第二話 戦争の始まり(脚本)
〇住宅街の道
第二話
戦争の始まり
ネイナ・マリオネット「皆さん、様子はどうですか?」
藍之 心経(あおのしんけい)「雨強・・・ 一部陥没してる・・・」
永野 波瑠(ながのはる)「だよね〜 ここからでも人の悲鳴が聞こえる〜」
蘭野 進(らんのすすむ)「こんなに深刻な事態なのか・・・」
ネイナ・マリオネット「よくお気づきで・・・」
ネイナ・マリオネット「でも・・・この気配は・・・」
藍之 心経(あおのしんけい)「あ!目の前!」
「!」
スライム「ココロン率イル人間タチヨ・・・」
スライム「オマエラノ力ヲ確カメルタメニ・・・」
スライム「我ト戦エ!」
ネイナ・マリオネット「戦うしかないようですね・・・ やりましょう!」
藍之 心経(あおのしんけい)「でも・・・どうすれば・・・」
永野 波瑠(ながのはる)「私・・・戦ったこと・・・ないよ?」
蘭野 進(らんのすすむ)「アニメで見たことはあるけど魔法が使えればな・・・」
ネイナ・マリオネット「進さん、お見事! 今からあなた達に魔力を送りますね」
ネイナ・マリオネット「そして私が使える魔法もコピペ保存しときますね」
藍之 心経(あおのしんけい)「な・・・なんか・・・力が湧いてきた・・・」
永野 波瑠(ながのはる)「これが・・・魔力・・・」
蘭野 進(らんのすすむ)「これで魔法が使えるように?」
ネイナ・マリオネット「そうですよ、試しに『ステータスオープン』と言ってみてください」
「『ステータスオープン』」
名前:藍之 心経
Lv.1
ステータス
STR:500
INT:620
VIT:450
AGI:90
DEX:100
現在HP:19850/19850
現在MP:9620/9620
習得魔法
〈火属性〉
ファイアボール
フレイムカッター
〈水属性〉
水源龍(ウォータードラゴン)
ウォーターボール
ウォーターカッター
〈氷属性〉
アイスアロー
アイスシールド
〈雷属性〉
サンダーパニック
神の怒り
〈風属性〉
ウィンドカッター
強風道
〈光属性〉
破壊砲
天使の輝き《アシスト》
ライトウォール
〈闇属性〉
地獄の闇
喑黒弾
〈自然属性〉
桜吹雪ノ斬鉄剣
桜吹雪・極
桜吹雪・炎
桜吹雪・闇
桜吹雪・寒
花散
ウッドスラッシュ
リーフシールド
ウッドアッパー
藍之 心経(あおのしんけい)「ネイナ・・・ここまで魔法を覚えていたのか・・・」
永野 波瑠(ながのはる)「私のも見て!」
蘭野 進(らんのすすむ)「僕のも、まぁ習得魔法は一緒だけどね」
名前:永野 波瑠
Lv.1
ステータス
STR:480
INT:1050
VIT:720
AGI:55
DEX:512
現在HP:17950/17950
現在MP:10620/10620
名前:蘭野 進
Lv.1
ステータス
STR:610
INT:875
VIT:892
AGI:100
DEX:247
現在HP:12410/12410
現在MP:8762/8762
藍之 心経(あおのしんけい)「これで戦えるぞ!」
永野 波瑠(ながのはる)「うん!」
蘭野 進(らんのすすむ)「僕たち4人・・・いや・・・みんなの力があれば・・・」
「うん」
蘭野 進(らんのすすむ)「僕たちは百人力だ!」
「おぉーーーっ!」
スライム「作戦会議ハ終ワッタカ?」
藍之 心経(あおのしんけい)「あぁ! これから戦闘と行こうじゃないか!」
スライム「ナラ、行クゾ!」
藍之 心経(あおのしんけい)「『リーフシールド』!」
スライム「防御魔法で防ぐか・・・ なら・・・」
スライム「!」
永野 波瑠(ながのはる)「『フレイムカッター』!」
蘭野 進(らんのすすむ)「『桜吹雪ノ斬鉄剣』!」
スライム「オマエラガ・・・コンナに強イトハ・・・ 活躍ヲ期待シテイル・・・」
藍之 心経(あおのしんけい)「倒せた・・・のか?」
ネイナ・マリオネット「はい! 皆さん、よくやりましたね!」
「やったぁーーーーー!!」
藍之 心経(あおのしんけい)「ついに倒したぞ!」
永野 波瑠(ながのはる)「本当にあのまま逃げるよりも良かったかも!」
蘭野 進(らんのすすむ)「魔法が使いこなせれるようになって良かったよ!」
ネイナ・マリオネット「ですが油断は禁物です。 魔法を使えるようになったとはいえ、武器の筋も上げなければなりません」
ネイナ・マリオネット「そうすれば新しい魔法も・・・」
蘭野 進(らんのすすむ)「なるほど・・・それもあるか・・・」
ネイナ・マリオネット「進さんが使った魔法『桜吹雪ノ斬鉄剣』は刀を使うと攻撃力が増します。 それなら武器を使った方がいいかと・・・」
藍之 心経(あおのしんけい)「アドバイスありがとうネイナ。 一旦家に戻ろう」
「うん」
ネイナ・マリオネット「そうですね・・・ 戻りましょう・・・」
ネイナ・マリオネット「・・・? 敵のアイテムドロップ?」
武器設計図・刀
魔石・S
スキルの巻物・『アイテムボックス』
をゲットしました。
ネイナ・マリオネット「あ、『アイテムボックス』! これは使いましょう!」
『アイテムボックス』を習得しました。
マジックリスト共有が有効になってる為、パーティーメンバーにも習得されます。
ネイナ・マリオネット「マジックリスト共有、有効にしておいて良かったです・・・ そろそろ戻りましょう・・・」
〇大きな箪笥のある和室
ネイナ・マリオネット「ここに記者が来たようです・・・ 速報が来る時間ですね、 テレビをつけてください、心経」
藍之 心経(あおのしんけい)「オッケー」
〇住宅街の道
記者「ここ、笑顔市 にこにこ町4丁目では先程発見されたスライムが10歳未満の子供3人と猫耳少女に討伐されました!」
記者「どういうことでしょう! まさか、あの猫耳少女はココロンなのでしょうか! それはまだわかっていませんが 嬉しい悲鳴です!」
〇大きな箪笥のある和室
ネイナ・マリオネット「どうしよう・・・正体バレそうで怖い・・・」
ネイナ・マリオネット「みんなこの速報見ていませんように・・・」
藍之 心経(あおのしんけい)「そ、そうだね、ネイナ・・・」
蘭野 進(らんのすすむ)「あ〜それもあるか・・・」
永野 波瑠(ながのはる)「私たちが小学生になった時に、 シーンとしてるとつまんないもんね」
ネイナ・マリオネット「そうですよ〜」
ネイナ・マリオネット「せっかくなら驚かせたいじゃないですか♪」
(ドッキリ好きなのかな?)
ネイナ・マリオネット「また・・・来たみたいですが・・・」
蘭野 進(らんのすすむ)「え!?まだ武器の準備も・・・」
永野 波瑠(ながのはる)「済んでないけど・・・」
ネイナ・マリオネット「大丈夫です!」
ネイナ・マリオネット「これを・・・」
蘭野 進(らんのすすむ)「これって・・・武器の設計図?」
永野 波瑠(ながのはる)「刀が描いてある・・・ あ!あのピカピカのは!?」
ネイナ・マリオネット「あれは魔石、最高級のSランクです!」
蘭野 進(らんのすすむ)「Sランクとは・・・ 驚きだね・・・」
ネイナ・マリオネット「これを作成できそうなメンバーは・・・」
ネイナ・マリオネット「波瑠さん! お願い出来ますか?」
永野 波瑠(ながのはる)「わ、私!?」
ネイナ・マリオネット「そうです、波瑠さんはINT値が2人よりも高いです。 だから、波瑠さんに頼もうかと・・・」
永野 波瑠(ながのはる)「でも・・・どうやって?」
ネイナ・マリオネット「『イメージを考えれば魔法は生まれる。』武器を作る魔法はまだひとつもありません・・・」
ネイナ・マリオネット「なので、波瑠さんが魔法を作ってください!」
永野 波瑠(ながのはる)「『イメージを考えれば魔法は生まれる。』か・・・」
永野 波瑠(ながのはる)「なんか・・・できる気がする!」
ネイナ・マリオネット「では、やってみてください!」
永野 波瑠(ながのはる)「うん・・・行くよ・・・」
蘭野 進(らんのすすむ)「おおーっ!」
永野 波瑠(ながのはる)「はいどうぞ!」
蘭野 進(らんのすすむ)「ありがとう!助かるよ!」
永野 波瑠が『武器製作』の魔法を作りました。
永野 波瑠(ながのはる)「これで武器設計図と魔石があればいつでもどこでも作れる! やったぁ!」
蘭野 進(らんのすすむ)「でも武器設計図はレアドロップアイテムじゃなかった?」
ネイナ・マリオネット「確かにそうですね・・・ 魔石・Sも、滅多に出ない激レアアイテムですし・・・」
永野 波瑠(ながのはる)「そっか・・・ 今回は運が良かったのかな・・・ でも私は両手杖が欲しいなぁ〜」
ネイナ・マリオネット「でも、またドロップすると思いますね」
藍之 心経(あおのしんけい)「とにかく倒さない? モンスター、家の近くにいるし」
蘭野 進(らんのすすむ)「それもそうだね・・・」
永野 波瑠(ながのはる)「行こっか・・・」