殺し屋、出勤中。

吹宮良治

エピソード21(脚本)

殺し屋、出勤中。

吹宮良治

今すぐ読む

殺し屋、出勤中。
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇組織のアジト
不破誠「・・・どうしてここに金が」
不破誠「岩重君子・・・」
不破誠「・・・眠らされてるだけか」
新堂信明「ミリサイズの発信機で欺くとはさすがだな、不破」
不破誠「・・・ボス」
新堂信明「岩重君子から、結城あかりの始末料をもらってなかったんでな」
新堂信明「とんずらされる前に少し眠らせて金を頂いてたところだ」
不破誠「・・・・・・」
新堂信明「お前には心が痛い話だが、さっき灰島から連絡があった」
新堂信明「結城あかりの始末が完了したとのことだ」
不破誠「!」
新堂信明「できればお前にやり遂げてほしかった。 やはり潜入調査というのは荷が重すぎたか」
新堂信明「お前は、ターゲットに感情移入しすぎた」
不破誠「・・・・・・」
新堂信明「まだ灰島はお前を狙っている。気をつけろ」
不破誠「・・・・・・」
新堂信明「殺し屋同士の争いは私も望んでいない」
新堂信明「しかし、お前は殺し屋のルールを破ってしまった。 俺にも止められない」
不破誠「・・・・・・」
新堂信明「死ぬなよ、不破。 またここでお前と会えるのを願っている」
不破誠「・・・ボス」
新堂信明「まだお前の力が必要なんだ」
不破誠「・・・ボスですよね?」
新堂信明「何がだ?」
不破誠「会社にファックスを送ったのは」
新堂信明「・・・・・・」
不破誠「磯ヶ谷と手を組んでいたのは、ボスですよね」
新堂信明「・・・・・・」
不破誠「よく考えてみれば、俺が会社に潜入できたのも、会社側にこっちの組織と通じる者がいたから」
不破誠「それが磯ヶ谷だった」
新堂信明「・・・・・・」
不破誠「倉庫の隠し扉のこともボスなら灰島から聞くことは可能」
新堂信明「・・・・・・」
不破誠「・・・ボス、会社にファックスを流して、俺を社会的に抹殺しようとしましたね」
新堂信明「・・・・・・」
不破誠「答えてもらえませんか」
新堂信明「・・・不破。 今回の案件を一番最初お前に話した時、何と言ったか覚えてるか?」
不破誠「・・・・・・」
新堂信明「お前が今までやってきたことを全て警察に流す。 それが組織を抜ける時のルールだと」
不破誠「・・・・・・」
新堂信明「お前は組織を裏切ったんだ。 俺はそれに従って行動したまで」
不破誠「・・・・・・」
新堂信明「・・・残念だ」
不破誠「ならなぜ警察に流さない」
新堂信明「・・・・・・」

このエピソードを読むには
会員登録/ログインが必要です!
会員登録する(無料)

すでに登録済みの方はログイン

次のエピソード:エピソード22

コメント

  • 面白いです

成分キーワード

ページTOPへ