【完結】君に一目惚れ〜硬派な彼に愛されてみませんか?〜

悠蒼

【最終話】6話 いつまでも一緒に 後編(脚本)

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〇整頓された部屋(ハット、靴無し)
あなた(料理準備できたー!)
あなた(そろそろ真壱さん帰ってくるかな?)
あなた「あっ!来た!!」
あなた「はーい!」

〇シックな玄関
高杉 真壱「お待たせしました!」
あなた「おかえりなさ・・・」
あなた「大きいダンボールですね?」
高杉 真壱「はい・・・中身はまだ秘密なんですが──」
高杉 真壱「後で、分かりますよ」
あなた「そうなんですね!・・・気になりますけど、聞くのは我慢しますね!」
高杉 真壱「ありがとうございます!」
あなた「真壱さん!料理作り終わってますよ!」
高杉 真壱「・・・はい」
あなた(あれ?なんか見つめてきてる?)
あなた「どうしました?」
高杉 真壱「さっき言いかけた台詞もう一度お願いします」
あなた「さっき言いかけたこと?」
あなた「あっ・・・」
あなた「おかえりなさい・・・真壱さん」
高杉 真壱「・・・ただいま」
あなた(改めて言わされると照れちゃうなぁ・・・)

〇整頓された部屋(ハット、靴無し)
高杉 真壱「これは凄く美味しそうだ!」
あなた「すごく頑張って作りました!」
あなた「ハンバーグも、大きいお肉をブレンダーにかけて作ったので、かなりジューシーにできてますよ」
高杉 真壱「凄い・・・本当にありがとう」
あなた「さぁ!早く食べましょう?」
高杉 真壱「そうだね!・・・いただきます」
高杉 真壱「・・・うまいっ!うますぎる!」
あなた「よかったですー!」
あなた「私も食べますね!!」
あなた「えへへ!我ながら美味しくできてますね♡」
高杉 真壱「はい!もう最高ですよ!」
高杉 真壱「もう食べるのが止まりません!」
あなた「たくさんあるので、いっぱい召し上がってくださいね!」
高杉 真壱「ごちそうさまでした!最高でした」
あなた「良かったです!」
あなた「真壱さん・・・誕生日おめでとうございます」
高杉 真壱「あぁ・・・俺は君と付き合えて本当に幸せ者ですね・・・」
あなた「ふふ!私だって真壱さんと付き合えて幸せ者ですよ」
高杉 真壱「そうか・・・良かった・・・」
あなた「真壱さん!・・・はい!これプレゼントです!」
高杉 真壱「わっ!これは・・・」
あなた「早く開けてみてください!」
高杉 真壱「はい・・・開けますね」
高杉 真壱「これはっ!センスの良い腕時計だね!」
高杉 真壱「凄く・・・嬉しいよ・・・ありがとう!!」
あなた「喜んでもらえてよかったです!」
高杉 真壱「・・・・・・」
あなた(あれ?また真壱さん見つめてきてる・・・どうしたのかな?)
  「どうしたんですか?」と、聞こうと思った瞬間──
  真壱さんは私にゆっくりとキスをしてきた

〇整頓された部屋(ハット、靴無し)
  真壱さんはキス魔なのかもしれない──
  さっきから、長い間ずっとキスされ続けている。
あなた「真壱さんっ!・・・あのっ・・・」
高杉 真壱「・・・ん?」
あなた「んっ・・・」
高杉 真壱「君は、声も行動も、何もかも可愛いね・・・」
あなた「あのっ・・・デザートっ・・・」
高杉 真壱「デザート?・・・んむっ・・・」
あなた「にっ・・・はぁっ・・・アイスクリーム手作りしたんですっ・・・」
高杉 真壱「それは凄いね・・・ちゅっ・・・んむぅ・・・」
あなた「んんっ・・・もぉ・・・真壱さんっ!!」
高杉 真壱「・・・・・・んっ」
あなた「んんっ・・・真壱さん!!」
  私は真壱さんの胸をやっとの思いで両手で押した
高杉 真壱「・・・あっ・・・ごめんなさい・・・また夢中になってしまいました・・・」
  やっと少し冷静になってくれたようで、話を聞いてくれる体勢になった
あなた「真壱さん、ケーキ苦手で唯一甘いものはバニラのアイスクリームは食べれるって言ってたので──」
あなた「頑張って手作りしたんですよ?・・・真壱さんに誕生日のうちに食べて欲しいんですっ」
高杉 真壱「バニラアイスクリームを!?それは凄い!!」
高杉 真壱「・・・じゃあお風呂上がりに食べます」
あなた「お風呂上がり!・・・は・・・はい・・・」
高杉 真壱「先にお風呂入って良いですよ」
高杉 真壱「俺が片付け全部やっておきます」
あなた「あ・・・はいっ」
あなた(お風呂入る流れになっちゃった!)

〇シンプルな一人暮らしの部屋
あなた「・・・・・・」
高杉 真壱「・・・・・・」
あなた「い、良いお湯でしたねっ!」
高杉 真壱「それは良かった!」
あなた「それにしてもアイス・・・本当にベッドの上で座って食べて良いんですか?」
高杉 真壱「はい!俺はアイスはお風呂上がりにベッドの上でって決めてるんです」
あなた「そうなんですか」
高杉 真壱「はい」
高杉 真壱「これを手作りしたんですか!?・・・すごいな・・・」
あなた「早く食べてみてください!!」
高杉 真壱「そうだね。いただきます」
高杉 真壱「うますぎるよ!凄いなぁ君という人は!」
あなた「良かったです!」
あなた「生クリームと卵と砂糖とバニラエッセンスとミキサーがあれば作れるんですよ!」
  私が説明している間も、絶え間なく真壱さんは食べ進めていて、あっという間にバニラアイスクリームはなくなった
高杉 真壱「・・・・・・ごちそうさまでした」
高杉 真壱「とっっっっっても美味しかったです」
あなた「良かったです」
高杉 真壱「・・・・・・」
あなた(また真壱さん見つめてきてる・・・)
高杉 真壱「君にお願いがあります」
あなた「はい・・・どうしましたか?」
高杉 真壱「目を閉じてもらってもいいですか?」
あなた(もしかして・・・またキス魔真壱さんになるのかなっ!?)
高杉 真壱「・・・お願いします」
あなた「はっ・・・はい・・・」
  目を閉じる前に見えたのは、照れている表情の真壱さんだった

〇黒
「目しっかり閉じましたよ」
「ありがとうございます」
「そのまま俺が良いって言うまで、目を閉じたままでいてくださいね」
(物音?)
(なんだろう・・・)
「・・・・・・」
「真壱さん?」
「・・・・・・目を開けていいですよ」
「はっ、はい・・・」

〇黒背景

〇シンプルな一人暮らしの部屋
  目を開けた私の視界に真っ先に入ったのは、照れている表情の真壱さんが──
  大きな薔薇の花束を持っている姿だった。
あなた「わぁ・・・・・・」
あなた「すっごく綺麗・・・・・・」
高杉 真壱「・・・108本あります」
あなた「108本もっ!?」
高杉 真壱「「永遠に」という言葉と掛けて──」
高杉 真壱「プロポーズをする時に、108本の薔薇の花束を渡すそうです」
あなた「あっ・・・」
高杉 真壱「・・・俺は君のことを愛しています」
高杉 真壱「こんな気持ちを抱くのは、君に対してだけです」
あなた「私も真壱さんのこと愛してます・・・」
高杉 真壱「・・・ありがとう」
高杉 真壱「今日は俺の誕生日ですが・・・」
高杉 真壱「どうしても欲しいものがあるんです」
あなた「はい・・・」

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コメント

  • ニヤニヤが止まりませんでした!!
    イチャらぶすぎてこちらまでハッピーになりました🤤
    末長くお幸せに!!!

  • 読んでるとテレテレ( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )とさせられる物語でした。高杉さんは真摯で気遣いできる本当に素敵な人ですね😍二人共お互いを支え合っていく姿が浮かびます。
    完結お疲れ様でした

  • 💕×108💕
    この濃厚な甘味のストーリー、乾ききった私の心に刺激しまくりです😇
    108本のバラ、108って煩悩の数……いや、コレって、わー😍 と時間差でテンションが上がりました(まず煩悩が出てくる時点で察してくだされば幸いです😇)
    ゴチソウサマデシタ😘

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