〇近未来施設の廊下
　　可能にとって表面の意識を探索している時に知った
紫乃　音（放っておいてくれないか、わたしを）
　　そう思っている紫乃の意識が見えた時
　　いきなり可能の意識は紫乃の人格から遮断される
紫乃　音（紫乃の意識の中 ―　そうはいかないのよ。紫乃、あなたはなん時も　― ―　あたしの時間を奪って以来　―）
　　最後の言葉になった

〇個別オフィス
ー－－－「タックスヘイブン（　租税回避地　）に沖縄を使っていた。治外法権であり」
ー－－－「そして通常はアメリカと同じ税金を出さなければならない」
　　アメリカが日本へ売りつけた戦闘機などの兵器その買い取り金を紫乃がそのままアメリカ国民の金を横領して懐に入れている
　　その様相は企業の行う法律上の租税回避とはある意味それも違法ではないしかし紫乃は完全に黒い手段を取っている
私加「米軍の兵器産業における工場生産の総量をギルが決める。それをアメリカ議会が飲み現場で使用する」
沙　可能「その上西側の息のかかる地域から危機を煽りあるいは危機を起こしその地域の紛争需要から」
沙　可能「アメリカ一強になっている 現在の武器供給は紫乃が起こしているテロに近い地域運用工作」

〇荒廃した街
　　一般の兵士ですらチェンバーを使えていて

〇個別オフィス
私加「そうだ、それが今この地上で起きているマッチポンプ方式の紛争であって中華も参加している」
私加「それは地獄のような様相を見せている」
　　国際憑依グループ中国太平洋統一部門の上司、私加との会話
沙　可能「そして、わたしに紫乃をどうしろというの？」
私加「「　ギル・アンバ―はアメリカ企業群の一部で私の管轄外になる　」」
沙　可能「ギルは殺すなということか。金そのものなのか？」
私加「テロに工作している部門の親そのものが紫乃　音で米国に入る兵器の売り上げを」
私加「アメリカ国民に使われるはずのそれにかかる国税をちょろまかしている女だ」
沙　可能「ヨーロッパなどの西側の軍事の当事者はどうなってるの」
私加「しらぬ存せぬを通している、権力の腐敗そのものでと言ってアメリカからの強力な武器手段からなる」
私加「部隊のチェンバ―システムを引き上げる訳にはいかず」
　　友世がこの場にいる
友世　文史「実情日本国民の感情は紫乃に感謝している。日本東京市民も黒い炎の犠牲になりそれも受け入れるという」
友世　文史「アメリカ寄り右派と親とも日本を滅ぼす犠牲の要因になったとするアメリカにとって過激左派に分かれる」
沙　可能「あなたの立場は？」
友世　文史「私はこの国民のなかでは中国寄りのより過激な紫乃の死亡報告を待つ部類になる」
沙　可能「可能は会話を止め国際憑依の息のかかっている ビルでは禁忌とされる行為である鬼（　意識を読み取る霊透視　）をあえて行う」
　　これはあくまで私事も絡んでいる怒りに任せて行う行為では無い、事前に私加に命令されたもので
　　一国の政府政治家の意識をその上で探った
　　友世は単純な感情ではない事は経験から友世の年齢だ
　　その上で日本のトップの政策や国防の機密まで探り取ることには友世に会う前に大臣秘書官から止められている
大臣秘書官（―　もし、機密を手に入れた場合さらに　―　それ以上の脅しも言われている）
　　証木　悟というイメージフラッシュを生んでいた天才も現在清華大学に海外赴任教授として在籍しており

〇近未来の通路
　　清華大学では
　　意識にいたるまで研究をした恩師でそのイメージフラッシュの補足脳の実地臨床例として
沙　可能「わたしが依願してみます。人間の霊の意識の未知の世界にまで踏み込んでみせます」

〇個別オフィス
　　日本人との関りもあったが
私加（この悪魔の肉体を与えた）
私加（心臓が取り出されなお生きている事はある意味、そして人間の思考に介入できる究極の人類の誕生と言える）
私加「私加は思ったのには」
私加「彼女は科学が産み落とす事に成功したある意味では神に近い存在だろう 　当人が気が付いていないのか？」
　　さらに可能は思考を読み進めた
沙　可能（事の始まりの元凶、月葉　甲斐は今どこに？）
　　可能にとってはそれも知りたかった
ー－－「人間の意志は超自我いわゆる自然とつながる意識それに自我という言葉と視覚の本能へつながる欲求意識がある」
ー－－「可能はそこの本能にアクセスして言葉の重複層を イメージフラッシュで音声化し同化する、動物の本能を全て解析した」
　　『　巨大なデータを持っている　』で人間の動きを
沙　可能「「　―　今では眼球の網膜の収斂だけで考える事は80%の確率で分かる　―　」」

〇近未来の通路
証木　悟「証木　悟の言葉は「　それがイメージフラッシュの補足脳つまり動きの言語化　」」

〇個別オフィス
　　友世のある程度にまで入ったが機密に当たることは知っているがあえて無視した
　　しかしザンザクロスの全貌が知れた程度で無かった。彼も疑問に思っていることはあったしかも
沙　可能（ギル・アンバ―ですらアメリカの骨幹に至ってない。??月葉は、、、どこに）
　　話し合いは終わった
沙　可能「握手を交わして言う。 「　なんて言っていいのか。あたしには手が出るのは意識までで軍事現状は　」」
友世　文史「この話自体世間に出たとしても紫乃へのバッシング程度でそれもマスメディアよりはあなた達、憑依グループも表に出ない存在で」
友世　文史「まあ生きていればお互い何とかチカラになる」

　　VOICEVOX 使用
　　#波音　リツ　#春日部　つむぎ
　　#玄野　武宏（ツンデレ）#麒ヶ島宗麟