DV男をやっつける話

れっど

第8話 最後の練習へ(脚本)

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〇住宅街の道
  2人は、日々練習を行い、いよいよ
  12月24日を迎えた
朱莉「いよいよ明日は、緋奈子さんの決戦かぁ」
朱莉「おはよう! おぉー!」
緋奈子「おはようございます!」
朱莉「その服とっても似合ってる!」
緋奈子「ふふ。ありがとうございます」
緋奈子「気持ちも前向きになるかなと思って、アウターも赤色にしてみました!」
朱莉「とても似合ってるよ!」
朱莉「可愛いし、カッコいい!」
緋奈子「あんまり褒めないでくださいよ」
緋奈子「ただ、積極的にこの色を取り入れるってことは、、私も自信がついたのかもしれませんね」
緋奈子「それに、ヤツがこの色嫌いなので、この色で勝負します!」
緋奈子「朱莉さん! 明日は、私の勇姿を見届けてくださいね!」
朱莉「しっかり目に焼き付けるよ!」
緋奈子「それじゃぁ、明日の本番に向けて、最後の練習に行きますかぁ!」
朱莉「そうだね!頑張ろう!」
  2人は、いつものジムへと向かった

〇ボクシングジムのリング
緋奈子「297..」
緋奈子「298..」
緋奈子「299..」
緋奈子「300!」
緋奈子「今日も300回叩けたぞぉ!」
朱莉「もうバッチリだね!」
緋奈子「沢山練習しましたね! いつも練習に付き合っていただきありがとうございます」
朱莉「いやいや。 あたしも、DVで苦しんだ立場だし、緋奈子さんも同じ思いしてほしくないしさ」
朱莉「それに、解決方法が、相手をコテンパンにやっつけることだから親近感も湧いてね」
緋奈子「明日は、コテンパンにしますよ!」
朱莉「明日の作戦の確認だけど、」
朱莉「明日の夜は、私が緋奈子さんの家に待機していればよかったんだよね!」
緋奈子「はい!ヤツは、必ず来ると思うので」
朱莉「それで、ヤツに決闘状を渡して、会場まで連れてくるよ」
緋奈子「そして、聖夜決戦のはじまりですね!」
朱莉「緋奈子さんの勇姿が見れるね!」
朱莉「そして、審判は、私が務めるよ!」
緋奈子「ありがとうございます」
朱莉「まぁ、撮影係も兼ねてだもんね!」
緋奈子「楽しい楽しい復讐劇のはじまりですね!」
朱莉「明日は、一緒に頑張ろう!」
  明日の打ち合わせを終え、2人は帰路に着いた。

次のエピソード:第9話 ヤツが現れた

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