オヤコドン・オブ・ザ・デッド

情無合成獣スフィアマザコンザウルス

接触編パート4(脚本)

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〇病院の待合室
橘宏美(柳生花凛(やぎゅう・かりん)って事は、彼女が摩耶さんの娘の・・・)
橘宏美(母親とは似ても似つかない・・・いや、瞳の色は同じだけど、全体的な雰囲気は真逆だ・・・)
柳生花凛「ママ!!無事だったんだね!!よかった・・・よかった・・・!!」
柳生摩耶「花凛ちゃんも・・・よく無事だったわ」
柳生花凛「街で買い物してたら、友達があのバケモノに襲われて・・・!!」
柳生花凛「それで、残った皆と逃げて、ここに・・・」
柳生摩耶「それは・・・大変だったわね」
柳生花凛「うう・・・っ」
橘宏美(・・・・なんだ、見た目はケバいがいい子じゃないか)
柳生花凛「・・・で」
橘宏美「・・・」
柳生花凛「こいつ、誰よ?」
橘宏美「・・・えっ、俺?」
柳生花凛「他に誰がいるのよ?タコメンチ」
橘宏美(タコメンチって何・・・!?)
柳生花凛「ママの彼氏?ふん、あんたもどーせママのお金目当てで近づいて来たんでしょ」
柳生花凛「でも残念でした!!ママはもう実家とは関係ありませーん!!」
柳生摩耶「やめなさい花凛ちゃん!!この人とはそんな関係じゃ・・・!!」
橘宏美「そ、そうそう!!だって今日会ったばかりなんだし・・・」
柳生花凛「会ったばかり?どーゆー事よ」
柳生摩耶「ママがゾンビに襲われてる時に助けてくれて、ここまで一緒に来たの。それだけよ」
柳生花凛「・・・ふーん」
橘宏美「・・・・・・」
柳生花凛「・・・・・・」
柳生花凛「・・・くすっ」
橘宏美「な、なんです・・・」
柳生花凛「いや、これなら安心だと思ったの。アナタ、そんなにガッツいてなさそーだし」
柳生花凛「そんな度胸のある人には見えないもん、どちらかというとお人好しってカンジ♪」
橘宏美「は、はい!?それどういう意味で・・・」
柳生花凛「・・・そ、れ、に」
橘宏美「・・・えっ?」
柳生花凛「アナタみたいな”かわいい”オニーサン ・・・すっごい好み♡」
橘宏美「・・・・・・!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
  ・・・それが、宏美のファーストキスであった。
  非モテの妄想するシチュの一つであり、まあ夢のような展開である。
柳生花凛「あはっ!!照れちゃって♪ ますますカワイイ・・・♡」
  しかしながら、衝撃である事には変わりない。バグで固まった宏美の脳が再起動するまで、一秒かかった。
橘宏美(・・・ファーストキスの相手がこういう小悪魔サキュバスみたいな感じの娘なのは嬉しい、まあ嬉しいよ、うん)
橘宏美(でも・・・それはそれとして前言撤回!! やっぱ似てないわこの母娘!!!!)
柳生摩耶「かっ、花凛ちゃん!! あなたなんて事を・・・!?」
柳生花凛「あははっ、今のでわかった。このオニーサンは安全だわ」
柳生花凛「・・・・・・”あいつ”と違ってね」
柳生摩耶「・・・・・・ッ」
橘宏美(・・・あいつ?)
柳生花凛「改めまして、あたしは柳生花凛!! 14歳中二、ママ共々しばらくよろしく♪」
柳生花凛「・・・かわいいオニーサン♡」
橘宏美「・・・ッ!!」
???「お前ぇっ!!何デレデレしてんだ!!!!」
橘宏美「!!」
  今度は何だ?そう驚き、怒号のする方向を向く宏美。
  そこには、怒りの表情でこちらをにらみつける一団がいた。髪と瞳の色からして、北欧系の外国人だろう。
  そして────宏美は彼等の事を知っていた。
  いや、知らない方がおかしいだろう。
橘宏美「あなたは・・・アダド・アダムス」
アダド・アダムス「ほう、私を知っているか小児性愛者め」
  人道同盟────別名・ヒューマニティー・ナウ代表「アダド・アダムス」。
  26歳。国籍・イギリス。
  世界的セレブを親に持ち、某有名大学を首席で卒業した彼は、その甘いマスクと高潔さから「イケメンすぎる活動家」として有名だ。
  そして彼の率いる人道同盟とは、人間に生まれた事、それ故に貫かなければならぬ「人道」的行動を是とし──
  それが蔑ろにされる現状に警鐘を鳴らし、様々な活動を行っている。具体的には環境保護活動や、各種ボランティア運動等。
橘宏美(これだけ聞けば善良な慈善団体と、それを率いるイケメン活動家・・・)
橘宏美(が、ネット民からすれば、道徳的正義を振りかざして日本のコンテンツ・・・特に美少女コンテンツに文句をつけてくる外圧集団)
橘宏美(おまけに、捕鯨や食肉、法律にまで文句をつけて、国連や世論を利用して外圧をかける・・・ネット民の敵の合体怪獣みたいな奴らだ)
橘宏美(日本の捕鯨に抗議しに来たとか言ってたけど、まさかこの街で出くわすとは・・・)
橘宏美「・・・それで、なんなんです」
活動家「しらばっくれるな!!お前今、そこの少女と何をしていた!?」
活動家「はっきり見たからな!?お前は今未成年を相手にキスをしていただろう!!」
柳生花凛「はあ!?ちょっと待ってよ!!今のは私からしたんだけど!?」
アダド・アダムス「ご安心をお嬢さん、この外道に脅迫でもされているんでしょうが・・・」
活動家「この腐れ外道は我々が始末しておきますので!!」
柳生花凛「何よこいつら・・・話が通じないんだけど・・・」
橘宏美(そりゃそうさ、こいつらの中では「悪の小児性愛者を成敗する」ってストーリーが出来上がってんだから)
活動家「おらっ!!お前はこっちに来い!」
橘宏美「な、何すんだよ!?」
アダド・アダムス「決まっている・・・お前をこの病院から放り出すんだ」
橘宏美「はあ!?外にはゾンビが・・・!!」
活動家「だからに決まってんだろ!!お前みたいな小児性愛者野郎、ゾンビに食われちまえばいいのさ!!」
アダド・アダムス「子供に興奮した事を後悔するんだなロリコン野郎、お前なんか死んでもいい」
橘宏美「う、ウソだろ・・・・・・!?」

〇黒

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