〇黒
あなた「・・・・・・ここは何処・・??」
　　意識が朦朧としている。
案内人（？）「よ・・こそ！シナ・・リ・・」
あなた「う、う・・・ん？」
案内人（？）「あぁ、来たばかりだからまだ意識が朦朧としてたんですね！落ち着いたら２番目のドアにどうぞお入りください！」
　　まだ何も分からないままだが、とりあえず指示されたようにドアを開けて入っていった。

〇明るいリビング
？？？（おーーー・・・こんな感じなんだ）
？？？（ふむふむ・・・・・・もう始まってるんだ・・・）
？？？（緊張するなぁ〜・・・よし！）
？？？「・・・・・・あっ！」
　　部屋の真ん中に、１人の美少女が立っていた。
？？？「もう来てたんだね！気づかなくってごめん！」
試作子「私の名前は試作子！（しさくこ）しさこちゃんでもしーちゃんでも何でも自由に呼んでねっ！」
？？？「試作子さん・・・ （独特な名前だなぁ・・・） うん、分かった。自分は・・・」
試作子「君のことはーーー・・・なんて呼ぼっかなぁ」
試作子「んーーーー・・・」
試作子「君って呼ぶよ！」
あなた「み・・・見事にスルーされた・・・」
試作子「・・・・・・・・・・・・（ゆっくり近づいて）」
試作子「だって私達、みんなが物語のメインキャラになって楽しめるようなストーリーを作ってるんだよ・・・？（小声）」
試作子「名前が決まっちゃってたら没頭しずらくなっちゃわない？（超小声）」
あなた（え・・・??）
試作子「・・・・・・・・・・・・・・・」
試作子「あれ？急に黙っちゃってどうしたの？」
あなた「いや、ストーリーを作るってどういうことなのかな、って・・・」
試作子「????」
試作子「え、だ、だから・・・そのままの意味だよ？」
試作子「・・・・・・ま、まさか、この「アプリ」がストーリーを作るためのアプリって知らずに起動したの?!」
試作子「（ ほんっとに私が書いたあらすじ通りだ！）」
あなた「え、ええと・・・・・・・・・」
試作子「ゴホンッ・・・まぁとにかく！細かい事は気にせずにっ！」
試作子「これから私達はストーリーを作り上げる２人の物語を作ってくよーっ!!」
　　沢山の疑問を抱えながらも、強引に話は勧められた。 続く