一話(脚本)
〇洋館の廊下
なんか・・・言い過ぎたかな・・・
なんだか、私、衣図のこと困らせてる?
ものすごいもやもやする。
いや、それ以外。
亜図(あず)「ま、まあいいわ」
〇貴族の応接間
亜図(あず)「お母様、帰らせてきました」
母親「話があるのよ」
亜図(あず)「はい。お母様、なんですか?」
母親「お嬢様には一人しかなれない。 だから衣図様と亜図様で決めてほしいのよ」
亜図(あず)「わかりました。衣図様と決めてきます」
〇貴族の部屋
亜図(あず)「衣図様!話があるわ」
衣図(いず)「なんでしゅか?」
亜図(あず)「いい加減泣き止んでほしいわ」
衣図(いず)「あ、ありがとうございます・・・」
で、話を伝えた
衣図(いず)「で、でもわたしお嬢様なんかになりたくない! 今だってそんなんじゃなくてしっかり学校にも行きたいし友達もほしいし!」
衣図(いず)「敬語も様付けももうあきた! ねっ!亜図!」
亜図(あず)「そうだ! たしかに、、、」
心の突っかかりが取れた。
こうやって敬語なんて辞めて話すと、とっても楽しい。
衣図(いず)「よし!ねえ!メイドに言おう! そしたらきっといい服もある! こんな服飽きた!」
亜図「これかわいい・・・」
衣図「ねーっ!お姉ちゃん!」
すごい・・・こんなに楽しいんだ・・・!
亜図「衣図ーっ!外行こう!」
衣図「そうだね!」
end