  嵐子は妖怪でも鬼でも
  倒さなくて良ければ・
  倒したくないって気持ちがあった
  でも・・封印を解いたせいで
  妖怪が人間を襲う
  人間が妖怪に襲われて
  殺されたらと思うと
  私は私を許せない気がする
  妖怪の中には雪女や猫娘みたいに
  聞きわけがいい妖怪も
  居るのは~わかってきた嵐子
  でも・嵐童は、邪悪な鬼と
  わかっているけど
  鬼の力なしでは戦えない
  無力な自分が許せなかった
  でも~封印から目覚めた妖怪たちを
  倒せるのは~嵐子しか居ないことも
  自覚していた。次なる戦いへと続く
  エピソード4END
  次回
  エピソード5
  人間も妖怪も
  友情の絆で繋がってるのよ
  
  お楽しみに

次のエピソード:六芒星魔王たち登場

成分キーワード

ページTOPへ