No.6 闇の中の真実①(脚本)
〇テーブル席
佐香「ダークウェブってさ、 表向きは今、結構ニュースとかで、 よく話題になる闇バイトの掲示板が主なんだよね」
佐香「まぁ、ダークウェブで表向きってのもおかしいけど」
佐香「その掲示板が表なら、裏には何があると思う?」
しづま「・・・・・・闇バイトよりヤバいもの」
佐香「まぁ、簡単に言えばそうだね」
佐香「政府の国家機密、そして」
佐香「人間の正体」
しづま「正体?人間は人間じゃないのか?」
佐香「うん、だからそれは誰だか分からない、人間がどんどん後世に、伝言ゲーム感覚で伝えて言っただけで」
佐香「学校で習ったり、教科書で載ってるような、猿から進化したみたいなのは、ある意味一種の洗脳だね」
しづま「は!?じゃあ、俺たちの正体は何なんだよ!」
しづま「それに、本当にその裏のページなんてあるのか?」
佐香「裏なんて本当にあるか?そう思うよね」
佐香「だって、そもそもこのダークウェブ自体が、」
佐香「開いたらウイルスに感染、 電話番号、メールアドレス、クレカの番号を抜き取られる」
佐香「さらには、家電量販店でも注意を促すぐらいだ」
佐香「そこまで世間が、ヤバい印象をそこら中に、植え付けてたら、常識人は閲覧しないでしょ」
佐香「まぁ、そこが政府の狙いなんだけどね。 これも一種の洗脳の類だよ」
佐香「頭おかしいヤバいやつらなら、見られた所で狂ってる奴らだし、常識人からしたら、頭おかしいこと言ってるとかで済まされるでしょ」
佐香「そして、あまりにも、ヤバければ逮捕されるだけ」
佐香「だからこそ、その存在が未だに公にはバレてないんだよ」
佐香「で、そろそろ入り方の説明しようか?」
しづま「あ、ああ・・・頼む」