〇水中
「ん...あれ...？ ここは...？」
？？？「か...は...！ も...って...きてっ...！」
「この声...どこかで...」
？？？「いも...と...ん...だよ...！ かえ...て...て..よ...！」
「...お姉ちゃん...？」
？？？「そ...だよ...！ も...て...て...！」
？？？「戻ってきて！」
「え？ けど...」
？？？「この世界より、私のところがいいでしょ？」
「え...けど、新しいお兄ちゃんも仲間...友達もいるし...」
？？？「ダメだよ！ おいで！」
？？？「ココガイチバンイイデショ？」
「お姉ちゃん...？」
？？？「カナハ...ワタシノタイセツナイモウト...！」
「助けて...よっ...！ れぃ...あき...ほっ...！」

〇レトロ喫茶
レイ「じゃあ、責任持って守ります ロウさんは用事を済ませてください」
ロウ「あぁ、ありがとう」
ルリ「う”ぅ”...ぁ”...」
「ルリ!?」
ルリ「あ...2人とも...おはよう...」
ロウ「ルリ、大丈夫なのか？」
ルリ「えっと...あれ？ 私、なんで泣いてたんだっけ...？」
レイ「ルリ...何かあったら言ってね」
ルリ「うん、わかった...」
ルリ（本当は覚えてる）
ルリ（...姉さん...秋保...数年前から分かってたけど、もう会えないんだよね）
レイ（ルリ...何かあったのかな...）
レイ（もう、誰にも苦しんでほしくないのに）
レイ（未来みたいに...）
レイ（...未来、懐かしいし、思い出してみようかな？）

〇病室のベッド
柚葉未来「秋保、来たよ」
桜木秋保「未来！」
柚葉未来「あのさ、実はさ＿＿＿」
　　数分後
桜木秋保「死のうと思ってる...？」
柚葉未来「もうこの世界が嫌になったから、頃合いかなって思って」
桜木秋保「やだ、そんなの...未来...っ！」
柚葉未来「...」
柚葉未来「もし...来世で会えたら...一緒に...」
柚葉未来「う”...毒...効いてきたなぁ...」
桜木秋保「未来！」
柚葉未来「また...ね...」
桜木秋保「未来ぃ...!!」

〇レトロ喫茶
レイ（もう、あぁならないように...）
レイ「じゃあ、そろそろ出ます 例のやつの原因も、出来たら潰しときます」
ロウ「ありがとう じゃあ、また会えたら」
ロウ「...ルリも、またな」
ルリ「...」
ルリ「うん...またね、お兄ちゃん」
レイ（なんだろう 思いが込もってない感じがする）
レイ（気のせい...？）
レイ（まぁ、いいか）
レイ「じゃあ、出るよ！」