人生物語 1冊目 中編(脚本)
〇総合病院
病院にて──
〇集中治療室
水瀬 凛華「早苗・・・」
深山 怜奈「早苗はッ!」
この人は深山怜奈さん。
早苗のお母さんだ。警察官をしている。
水瀬 凛華「怜奈さん・・・ 早苗は一命は取り留めたみたいなんですが、 目を覚ますかどうかは分からないってッ!」
深山 怜奈「早苗ッ・・・」
〇英国風の図書館
水瀬 凛華「これが昨日あった出来事だよ・・・」
神野 詩穂「なるほど・・・ それで、その河合愛菜さんの人生物語を 手に入れてどうするおつもりですか?」
水瀬 凛華「・・・アンタに関係ないだろ」
神野 詩穂「そうですね。 もし、復讐をしようとしてるなら・・・ 辞めた方が身の為ですよ」
水瀬 凛華「はぁ?何でそんな事アンタに言われなきゃ いけないんだよ!」
神野 詩穂「ただの忠告ですよ」
神野 詩穂「どうぞ。河合愛菜さんの人生物語ですよ」
水瀬 凛華「ありがとうございます」
水瀬 凛華「あの・・・これに書いてある未来って・・・ 実現するんですか?」
神野 詩穂「そうですね〜・・・ 神のみぞ知ることですかね?」
水瀬 凛華「・・・なるほど・・・ 分かりました。ありがとうございます」
奏音「宜しかったのですか?」
神野 詩穂「何が?」
奏音「河合愛菜さんの人生物語を見せてしまって」
神野 詩穂「良いのよ」
神野 詩穂「だって・・・人生物語の未来は・・・ ⬜︎⬜︎⬜︎⬜︎のだから」
まさかの伏せ字でしたが、どんな事情があるのか気になりますね!