第六話 人生(脚本)
〇国際会議場
識「ミルクと秀がカオスによって──」
識「ミューリ嬢までもがやつの手に渡ってしまったら」
識「私は第48惑星の人々にどう顔向けすればいいのか・・・」
シルティ「あまり落ち込んではいけません 次の策を考えましょう」
識「う・・・うぁぁぁ」
仙水「落ち込むのも無理はない」
仙水「流水もカオスの手に渡ってしまいましたから」
ヨイル「今の話からしてその星のNo.2の人を狙っているってことか」
マッスル元帥「我々の星も危ういかもしれないな」
マッスル元帥「シルティ様我々も自分の星に戻らせてもらいます」
ヨイル「私もそうします」
ガイア「今回の騒動・・・」
アトゥム「おい・・・」
ガイア「?」
アトゥム「これもあれもすべて貴様がちゃんと仕事してないからだろ」
アトゥム「星を巡回したことがあったか一度でも」
アトゥム「お前の理想の世界にするため俺たち部下はお前が見ないとこでも必死に」
アトゥム「やってんだよ!!」
シルティ「こら、アトゥム ガイア様を困らせ──」
アトゥム「大体シルティ・・・お前が甘やかすからだろ」
アトゥム「赤ん坊を育ててるわけじゃないんだぞ」
ガイア「天上天下最高神を降りるよ」
シルティ「ガイア様!?」
アトゥム「そのほうがいい 二度と顔を見せるな」
〇草原
ガイア「雨も僕を否定しているのか・・・」
ガイア「何がいけなかったんだろかう」
ガイア「宇宙を創造して 星を造り人を生み出し」
ガイア「間違っていたんだろうか」
ガイア「もういいさ・・・」
ガイア「今は神でもなんでもない」
ガイア「自分の名も忘れた『人』だ」
???「じゃあ僕の島に来ないかい?」
ガイア「誰・・・」
オオクニヌシ「俺っちのルームに来れば気分上がるっしょ」
オオクニヌシ「来ないかいか『日本』に」
ガイア「行く宛がないから助かるよ・・・」
〇シックなリビング
オオクニヌシ「部屋に衣装あるから着替えてきて」
ガイア「わかった」
オオクニヌシ「俺っちも着替えよ〜」
ガイア「これでいいのか?」
オオクニヌシ「ガイアっち もうちょっと派手な方がいいっしょ」
ガイア「これか?」
オオクニヌシ「いいっしょ」
オオクニヌシ「バレないように髪も染めるっしょ」
オオクニヌシ「いい感じっしょ」
オオクニヌシ「家は俺っちと住めばいいから早速出かけるっしょ」
ガイア「おっ・・・おう」