とある王国の異世界難民問題

ぽんたろう

第9話『初めてのやる気』(脚本)

とある王国の異世界難民問題

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〇荒廃した街
ユーリ・エルファール「ジュノ!来てくれてありがとう!」
ジュノ・アリアス「親友が困っているんだ 当然だ」
シャルティア・グレーシア「ジュノ!久しぶり!」
ジュノ・アリアス「シャルも元気そうで良かった」
ジュノ・アリアス「だが、お前も大変そうだな」
ユーリ・エルファール「ああ、いろいろと人手が足りなくてな」
ジュノ・アリアス「でも、異世界の人間たちだけの村を 作るなんてよく考えたな」
ユーリ・エルファール「まあ、治安、管理、教育、統率を考えたら 集落作った方が早いと思ったからな」
ジュノ・アリアス「確かにな」
ジュノ・アリアス「しかし、実際どうなんだ?」
シャルティア・グレーシア「苦労の連続だよ!」
ユーリ・エルファール「言葉は通じるんだが話が通じない」
シャルティア・グレーシア「でも、みんな良い人たちばかりだから 大きな問題は起きないしね」
ジュノ・アリアス「そうか!」
ジュノ・アリアス「少し噂が流れてきてな」
ユーリ・エルファール「何だ?」
ジュノ・アリアス「他国でも、異世界からの人間が 流入しているらしく問題となっている」
ユーリ・エルファール「まさか、他国も そんな事態になってるのか」
シャルティア・グレーシア「気持ちよく分かるわ」
ジュノ・アリアス「ただな、問題はここほど可愛くない」
ジュノ・アリアス「異世界の者たちは 徒党を組むと反抗を行なっているらしい」
ユーリ・エルファール「何だと」
シャルティア・グレーシア「こことは全然違うじゃない」
ジュノ・アリアス「もしかしたら、その噂が こちらまで本格的に流れてきた場合 この村の住人に対して疑念が抱かれる可能性がある」
ユーリ・エルファール「ここに来る住人は 狼藉するような連中ではないことは 俺が保証する」
ジュノ・アリアス「お前が言うなら間違い無いだろう」
山田「・・・・・・」

〇地下室
山田「ユーリさんがそう言ってた」
村田「鬼だと思ってたのに」
いのうえ「日本だとパワハラギリギリのことばかりしてくるから、俺たちのこと嫌いだと思ってた」
山田「でも、ユーリちゃんは優しかったよ」
いのうえ「毒舌ではあったぞ」
村田「ユーリちゃんはアイドルだから」
山田「でも、気になるのは 異国の話だね」
村田「確かに」
いのうえ「だけど、そろそろ俺たちも ユーリさんに成長した姿見せないとな」
いのうえ「このままだど いつまでも、俺たちは村から出られない」
山田「頑張って、不安を消し去ろう」

〇英国風の部屋
ユーリ・エルファール「またお前らか」
村田「あ、実はユーリさんに お願いがありまして」
ユーリ・エルファール「何だよ、女装ならしないぞ」
山田「あ、たまにはしてくださいよ!」
村田「あ、お願いします! また練習相手お願いします!」
ユーリ・エルファール「まあ、そのうちな」
ユーリ・エルファール「それで本題は何だ?」
山田「あ、この世界は本を製造できる 印刷技術はありますよね」
ユーリ・エルファール「まあな それで何だ?」
「同人誌即売会をさせてください!」
ユーリ・エルファール「どーじんし?」
ユーリ・エルファール「また意味の分からないことを言い出して」

〇謁見の間
大臣「陛下」
ゼファー・グレーシア「何かあったのか?」
大臣「不穏な話が回って来ました」
大臣「王国内の魔物の動きが 活発化しているとの報告が 各地から届いております」
ゼファー・グレーシア「何と」
ゼファー・グレーシア「すぐに国内の砦や拠点に 警戒するように伝えるのだ」
大臣「はっ」
ゼファー・グレーシア「難民といい、魔物といい この世界で何が起きているというのだ」

次のエピソード:第10話『初めての同人誌』

コメント

  • ユーリちゃんは優しかったww
    そんなユーリちゃん、ではなくユーリさんに成長した姿を見せるために……同人誌即売会!?発想がもう……
    「言葉は通じるんだが話が通じない」、至言ですね!

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