幼馴染みの告白練習台は...僕!?

いちごらて

第一話 {静と勇輝}(脚本)

幼馴染みの告白練習台は...僕!?

いちごらて

今すぐ読む

幼馴染みの告白練習台は...僕!?
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇高い屋上
  !注意!
  本物語は初投稿かつBLです!文章力が皆無な上、内容もn番煎じです!
  どうか広いお心でお読み下さい!

〇住宅街の道
  彼は月陰静[つきかげ そう]。
  この物語の主人公でとある学園に通っているごく普通の高校2年生。
  彼には保育園からの長い付き合いになる幼馴染みがいる。
  彼らは毎朝共に登校していて
  今朝も静は隣の幼馴染みの家に向かった。

〇一軒家の玄関扉
  彼は幼馴染みの家に着くといつものように呼び鈴を鳴らした。
  ピンポーン
「はーい!静だろ?ちょっと待っててくれ!」
  と、いつもの如く間延びした返事が返って来る。
  静が言われた通り扉の前で少し待っていると
  ガチャッ
陽光勇輝「待たせて悪い!捜し物してたんだ!」
  と、勇輝が玄関から出てきた。
月陰静「大丈夫だよ、そこまで急いでる訳ではないからさ」
陽光勇輝「そっか!なら良かった! じゃあ、そろそろ行くか!」

〇住宅街の道
陽光勇輝「そういえばさ、昨日のクイズ番組見たか?」
月陰静「昨日はテレビ見てないなぁ... 何やってたの?」
  静が聞くと待ってましたと言わんばかりに勇輝は昨日見たテレビで得た知識を事細かに話し出した。
陽光勇輝「俺が見たのはクイズ番組だったんだけど、〇〇が〇〇になるらしいぞ!」
  勇輝は話し上手で静は聞き上手。
  故に保育園の頃から勇輝の周りには人がたくさん集まりやすく彼の周りはいつも明るい雰囲気だ。
  だが、何年経っても勇輝は静に話を聞いて欲しがるのだ。
  故に高校生になっても勇輝は静の傍でたくさん話をしてくれていた。
  勇輝の話は面白い話が多く、静は勇輝の話を聞いていて飽きたことなど無いと言えるほどだ。
  静は高校生になってから勇輝の話を聞く度に
月陰静(こんな楽しい時間も高校を卒業したら終わっちゃうのかな...)
  と、そう思うようになっていく日が多くなった。そんな考え事をしていると、
陽光勇輝「おい静、大丈夫か?急にボーッとし出したけど」
  と、心配そうな顔をした勇輝が顔を覗き込んでいた。
月陰静「わっ!ごめん、ちょっと考え事してた... そんなことより学校着いたよ!」
陽光勇輝「まぁ、静がそう言うならいいけどさ、何かあったら言えよ?」
月陰静「うん、ありがとう!」

〇教室
  キーンコーンカーンコーン
  キーンコーンカーンコーン
  二人が学校に入り、席に座ったタイミングを見計らったかの様なタイミングで予鈴のベルが鳴る。
月陰静(余裕を持って家を出たつもりだったんだけど... 考え事しながら歩いてたからかな...)

〇教室
  ー数時間後ー
  キーンコーンカーンコーン
  キーンコーンカーンコーン
月陰静(やっと授業が終わった...)
陽光勇輝「静、お疲れ! なんか今日授業時間長く感じたな!」
月陰静「あ、勇輝、 勇輝もお疲れ様 確かにいつもよりは長かった、かも」
  すると突然勇輝は周りを見回し教室に誰もいないことを確認して、少し真剣そうな顔をして
陽光勇輝「なぁ、静に聞いて欲しいことがあるんだ」
  と言った。
  その顔を見て静もつられて真剣な顔になり
月陰静「どうしたの?何か相談でもあるの?」
  と聞いた。
  それに対し勇輝は静が想像もしていないことを言ったのだ。
陽光勇輝「俺、好きな子がいるんだ」
  と。
月陰静(............ん?)

〇空
「えぇぇえぇええぇえ!?」
  静は今迄に無いほどの大声で叫んでしまったのだった。
  第一話
  静と勇輝
   ー完ー

次のエピソード:第二話 {勇輝の告白}[急遽ですが最終話です。]

コメント

  • 名前の通り、物静かで聞き役の静と明るくて人気者の勇輝のコントラストがいい感じですね。もしいつか静が思い切って自分の気持ちを打ち明けても、幼馴染としてのいい関係も失ってしまうから難しいんですよね。切ないなあ。

  • 和やかな男子2人の会話から、とても自然にその空気感が伝わりました。勇輝への想いがあるとすると最後のシーンはとんでもなくショックだっただろうけど、これからの展開に期待大です!

成分キーワード

ページTOPへ