もう会わない方がいい女

ほんとも

第5話 28日目(脚本)

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〇電車の中
ケント「よしおお前真琴ちゃんとどうなの?ずいぶん会ってるみたいだけど」
よしお「どうって程でもねーよ 公園行って、寝転んで、空見て、音楽聞いたり、本読んだりしてる。うちの中にいるよりマシだろ」
裕二「健康的で健全な感じだな」
よしお「そうそう健康的で健全だよ。 一回急に雨になっちゃって、雨宿りしにうちに行ったらさー、すげーんだよ」
ケント「おいおい、もうしちゃったのかよ」
よしお「そんなんじゃねーよ! すげーって、すげー汚な部屋だったんだぜ、俺ひいちゃったよ」
裕二「俺の部屋も汚い方だから、何ともいえねーけどな」
よしお「そーか?あれ見たらひくって。誰でも。で、裕二はどうなんだ?くうちゃんと」
裕二「いい感じ。いい感じ。 もう一緒にいられるだけで俺シアワセだから」
ケント「実は俺もこないだメグちゃんと映画に行ったぜ。で、 今度またみんなで逢ったら面白いかもって話してたんだ」

〇駅前広場
くう「みんなで逢うの久しぶりだね」
真琴「みんなで私の部屋を片付けに来てくれるなんて私は幸せ者です」
メグ「だって、集まるところが汚いって言うんだから、しょうがないでしょう」
真琴「6人が足を踏み入れるところないかも」
メグ「いくら汚いとはいえ、狭い部屋片づけるのに6人はいらないから。半分は買い物班ってことにすればいいんじゃない」
くう「さすがメグ様。仕切り上手。 あっ来たみたい」
メグ「全員揃ったから、まずはウラオモテ」
「おっはよー」
メグ「よしじゃあウラオモテしよ」
「うぅらぁおーもーて」

〇スーパーの店内
ケント「みんなでカレー作って食べるなんて、小学校以来かなー」
くう「だよねーなんかめっちゃ楽しみ。買い物も楽しいし。メグって企画の天才なんだよねー」
よしお「俺たち買い物班でラッキーだったな」

〇CDの散乱した部屋
メグ「おじゃましまー」
裕二「おじゃ」
真琴「いっいらっしゃいませー 今日はよろしくお願いします」
メグ「半年前きれいにしてあげたから、もうちょっとましかと思ったけどねー まぁしょうがない。よし、裕二は掃除機かけてー」
真琴「ごめんねーどうも片付けが苦手なもんで・・・」
メグ「真琴は大切なものだけ、そーねーこの袋に入れて!あとはぜーんぶ片付けるから! 買い物班が来る前に何とかしなきゃ」

〇アパートのダイニング
よしお「おじゃましまーす!すっげーきれい。ちがううちみたいだなー」
真琴「メグと裕二君頑張ってくれたから」
くう「はいこれ!ケーキ焼いてきた」
裕二「くうちゃんケーキも焼けるの!すごっ」
ケント「よっしゃー早くカレー作ろうぜ。腹減ったー」
メグ「よっ買い物班ごくろうさま 飲み物は冷蔵庫入れてねー 裕二つったてないでほらお米研いで! 6人だから5号はいるかなー」
メグ「炊飯器は3合炊きだから鍋でいくしかないか」
くう「メグ鍋でお米炊けるの!すごーい」

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