学校の肝試しにいこう!

ラレキヲッ★

第7話 私だけでも(脚本)

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〇マンションの共用階段
琴葉「怖い・・・・・・よ」
亜美「大丈夫だよ、出れるから絶対!」
琴葉「でも・・・・・・・・・美咲ちゃんが・・・・・・」
佐藤「今は逃げる事に集中しよう」
琴葉「う、うん」
琴葉「あ」
  琴葉は階段を踏み外し落下した
田中「やべえ・・・下には幽霊が!」

〇校長室
琴葉「痛い・・・・・・ここは校長室?」
琴葉「こ、校長せんせ・・・?」
校長「ここから出る方法わしは分かるぞ」
琴葉「そうなの?」
校長「今なんて言ったかのお?わしは耳が遠いからちょっと近くにきてくれい」
琴葉「は、はい!」
琴葉「どうやって出るんですか?」
校長「それはな・・・」


〇校長室
琴葉「え・・・?」
  琴葉の視界が赤く、暗くなる
琴葉「いた・・・・・・・・・・・・・・・い」
佐藤「琴葉くん!」
亜美「琴葉ちゃん!」
佐藤「・・・1歩遅かったか・・・」
亜美「嘘・・・・・・・・・・・・・・・」
田中「ああ・・・琴葉ちゃん!琴葉ちゃん!」
佐藤「田中くん、逃げよう、これじゃ不味い」
田中「琴葉ちゃん琴葉ちゃん・・・」
亜美「聞こえてないみたい・・・私達だけでもいこう」

〇田舎の学校
亜美「もう・・・走れないよ・・・」
佐藤「あと少しだから頑張ってくれ!」
亜美「・・・・・・・・・いたっ」
佐藤「亜美くん!」
佐藤「亜美くん!!!早く!」
亜美「足が・・・・・・動かないよ」

〇田舎の学校
佐藤「亜美・・・・・・く・・・・・・ん」
佐藤「亜美くん・・・嘘だろ・・・」
佐藤「皆・・・私を置いてかないでくれ・・・・・・・・・」
亜美「・・・・・・・・・さと・・・く・・・だけ・・・・・・で・・・も・・・・・・・・・生きて・・・・・・・・・」
  私は後悔している、あの時手を差し伸べていれば、彼女を運んでいれば2人だけでも逃げ出せれたのに
佐藤「・・・・・・私だけでも逃げなければ」
  走り出した瞬間激痛が走る

〇殺風景な部屋
佐藤「はぁはぁ・・・夢・・・・・・・・・?」
佐藤「夢で良かった・・・・・・」

〇教室
美咲「ことはー!!おっはよ!」
琴葉「みさき!おはよ!」
美咲「聞いた?この学校幽霊出るんだって!!!」
琴葉「聞いた聞いた!!あのさ、よかったらなんだけど一緒に行かない!?」
佐藤「・・・・・・夜の学校は先生が見回りに行っててバレたら朝まで帰れないとか聞くよ?」
琴葉「えっそうなの!?」
美咲「聞くだけで背筋が震える〜」
琴葉「なら今日も亜美の家で遊ぼ!」
佐藤「そうだな」
美咲「そうだね!」
亜美「も〜!何勝手に決めてるの〜!?そろそろ佐藤くんの家行きたい!」
琴葉「いいねそれ!」
美咲「さんせ〜い!」
佐藤「仕方ないなぁ、今日だけだよ?」
  やったー!

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