エピソード40(脚本)
〇屋敷の大広間
?「あはははは、死んでください父上!!」
?「あはははおてんば娘め!! 誰に似たんだ?」
〇日本庭園
?「あははは、死ねやクソ兄貴」
?「お前主君の影響受けすぎだろ」
?「甲賀流忍法、『黒鉄扇』」
?「オイオイ そうゆう超常現象的なのは伊賀流の奴らの特権だろ」
?「ってゆうかよぉ」
?「お前、なんで甲賀流名乗ってんの?」
?「女の、お前が」
?「そうだ、私は、女だ」
?「へぇ、昔みたいに『自分は男だ』 とは言わなくなったんだな」
?「あぁ、 私はもう甲賀に認めてもらわなくてもいい」
?「私は私の主人の幸福の為にのみ生きる」
?「あはは、じゃあ」
?「甲賀流を名乗るな、愚昧」
?「────分かっている ”余計なお世話”だ」
「──あははははは」
〇屋敷の大広間
ナナシ(ダメだ、ぜんぜん参考にならん)
?「刀を、抜けぇ!!」
?「アッハッハ、抜かせてみろよ」
?「牢断ち斬り”8連”」
?「なんだそりゃ」
?「なんで、当たらない!!」
?「そりゃテメェ、刀に”使われてる”からだ」
?「『妖刀』の使い方がなっていない」
?「それは、お前が!!!!」
?「教えなかったからだろ!!!!!!」
ナナシ「妖刀・・・・・・?」
?「なぜだ父上! なぜ私に”継がせてくれなかった”!!」
?「逆ギレするな──そんなコトは 蔵から勝手に刀を持ち出した理由にはならん」
?「なぜですか、父上 私には、才能が──」
?「あった、『弟』より確実に」
?「だがお前の才能は、強すぎた」
?「お前は妖刀に入り込み過ぎる」
ナナシ「妖刀に入り込み過ぎる?」
?「──仕方ねぇな」
(やっと抜いた!!)
?「教えない方がかえって危ねぇからな」
?「あーそもそも妖刀っつうのは、 ”人を殺したがる刀”だ」
?「持ち主の気分を高揚させて、 思考を狂気に染め上げる」
?「人間ってのは不思議なもんでな、感情が昂ると肉体の『タガ』が外れる」
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