TapNovel学習塾メタバース本校

紗卦冬葉(さけとば)

『キャラの魅力』ってなんだろな?(脚本)

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〇仮想空間
  ※この作品はTapNovel公式とは無関係です
ミス・クローバー「皆さん!『TapNovel学習塾』へようこそ!」
ミス・クローバー「私はミス・クローバー!」
ミス・クローバー「このメタバース空間の 講師兼ナビゲーターです!よろしく!」
「すいませ〜ん」
紗卦冬葉(さけとば)「添削の予約した紗卦冬葉です〜」
ミス・クローバー「筋肉(ンマッチョ)ッッッ」
紗卦冬葉(さけとば)「話作りに煮詰まってしまって 相談に来たんですけど〜・・・」
ミス・クローバー「カラダ作りに煮詰まったッ!? 食事メニューとトレーニング内容から相談を」
紗卦冬葉(さけとば)「いや、筋肉の方じゃなくて 『長編コンテスト』の準備の件で相談が」
ミス・クローバー「ンマッチョメンコンテスト!?」
紗卦冬葉(さけとば)「何だこの人!? 『聴神経まで筋肉で構成されてんのかよ!!』」
ミス・クローバー「あ、その『かけ声』キレてますね!」
紗卦冬葉(さけとば)「かけ声じゃねーし!! そろそろマジでキレますよ!?」
ミス・クローバー「嘘っ!?どの筋肉がキレるんですか!?」
「『堪忍袋の緒』だよ!!!!」

〇仮想空間
ミス・クローバー「さらっと草案を拝見しましたけど・・・」
紗卦冬葉(さけとば)「・・・」
ミス・クローバー「『設定に振り回されてる』 って所ですかね」
ミス・クローバー「能力とか世界観の設定を偏重しすぎて キャラがあまり活かされてない印象です」
ミス・クローバー「『設定を動かすためにキャラを配置してる』 そう思われても仕方ないですね」
紗卦冬葉(さけとば)「ごもっともォ!」
ミス・クローバー「物語の中で、キャラはちゃんと生きてます」
ミス・クローバー「だからこそ駆け引きや見せ場が活きる ・・・私はそう思います」
紗卦冬葉(さけとば)「いま自分に必要なのは 『キャラの魅力の引き出しを増やす』こと」
紗卦冬葉(さけとば)「みたいな感じですかね?」
ミス・クローバー「ええ、大事なことです」
ミス・クローバー「『言うは易し行うは難し』ですけどね」
紗卦冬葉(さけとば)「・・・・・・つくづく思うんですけど」
紗卦冬葉(さけとば)「創作における『キャラの魅力』って どう磨けば良いんですかね?」
ミス・クローバー「・・・・・・それは私も知りたいです」
「う〜〜〜〜ん・・・・・・」
ミス・クローバー(まずいぞ私! 早く何か良いアドバイスを・・・ッ)

〇電脳空間
ミス・クローバー「空間(景色)が勝手に変わったッ!?」
「泥沼にハマってるんじゃねーよ! 筋肉フェチ姉貴!!」
ミス・クローバー「こっ、この罵倒はッ」
ミス・クローバー「ミ、ミっくん!?!?!? 何で職場に!!!!????」
紗卦冬葉(さけとば)(・・・何だか混沌としてきたぞ)
ミツバくん「メタバース空間なんだから察しろや! それでもスマホ持ってる現代人かよ!」
ミス・クローバー「か、可愛くない奴〜!」
ミツバくん「・・・オレの事、 本当に可愛くないと思ってる?」
ミス・クローバー「うるさいよ!?」
ミツバくん「そんな事より、おじさん。 『魅力』について知りたいんでしょ?」
紗卦冬葉(さけとば)「うん、超知りたい」
紗卦冬葉(さけとば)(おじさんって言われちゃった!(泣) おじさんって言われちゃった!(泣))
ミツバくん「『キャラの魅力』を パワーアップさせるツールが出来たんだ!」
ミツバくん「それがこれだッッ」

〇幻想
紗卦冬葉(さけとば)「・・・」
紗卦冬葉(さけとば)「『β(試作型)』って書いてね?」
ミツバくん「『キャラの魅力』とは」
ミツバくん「『キャラへの興味』と 『想像する余地を与える事』だッ」
紗卦冬葉(さけとば)「えっ、そんな創作ロジックが!?」
ミツバくん「いまオレが考えた」
紗卦冬葉(さけとば)(・・・大丈夫かこの塾?)
  画面の向こうの読者の知見も得たいから
  読了後コメントで自分なりの意見教えてね!
ミツバくん「早速だけど、『キャラへの興味』って どうしたら生まれるモノなのかな?」
紗卦冬葉(さけとば)「異能力!悲しき過去!精神的な成長!」
ミス・クローバー「バンプアップ!筋肉!汗!血管!」
ミツバくん「・・・・・・・・・・・・まぁ、まぁ」
ミツバくん「『どんな冒険が待ってるんだろう』 『どっちが勝負に勝つんだろう』」
ミツバくん「『どんな過去を背負ってるんだろう』 『どれくらい成長するんだろう』」
ミツバくん「『興味』は『知りたい気持ち』」
「つまり『興味のとっかかり』が 『魅力』の根源だとオレは思うな」
ミス・クローバー(・・・・・・そういえば 何でこの人、裸に虎マスクなんだろ?)
ミツバくん「そこで 『TapNovelCreator』の出番なのさ!」

〇中華風の通り
ミツバくん「例えば、このチャイナ娘ちゃん」
ミツバくん「第一印象、どう思う?」
紗卦冬葉(さけとば)「ふともも!ふともも!!ふともも!!!」
「褐色と白手袋!!褐色と白手袋!!」
「・・・・・・え? 何でそんな目で見るの?」

〇怪しげな酒場
ミツバくん「それじゃあ、このイカした青年は?」
ミス・クローバー「指の骨とスジがセクシーッ!! ・・・・・・エッッッッ!!」
ミス・クローバー「やっぱり男の『雄』は 『手』から感じるんですなぁ!!」
「・・・・・・え? 何か変な事言った?」

〇大聖堂
紗卦冬葉(さけとば)「・・・・・・めっちゃ良くない?」
ミス・クローバー「わかる」
ミス・クローバー「TapNovelに こんな厳かなキャラって中々いないからね」
紗卦冬葉(さけとば)「メガネの十字架アクセとか なんだか心がくすぐられるわ・・・」
神父「『メラビアンの法則』というものがある」
神父「初対面────つまり『第一印象』が その人のイメージの大半を司るという説だ」
神父「『人は見た目が9割』 なんて言葉もあるだろう?」
神父「つまり」
ミツバくん「『キャラのデザイン』が 『興味のとっかかり』になるのは自明の理」
ミツバくん「その『とっかかり』をチャンスにして 如何に読者に『作品にハマってもらうか』」
「『読者の琴線』を刺激する事が 自分のファンを増やす一歩になると思うよ!」
ミツバくん「『TapNovelCreator』に 追加されてる立ち絵は、全部魅力的!!」
ミツバくん「絵師さんの力を借りれば、 創作がより深く・楽しくなるハズ!!」

〇仮想空間
ミツバくん「さァ、君も今すぐショップへ駆け込んで 絵師さん達を応援するんだッッ!!」
ミス・クローバー「わぁ〜〜👏👏👏」
紗卦冬葉(さけとば)(この人、仕事取られてね?)
「職務怠慢」
メカドラ塾長「これで何回目だ? ミス・クローバーよ」
ミス・クローバー「げぇ!塾長!?!?」
紗卦冬葉(さけとば)(─────『メタバース説教』 ワイ、初めて見たわ)
メカドラ塾長「塾長はキミに期待してたんだよ? ドラフト1位でTapNovelに入団した時から」
メカドラ塾長「でも、自分の魅力に甘えすぎたね」
ミス・クローバー「許してくださいッ! ジムの年会費だけはッ!後生だからッ!」
メカドラ塾長「自論だけどね?」
メカドラ塾長「『自分の成長』に興味無い奴ほど 自分の欲望に甘くしてるもんなんだよ」
メカドラ塾長「ちゃんと作品作りのサポートしろッッ!!」
「そのライターさんと 『面白い作品』作ってこい!!」
「出来なきゃ給料から ジムの年会費引くからね!!」
ミス・クローバー「そんなぁ〜」
紗卦冬葉(さけとば)「エッ!? ワイのハードル上げられたんだけど!?!!?!?」

〇空

〇空

〇荒廃した教会
ボディガード「ここにいたのか」
神父「今日は日曜日だ」
神父「礼拝を欠かしてはならない」
神父「・・・・・・『お嬢様』は?」
ボディガード「『捕まった』」
神父「『捕獲の為には街一つの犠牲すら厭わない』」
神父「・・・全く、『組織』はその努力を 祈りに回せないものなのかね?」
ボディガード「『ヤツら』の事情なんてどーでもいい」
ボディガード「『力、貸せよ』」
神父「・・・驚いた」
神父「いつもの『懺悔』が出ると思ったが?」
神父「『まだ戦うつもりか?』」
ボディガード「後悔するにはまだ早ェし」
ボディガード「お嬢を助ければ お前への『懺悔』も必要も無くなるだろ?」
神父「・・・やれやれ」
  お前もそろそろ
  車の免許でも取ったらどうかね?
  うるせッ!

〇牢獄
チャイナお嬢「・・・」
チャイナお嬢「・・・看守さーん」
看守『タイガーゴリラ』「あン?」
チャイナお嬢「ワタシ、おトイレしたくなっちゃったよォ」
看守『タイガーゴリラ』「すれば? トイレあるし?」
チャイナお嬢「最ッ悪ッ! レディに向かってその言い草ッ!」
看守『タイガーゴリラ』「うるせー!仕方ねーじゃん! 『監視してろ』って任務があるんだから!」
チャイナお嬢「ヤダ〜ッ! こんなおじさんの前でトイレしたくない〜ッ」
チャイナお嬢「醜態晒すくらいなら 舌噛み切ってやるよォ〜ッ!!」
看守『タイガーゴリラ』「待て!それはまずい!」
看守『タイガーゴリラ』「わかったから! どうすれば良いんだ!?」
「背中向けてよォ! もう限界なんだからァ!!」
看守『タイガーゴリラ』「分かったよ! 終わったら声かけろよ!!」
チャイナお嬢「脱出☆成功だァ!!」

〇ファンタジー世界

〇洋館の廊下

〇黒
  待ってろよ・・・
  必ず、助けに行くから!

〇仮想空間
ミス・クローバー「・・・・・・どうすか?」
紗卦冬葉(さけとば)「・・・・・・どうすか?」
メカドラ塾長「・・・」
メカドラ塾長「君たちさ」
「最近、ル○ンの映画でも観たの?」

コメント

  • 勉強になります😆😆😆😆✨
    個人的には、見た目はその方の志向にもよりますが
    「自分が好きになった」の思いを紐解いていくのも大事かなと思います。どこを好きになったのかを強調し、そこから「相手にも好きになって貰いたい」に繋げていきたいと。
    その実践方法は……自分も教えて貰いたいです😫😫😫😫

  • 「『TapNovel学習塾メタバース本校』は、笑いを交えながらも、キャラクターに対する深い洞察力がある作品です。講師のミス・クローバーや、現実世界に生きるミツバくんが、創作に悩む紗卦冬葉にアドバイスを送るストーリー展開は、コメディとして楽しめます。また、キャラクターの魅力を引き出す方法についてのアドバイスが、創作に悩む方々にとっても役立つものとなっています。『TapNovel学習塾メタバース本校』は、キャラクターを大切にする作品であり、その点で多くの読者に愛されるでしょう。」

  • 立ち絵いっぱい購入されてますね!!
    新しい立ち絵の良い宣伝になってます🤩
    キャラの魅力って何でしょう? 考えさせられました。
    勉強になります、ありがとうございます🙇

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