第一話[転生先は魔王!?](脚本)
〇貴族の応接間
!注意!
本作品は二本目の駄作かつn番煎じです!
戦闘もあればBL要素もあります!
広いお心でお読み下さい!
〇渋谷のスクランブル交差点
彼の名前は小梛大翔[こなぎ ひろと]。
どこにでもいる普通の日本人だ。
彼がいつもの様に交差点を歩いていた時だった。
それは本当に、突然で。周りの人間が気付けなかったのもムリはなかったのだ。
キキーーーッ!
小梛大翔「えっ.......?」
彼の元にトラックが突っ込み彼はその衝撃で吹き飛んだのだが、彼が状況を読み込む前に彼の意識は途絶えたのだった。
〇黒
〇仮想空間
次に彼が目を覚ますと病院の天井でも家の天井でも無い、知らない空間が広がっていた。
小梛大翔(ここは...?何処だ...? というか俺の身に何が起きたんだ...?)
と、彼がキョロキョロと辺りを見回していると突然空から声が聞こえた。
お前は我らの間違えで死んでしまった人間だな?
小梛大翔「誰だ!?」
驚いた彼が問うと案外声は簡単に答えてくれた。
私はお前達人間が神と呼んでいる者だ。
お前は我らの手違いで死んでしまったのだ。
生き返らそうにもお前達の世界ではお前は死んでしまった事になっていてな。
故にお前を別の生へと変えてやろうと思うのだ。
と、自称神は言った。
小梛大翔「え!?マジ!?まさかの夢にまで見たファンタジー展開!?」
う、うむ。ふぁんたじー展開?と言う物かは分からんがそういう事にしておこう!
転生先は此方で決めさせて貰ったぞ!
次のお前人生は病気も怪我も無い生命体だ。
何か言いたいことはあるか?
小梛大翔「言いたいことなんてないない! 病気も怪我も無い生命体なんだろ?勇者とかか?」
それは転生してからのお楽しみと言う奴だな。
精々次の生を楽しむがいい。
と、自称神が言った途端、彼の意識はまたも途絶えたのだった。
〇黒
〇貴族の応接間
次に彼が目を覚ました時に目の前に広がっていたのはまたもや知らない天井だった。
「ん...、ここは...?」
おや?と自分の声がいつもとは違う様に感じた。
そして思い出した。神と名乗る男?女?に転生をさせて貰ったのだと。
(まぁ、取り敢えず顔を確認してみるか。 声的に今世も男ではあるらしいしな!)
と、彼が鏡を探していると突然手元に手鏡が出現した。
驚き、手鏡を見た瞬間だった。
鏡には今世の自分の姿が映っていた。
その姿や雰囲気で一瞬で察してしまった彼は心の中で叫んだ。
ラドック=ユークリウス「今世の俺、魔王じゃね!?」
第一話
転生先が魔王!?
ー完ー
転生する前に、一応神様からガイダンスを受ける部屋があるんですね。「我らの手違いで死んだ」とか「病気も怪我もない生命体」とか、丁寧な説明の割に転生先を教えないところが面白かったです。ところで、「我ら」ってことは神様チームみたいのがあるのかな?