愛天使世紀 ウェディングアップル

ウェディングアップル・シナリオ制作チーム

第37話 さらばだ、愛天使①(脚本)

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〇原宿の通り
  林檎たちは、クレープを食べながら街を歩いていた。
苗場桜「林檎の誘いって、いつも突然だよね」
朝陽林檎「だってこのクレープ、放課後にみんなで食べたかったんだもん! おいしいでしょ?」
武笠蘭「林檎は強引なところあるからな。 クレープはおいしいけど」
  三人が歩いていると、街の電光掲示板から音楽が流れてきた。
  RENTO
  初のドームコンサート決定!
朝陽林檎「えええ! あのRENTOがドームでコンサート!?」
苗場桜「れんと? 誰それ」
朝陽林檎「えっ、知らないの!? 大人気アイドルだよ!」
苗場桜「知らなーい。ってうか、林檎はFRENZYが好きなんじゃなかったっけ?」
朝陽林檎「好きなものは、いっぱいあった方が幸せなの」
武笠蘭「アイドルか・・・興味ないな」
朝陽林檎「そんなのもったいないって!」
朝陽林檎「あっ、そうだ。 一緒にコンサート行こうよ!」
  電光掲示板からRENTOの声が流れる。
RENTO「ファンのみんなが僕の恋人!」
RENTO「ドームコンサート、素敵なデートにしようね!」
朝陽林檎「きゃ~! RENTO~!」
苗場桜「げ~、ファンが恋人って、意味わかんないし」
武笠蘭「あたし、パスする」
朝陽林檎「そんなこと言わないでよ~! 私がチケット取るから、今日みたいに3人で行こう!」
苗場桜「ちょっと勝手に決めないでよ!」
武笠蘭「はあ・・・仕方ないな」

〇宇宙要塞

〇実験ルーム
  戦艦内のコンピュータールームに、ビーモンが現れた。
ホーディ「おう、来たか、ビーモン」
ダーブラック「兄さん! 待ってたよ!」
ビーモン「話とはなんだ。いい報告なんだろうな」
ジュロー「もちろん。ビーモン、君の歌で人間どもを悪に染める、最も効率的な方法が導き出せたのさ。クククッ」
ビーモン「ほう」
  ジュローがコンピューターを操作すると、空中にホログラム映像が浮かび上がる。
ジュロー「すり鉢構造だ。この構造の反響を使えば、君の声は何倍もの力をもつ」
エビーダ「ライブハウスよりも効率がいいというわけか・・・なるほどね」
ジュロー「並の人間は1曲聞けば悪に染まりきるんじゃないかな? クククッ」
ビーモン「よくやった、ジュロー」
ダーブラック「兄さん! ここからは、僕が考えた作戦を聞いて!」
ダーブラック「ほら、これ見て!」
  ポスターには、会場「レジェンドドーム」と記載されていた。

〇謎の施設の中枢
ベーザイ「なるほど、コンサートを乗っ取って多くの人間を・・・良いではないか」
五悪神「はっ!」
ベーザイ「必ず成し遂げ、この世界を一気に悪に染めるのだ!」
五悪神「ははぁっ!」

〇繁華な通り
女性1「RENTOのコンサートチケット、プラチナらしいよ」
女性2「え~、でもなんとかして行きたいなー! チケット、取れますように!」

〇可愛らしい部屋
朝陽林檎「バビルン、聞いて! RENTOのチケット取れたんだ!」
バビルン「へー、まあ、楽しんで来いよ」
朝陽林檎「そうやって毎日ゴロゴロして・・・」
朝陽林檎「最近、バビルン、人探しに行ってないんじゃない? もう見つかったの?」
バビルン「お、お前には関係ないだろ!オレにはオレのペースってもんがあるんだよっ!」
朝陽林檎「もう、心配してるのにー」

〇シックなバー
雪代椿「もうこんな時間! メールが届く頃ですわ!」
バーのマスター「椿ちゃん、コーヒー3番にお願い・・・って、あれ? どこ行った?」

〇ビルの裏
  この度は「RENTO 1stコンサート」にお申込み頂き、ありがとうございました。
  おめでとうございます!
  当選です!!
雪代椿「・・・やりましたわ!」

〇東京全景
  高層タワーの先端からは、星空のように広がる都市の光が見える。
ビーモン「・・・・・・」
  目を閉じると、ビーモンの耳に人間のさまざまな恨み言が聞こえてくる。
  「あんな奴が幸せになるなんて
   そうはさせないぞ!」
  「どうして私ばっかり!
   もう人生終わりだわ!」
ビーモン「・・・俺の歌で、世界中をさらに憎しみと絶望に染めてやる」

〇巨大ドーム
  RENTO 1stコンサート 会場
  コンサート会場の前には、沢山の若者たちが集まっていた。
武笠蘭「・・・この雰囲気、ちょっと苦手だ」

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次のエピソード:第38話 さらばだ、愛天使②

コメント

  • アイドルの歌を利用して人を苦しめる敵側のやり方がいいと思いました。今どきの漫画にはない設定とかキャラも可愛い子やカッコいい敵で見惚れます。これはゲーム小説だけじゃなくアニメ化してほしい〜

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