第3話 ジャージー・デビルの巻(脚本)
〇魔界
妖狐 玉藻「ぬぅ・・・河童のやつめ・・・ 結局やつも口だけだったではないか」
ジャージー・デビル「HAHAHAHA!! 日本ノ 妖怪 トテモ ヨワイネー! コンナンジャ 人間ニ トウタサレテ 当然ネ!」
妖狐 玉藻「なんじゃお前は・・・? 勝手にしゃしゃり出てきては好き放題話しおって・・・」
ジャージー・デビル「Oh! シツレイ・・・ 自己紹介シワスレテマーシタ・・・」
ジャージー・デビル「私ノ名前ハ ジャージー・デビル! アメリカデハ very very ポピュラーナ 妖怪ネ!」
妖狐 玉藻「・・・で、そのジャージーなんたらがなんの用だ?」
ジャージー・デビル「私ガ ヨワイヨワイ 日本ノ 妖怪ニカワッテ 人間タチヲ ボコボコニシテ アゲルヨ!」
妖狐 玉藻「そうか・・・好きにせい」
ジャージー・デビル「Oh yeah! サッソク イッテクルネ!」
妖狐 玉藻「まったく・・・なんじゃあいつは・・・」
〇牧場
イナバニー「ちょっと散歩をするつもりがこんな所まで来てしまった・・・ ていうか近所に牧場なんてあったんだ」
イナバニー「・・・お?なんだ? 「ふれあいコーナー」・・・?」
アキヒト「うぉー!かっけー! 本物のウマだー!」
あんず「うわー!かわいー!」
イナバニー「動物と無邪気に触れ合う子供たち・・・ うーん・・・平和だねぇ・・・」
ウマ(HUHUHU・・・ モウソロソロ イイデショウ・・・)
ジャージー・デビル「Hey!!! kids!!! コレカラ ミナサンヲ 妖怪ブートキャンプデ ミッチリシゴクノデ 覚悟シテクダサーイ!!!」
アキヒト「うわぁぁぁ!!! ウマがバケモノになった!!!」
あんず「うぇーん! こわいよーー!!!」
ジャージー・デビル「マッタク・・・ウルサイ ガキドモデース・・・ コウナッタラ チカラヅクデ 黙ラセテヤリマス!!」
イナバニー「そうはさせない!!!」
イナバニー「子供の味方、イナバニー見参!!! そこの妖怪!子供たちにちょっかい出すのはやめなさい!!」
ジャージー・デビル「Oh・・・ヤッカイナヤツガ キマシタネ・・・ コウナッタラ・・・」
ジャージー・デビル「センテヒッショウ!!ジャージーヌンチャク!!!!!」
イナバニー「いっ・・・痛ぁ・・・!」
ジャージー・デビル「HUHUHU・・・ コレデ オマエモ THE END デース!!!」
イナバニー「くっ・・・!」
アキヒト「がんばれー!!! ウサギのお姉ちゃーーーん!!!」
あんず「悪いやつに負けちゃだめーー!!!!」
イナバニー「みんな・・・!」
ジャージー・デビル「ウルサイ ガキドモメ!!! モウ本当ニ 許シマセンヨ!!!」
イナバニー(隙ができた・・・今だッ!)
イナバニー「必殺!! イナバニーメリケンクラッシュ!!!」
ジャージー・デビル「Oh・・・s●●t!!!!」
イナバニー「ふぅ・・・ ちょっと今回は危なかったかな・・・」
アキヒト「ウサギのお姉ちゃんすげぇーな!! 今のどうやってやったんだ!?」
あんず「ねぇねぇ! モフモフさせて! いいでしょ〜!?」
イナバニー(ありゃりゃ・・・ これは休む暇も無さそう・・・)
イナバニー「あー、君たち? いっせいに喋られてもお姉さん困っちゃうからとりあえず一人づつ、ね?」
アキヒト「よし!じゃあ俺からだな!」
あんず「えー? あんずが先にお姉ちゃんと遊ぶの!」
アキヒト「なんだよ〜? 俺が先に話しかけたんだぞ!!」
イナバニー「あー!こらこら喧嘩しない! とりあえずジャンケンで順番決めよっか?」
戦士に休息は無い!
がんばれ!イナバニー!
ジャージー・デビル!そして妖怪ブートキャンプww
今回もまた濃ゆいキャラとキャッチ―なセリフ満載ですね!戦闘内容がヌンチャクvsメリケンサックというのにじわってしまいます!