三姉妹の日常生活!!!

スイカとめて

エピソード2(脚本)

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〇名門の学校
千春「ハアハアな、なんとか間に合いそう・・・!」
華「・・・」
千春「華? どうしたの、さっきから何も喋ってないけど?」
華「牛乳・・・、私の牛乳がぁ・・・」
千春「そこ!?」
華「最後の一本だったのにぃ・・・」
千春「わかった、わかったから!! 後で売店で買ってあげるから、ね?」
華「・・・ついでにチョコも」
千春「いや、買わないよ?」

〇教室
華「おっ昼♪おっ昼♪」
華「今日は中庭で食べよっかな〜♪」
千春「おーい、華ー!」
華「その声は・・・千春!?」
千春「今日一緒に食べる友達がいないからさ、 一緒に食べよ!」
華「ええよ!」
千春「おおきに!」

〇華やかな裏庭
華「今日のお弁当は〜」
華「唐揚げだ!!!」
千春「良かったね」
華「早速、いただこう!」
千春「うん、そうしよう」
紗英「あっれ〜おっかしいな」
紗英「確かにここらへんにあるはずなんだけどな・・・」
華「あっ、あの人は!」
千春「私達の姉だね」
華「なにしてるんだろ?」
華「聞きに行こうかな・・・」
千春「やめときなよ」
華「なんで?」
千春「あいつに関わると、ろくな事がない」
華「いや、そんなことは」
華「・・・うん、あるわ。やめとこう」
千春「あなたは正しい判断をしました・・・」
千春「早くあの歩く危険物から逃げよう」
紗英「あっ、おーい!」
紗英「千春ー!華ー!」
華「・・・隊長、敵に見つかりました」
千春「・・・緊急事態だな」
華「どうしますか、逃げますか?」
千春「いや、逃げたら余計狙われる」
千春「ここは大人しく降参しよう」
華「ラジャー」
紗英「やっほー」
紗英「2人そろって食事?」
紗英「いいなー お姉ちゃんもさそってよ!」
華「・・・」
千春「・・・気が向いたら」
紗英「もー、つれないなー」
紗英「ところで、さっき2人でなに話してたの?」
華「世界の恒久平和について・・・」
千春「世界の食料問題について・・・」
紗英「真面目だね〜」
千春「お姉ちゃんこそ、こんなところで何をしてたの?」
紗英「私?」
紗英「私はね〜トリカブト探してた!」
華「うわぁ・・・」
千春「えぇ・・・」
紗英「ちょっとやってみたいことがあって!」
華「そ、そうなんだー」
紗英「んで、そのやりたいことって言うのが〜」
千春「あっ、結構です。聞きたくないので」
紗英「漢方を作りたいんだよね〜」
華「うわ!」
千春「意外とまともなこと言ったよこの人!」
紗英「「これ漢方です。」って」
華「な、な〜んだ。ただの漢方か」
千春「それなら大丈夫──」
紗英「と称して思いっきり毒を飲ませる!!」
華「あ、ダメだわ、これ」
千春「少しでも期待した私が馬鹿だった」
紗英「宗一郎のやろうに!!」
華「私達のパパじゃん・・・」
千春「ドンマイ、お父さん・・・」
紗英「そして死ぬがいい!!」
紗英「ハハハハハハハ!!!!」
華「どうしよう千春、お姉ちゃんが悪役にしか見えない」
千春「あいつは元からあっちサイドだ。諦めろ」
紗英「という訳で」
紗英「手伝って!二人とも!」
千春「・・・ここらへんには生えてないと思うよ」
華「私もそう思う・・・」
紗英「諦めたらそこで試合終了だよ」
千春「いや、これは諦めろよ!!」
華「そして終了しろよ!!」
紗英「・・・いやや」
千春「え?」
紗英「うちは諦めへんでえぇぇ!!!!」
華「・・・隊長、敵はどうやら退散したです」
千春「・・・よし、帰ろう」

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