神様、間違ってます!!

カルテナ

エピソード1(脚本)

神様、間違ってます!!

カルテナ

今すぐ読む

神様、間違ってます!!
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇センター街
モブ1「ねぇ、知ってる?あの小説!」
モブ2「もちろん!今、大人気だよ?」
モブ1「それもそっか!!」
志偶野 美恵子("天才美少女は王子様達と共に" 今、大人気の小説だ)
志偶野 美恵子(内容は、1000年に1度の頭脳を持つ、天才美少女のクルト・ミリークが、学園のイケメン達と薔薇色の青春をおくる)
志偶野 美恵子(そんな感じ・・・だった気がする)
志偶野 美恵子(なぜ、曖昧なのか。それは私がその小説にまっっっっっっっったく!!興味が無いからだ)

〇おしゃれな居間
志偶野 美恵子(だが、私の姉。志偶野 喜美恵は、その小説の1から、10。いや、0から100を愛してる、ガチのオタクだ)
志偶野 美恵子(そして、今日も姉は私に小説を進めてくるのであった)
志偶野 喜美恵「美恵ちゃん!!」
志偶野 喜美恵「お帰りなさい!!」
志偶野 美恵子「ただいま」
志偶野 喜美恵「ねぇねぇ!約束覚えてくれてる!?」
志偶野 美恵子「約束?そんなのしたっけ?」
志偶野 喜美恵「えぇ!!帰ったら"美共"読んでくれるっていったじゃない!!」
志偶野 美恵子(と、"美少女は王子様達と共に"。略して"美共"をすすめてくる姉)
志偶野 美恵子「あー、そうだっけ?」
志偶野 喜美恵「もー!毎回毎回そうやって!なんでずっとすすめてるのに読んでくれないのよー!"美共"読んだら絶対はまるのに~!!」
志偶野 美恵子(毎度毎度断ってるのに、懲りずにすすめてくる所がすごいし、うざい)
志偶野 美恵子「だーかーら!!読まないってば!!」
志偶野 美恵子(こんな風に断って、姉が一旦諦めるのが何時もの流れ)
志偶野 美恵子(だが、今日は違った)
志偶野 喜美恵「お願い!ね!ほら!これ、貸してあげるから!一生に一度のお願い!!」
志偶野 美恵子(何時もだったら諦めてる姉が強引に小説を押し付けてくる)
志偶野 美恵子(私が断っても何度も何度もお願い!と言い続ける姉に、等々嫌気が差して仕方なく受けとる事にした)

〇簡素な一人部屋
志偶野 美恵子(姉に渡された美共を読むか迷っていると、急に眠気が襲ってきた)
志偶野 美恵子(それも、そのはず。私は、仕事の書類をかたずけて居て、2徹した直後だったからだ)

このエピソードを読むには
会員登録/ログインが必要です!
会員登録する(無料)

すでに登録済みの方はログイン

成分キーワード

ページTOPへ