アングラ☆リーガル

杜若ゆうき

エピソード12(脚本)

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〇電器街

〇インターネットカフェ
松山紫苑「二人で続けたいって言っても、何も出来ないとなるとね・・・」
  紫苑はパソコンで『芸能人 干された 起死回生』と打って検索する。
  しかし、出てくる記事は激太りした元アイドルや逮捕された記事やAV女優になった記事ばかりだった。

〇インターネットカフェ
  紫苑は漫画が並べられている棚の前を歩く。
  すると、漫画の中に道路交通法マニュアルが紛れているのが目に入る。
松山紫苑「何で? 法律かぁ、何だか懐かしいなぁ」
  マニュアルを手に取りページをめくる紫苑。
  第七十七条(道路の使用の許可)
  次の各号のいずれかに該当する者は、それぞれ当該各号に掲げる行為について当該行為に係る場所を管轄する警察署長の許可を受けなければならない
  四項 前各号に掲げるもののほか、道路において祭礼行事をし、又はロケーシヨンをする等一般交通に著しい影響を及ぼすような通行の形態
松山紫苑「祭礼行事? どんなシチュエーショ ?」
松山紫苑「あ、そっか! 何で思いつかなかったんだろう」

〇繁華街の大通り
大野菜々美「うぐっ、本当にこんなところでやるの? すごい人居るよ?」
松山紫苑「続けたいんでしょ? なら何か出来ることしなきゃ」
「ご通行中のみなさま、こんにっちわー!」
「せーのっ、マジで倒れる五秒前!」
「世界一守りたくなるひ弱アイドルの『ぺぇる☆ぃえろー』ですっ!」
「はぁ~フラフラぁ~」
大野菜々美「私達、ライブしたいんです! 歌いたいんです!」
大野菜々美「でも事務所が許してくれないんです!」
大野菜々美「だから、自分たちでライブハウス借りられるように、どうかご協力をお願いします!」
  紫苑と菜々美が、寄付金箱を取出す。
松山紫苑「お願いします!!」
大野菜々美「千円以上入れてくれた方には、一発芸します!」
松山紫苑「ええ? やりすぎ」
男「ソロでやってる頃からずっと応援してるんだ! 頑張ってね!」
大野菜々美「え?こんなに?」
大野菜々美「えっと何回芸をすればいいんだ? 計算できないよぉ!」

〇寂れた雑居ビル

〇個別オフィス
  雅子がパソコンの画面にしがみつき、文字を打ち込んでいる。
北澤瑛士「社長、またされてるんですか?」
蛇淵雅子「口コミを見て、人気のあるグループは潰していく──」
蛇淵雅子「こういう、地道な作業があるからこそ、うちの子達がドーンと表に出て行けるんじゃない」
蛇淵雅子「貴方もやりなさいよ」
北澤瑛士「でも噂になってますよ。」
北澤瑛士「ふぁんしいぱれっとの社長が、他のアイドルを潰して自分の売りたいアイドルを引き立たせる姑息 な真似をしているって」

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