今日の夕御飯

名乗る程の者でもない

10日目(脚本)

今日の夕御飯

名乗る程の者でもない

今すぐ読む

今日の夕御飯
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇綺麗なキッチン
パパ「こんばんは~」
パパ「今日はなんと・・・」
パパ「最終回!」
パパ「事実上降板・・・? パパ、違うお話の世界へ行かなきゃ行けなくなっちゃって──」
パパ「最後にパパから、素人だけど料理をするときの心構えを皆さんにお伝えして、お別れにするね」
パパ「それじゃ、いってみよー!」
パパ「まずは、何よりも清潔感。 手は洗ってるかな? 爪は伸びていないかな?」
パパ「シンクやコンロ周りは汚れてないかな? 食器は綺麗に洗えてるかな?」
パパ「食べる人って、意外とそういうところも無意識に見ているから気を付けてね」
パパ「次は、『レシピ通り味付けしてるのに、なんか薄いな~』とか、『コクがないな~』とかたまにある思うんだ」
パパ「そんなときに、調味料は基本の「さしすせそ」から足していこう」
パパ「ソースや、ケチャップは味が大きく変わりやすいから、元々入ってない料理に加えるのは慎重にね」
パパ「次は栄養バランス!詳しく分からなくても、一週間お肉とか、毎日揚げ物だったら偏りがあることは、みんなも分かるよね」
パパ「だから当日の献立を立てるときは、昨日の献立を思い出して作り始めることがオススメだよ」
パパ「洋風、和風、中華とかも入れ換えながら作れば、レパートリーも広がるし栄養もしっかりとれて一石二鳥!」
パパ「そろそろお別れの時間だね──」
むすこくん「パパ、元気だして~」
むすめちゃん「パパ、泣かないで」
パパ「自分の料理の原動力は、子供たちが美味しいって、笑顔で食べてくれることだったから、笑顔でお別れしなくちゃね」
パパ「みんな、たくさん読んでくれて本当にありがとう!皆様の食卓にも笑顔が溢れますように」
パパ「それでは、またいつか会いましょう!」

ページTOPへ