読切(脚本)
〇渋谷のスクランブル交差点
ある日、遥か彼方の宇宙から一人の少女が舞い降りた・・・
その少女はどうやら人間ではなく、ロボットのようだった
そして彼女は目を開き、こう言った──
少女型ロボット「蜑ッ讌ュ閠?r蜍滄寔縺励※縺?∪縺 邨碁ィ薙′縺ゅ▲縺ヲ繧ゅ↑縺上※繧ゅ>縺?〒縺吶?ょ?驕守ィ九r謖?ー弱☆繧後?縲∫」
通行人「な、なんだ・・・?」
通行人「何言ってんの・・・?これ・・・」
少女は周囲の反応を気にする事なく、一方的に話し続けた
少女型ロボット「蜑ッ讌ュ閠?r蜍滄寔縺励※縺?∪縺 邨碁ィ薙′縺ゅ▲縺ヲ繧ゅ↑縺上※繧ゅ>縺?〒縺吶?ょ?驕守ィ九r謖?ー弱☆繧後?縲∫」
彼女の行動は一定の言語を繰り返すだけで、人々に危害を加えるといった事は一切しなかった
安全性を確認した政府は彼女を回収し、しかるべき研究機関へと送った
彼女のメッセージを解読するために──
〇大きい研究施設
研究機関には世界中から様々な分野のエキスパート達が集まった
科学者、言語学者、芸術家、哲学者──
様々な視点から、彼女のメッセージを解読しようと試みたのだ
〇魔法陣のある研究室
初めの頃は彼女の話す道の言語に混乱したが・・・
次第に言語のパターンを理解できるようになり、解読への糸口をつかむことができた
そして三ヶ月後──
政府関係者「ついに、彼女の言葉が解読できるのですね?」
言語学者「ええ、翻訳マシーンが先ほど完成しましたので、早速解読したいと思います」
哲学者「ついに地球外知的生物の思想の片鱗に触れられるというわけですな」
科学者「では・・・スイッチを押しますよ?」
科学者は彼女に向けて、翻訳マシーンを向けた
少女型ロボット「副業者を募集しています 経験があってもなくてもいいです。全過程を指導すれば、簡単に習得できる。 勤務地と時間に制限は──」
政府関係者「・・・・・・・・・」
政府関係者「・・・・・・ス・・・」
「スパムじゃねえか!!!!!!」
まさかのオチの切れ味と、それまでの落ち着いた空気感とのギャップがありすぎますww ホント気持ちのいいショートショートですね!
前半は、すごいハイスペックなロボットがやって来たのか!
現実の世の中もこんなふうになったらもっと便利になるのかなあ☺️なんて夢を抱きながら読んでいたけど迷惑極まりないロボットでずっこけました😂
研究者たちは、もっとずっこけたんだろうなあと思います😂
世の中、無理して知ろうとしなくていいこともある、という見本のようなお話でした。まだ一人だからいいけれど、スパムちゃんたちが大挙してやって来たら迷惑極まりないですね。