沙 可能の後(脚本)
〇ビジネス街
ナイフで刺された心臓が
心臓は一気に飛び出しつつ可能がくらいつく
沙 可能「やられるかあ!」
ー--「男はしたたかにふいを突かれ刺さっているそのナイフを逆に可能は掴む」
沙 可能「さらに自分の血にまみれた心臓を」
掴んで殺そうとしている相手の顔へ可能はまさか叩きつけた
心臓の血管が引き伸びる
男が退いた
ー--「目に可能の血液が入った事もあって殺人の依頼を受けた元軍人の男は 可能が半人造人間という報告書類は無い」
その為油断したこともあったがしかし
心臓が露わになってまで反抗してくるなんてのは
沙 可能「可能の意識は」
沙 可能「「 - おめでとう!! - 」 なぜか清華大学へ入学が決まったときの 祖母の拍手と言葉が頭の中で思い出す」
沙 可能「可能は長刃ナイフを自分のものにした」
肺も潰れている為、声にならない声を上げ全員の
ー--「肺も潰れている為 声にならない声を上げ全員」
ー--「数人の男を殺し」
始めて人を殺した。それも5人もの男達を。
その場の駐車場で可能は倒れる。
ー---「警察の車両と 救急車内では」
〇車内
救急隊「「 運がいい、傷も無い 」」
〇謎の部屋の扉
〇殺風景な部屋
救急隊「沙さん。脳波は正常です。心臓も活動中、血中酸素は正常」
可能は髪を降ろした姿の部屋着姿で目を暗くした
(憑依グループからの届けで鬼を見る力も復活し)
その時、初めて本気で泣いた
「巨額の金を持つ資産を持つ家に生まれな人として尊厳は奪われた」
結婚すらしていないものの
彼もいて幸せだったはずが
沙 可能「最高位の霊能力にまで利用できるエリート国際スパイのあたしが」
自覚していた為その姿は屈辱も尋常ではない
「同時にこの人殺し劇の( といっても彼女が死ぬという事態はありえない )」
「確信犯のギル・アンバーと紫乃 音の意識と会話も」
沙 可能「ワールドサテライトの情報があたしの補足脳の中へ入ってくる、、、」
彼女の肉体へ埋め込まれたイメージフラッシュ回路にもすでに流れていて
紫乃の姿が意識の中に見え
しかし
その屈辱心とは違う相打って反した感情が
それは
沙 可能(必ず殺してやる、、、、、、)
紫乃の意識へ自分の意識を流し
会話していた
紫乃 音(あら、、、)
沙 可能「怒りが沸くのはあたしが 人間の証拠だ、、、」
紫乃 音「そうかしら」
沙 可能「復讐してやる アメリカも二ホンもアンバーも紫乃もズタズタに引き裂いてやる」
可能の意識に人としてあり得ない屈辱と怒りが植え込まれ
紫乃にとって意外性
ー--「― 可能にはその復讐できる能力は紫乃が判断する以上に、、、」
VOICEVOX 使用
#春日部 つむぎ
#波音 リツ